一昨日の夜、大好きな方の訃報が入った。
ボーカルで全曲参加させていただいた
『Consolation 5』の作詞・作曲者でもいらっしゃる、
水島裕先生(元参院議員・元聖マリアンナ医大教授)が、
お亡くなりになられた…とのこと。
あまりにも突然過ぎて、
実はまだ、まるで実感がない。
☆☆☆
水島先生は、不死身のような気がしていた。
いつも若々しくて、
音楽のお話をなさる時は、
瞳を輝かせていらした。
「あみさん、あみさん」
と、とにかく可愛がってくださった水島先生。
CDができた時、銀座のヤマハで
店頭コンサートをさせていただいた。
それから、デパートでも。
デパートの控え室に、
ピアニストの豊嶋裕子さんと3人でいた時のこと…
水島先生は、
「何だか、こういうの…
どさ回りみたいで、おもしろいですね」
と、一番、楽しそうになさっていらした。
可愛らしい笑顔が、忘れられない。
水島先生のような方には、
デパートの控え室みたいなところは
かなり新鮮だったみたい。
「どさ回り」という表現も
やけに気に入ってらした。
☆☆☆
いつでも、レディとして、
大事な宝物のように
丁重に扱ってくださった先生。
打ち合わせの後は、
必ず、お付きの方の車で
仕事場に送ってくださった。
先生のお傍にいると、
まるで王妃になったような気分を
味わえた。
☆☆☆
先生も…
何にも言わないで
逝っちゃった…。
淋しいな。
淋しいですよ、先生。
☆☆☆
きょうは、ドイツレストラン『パウケ』で歌う。
水島先生も、時々、いらしてくださった『パウケ』。
そう言えば…
先生にお目にかかるきっかけになったのは
『パウケ』だった。
ぶっちさんとT本さんが
水島先生と引き合わせてくださった。
もう一度…
会いたいな、先生に。
先生…
たくさん、たくさん、
ありがとうございました。
心から、お悔やみ申し上げます。