3/31「桜もちな気分」

エスティーローダーの店員さんの爪が、ウキウキするような「春色」だったのに
魅せられて、思わずマニキュアを購入してしまった。
嬉しくてうれしくて、鏡に映る「春色」の爪ばっかり眺めては「うふふ〜」と喜んでいる。


私はだいたい、好みのピンク色を見つけるとジ〜ッと眺めてしまう。

夕べの古坂るみ子さんの衣装も淡い桃色だったので、るみ子さんの美しい顔と
交互に穴が開くほど眺めてしまった。

「メビウス」でなっちゃんにもらったブーケも桃色だった。
玄関、リビング、洗面所、キッチン…至るところに桃色やピンクの花だらけ。
しあわせ。
よ〜し、決めた!明日の女子大の入学式では2枚ともピンクの衣装を着よう!!
家族に「パー子」とか「ピンクオバケ」とか言われるけど、やめられそうにないや。

岡山では桜…咲いてるのかな。
桜色も美しいよねえ。
そう言えば、昨日は友人にもらった「桜もちの香り」の入浴剤を試してみた。
優しい桃色のお湯は、確かに「桜もち」の香りがする。
先日の「メビウス」で着た、私の衣装のテーマは「道明寺」だったので
(皆に笑われたけどね)タイムリーだ^-^
トロトロ成分が入っていたので、身も心もすっかり「桜もち」のわたくし。

では、「桜もち」な気分でおきゃあまに行ってきます。



3/30「メビウスお礼」

フルート効果かな…夕べは早いお時間から皆さま、ありがとうございました。
いらしてくださる人数には関係ない…と思っておりましたが、やはり最初のステージから
大勢の方にいらしていただけると、普段にも増して元気になれる気がしました。
昨日は持参していたCDも完売となり、幸せです。
(これは、ポストカード効果かな…色っぽくて、あみちゃんじゃないみたいでイイ!と
久美ちゃん作の新ポストカードが好評でした。
喜んでいいんだか、悪いんだか…。)

それにしても、石井幸枝ちゃんのフルート…素敵でしたね。


メビウスのゲストミュージシャンは、全てはるさんに任せているのですが
おかげで素晴らしい方に出会えて記念すべき一日となりました。
「前からあみちゃんの歌にはフルートが合うと思ってたのよ!」と友人にも
言われましたが、多くの方がそう思われたようでした。
はるさんのフルート用アレンジも良かったですね。
幸枝ちゃんは、何だか初めて会った気がしないくらい気さくで、一緒にステージに
乗っていて本当に楽しかったです。気取ってない美人さん…です。

昨日は特別、プログラムをあらかじめ組んで臨んだライブでしたが、リクエストが
入ったので、アンコール含めて19曲…でも、あっという間でしたね。
CDには入っていない、はるさんとのオリジナルも歌いました。幸枝ちゃんの
フルートにも合うなあ
そうそう…ウクレレの新曲は「おおシャンゼリゼ」でした。
はるさんの仕掛け…結構笑えましたが、私自身はそれどころではなく…ね、わかるでしょ?

皆さんが帰られてから、スタッフの女の子に、とても嬉しい言葉をかけてもらいました。
アンコール時の会場の空気について…です。
あの感覚は、今のところ、そう何度も体験したことがありません。
一度目は大学4年の時。それが原因(?)で、私は歌い続けていきたい!と思うように
なってしまったのです。
上手く言えないんだけれど、会場の空気がピッタリ合わさる…というか…。
張りつめた空気に気が遠くなりそうでした。

その感覚を、皆さんと一緒に感じられたのは、何よりの喜びです。
涙でぐしょぐしょになった友人に「ずるいよ、最後にこんなの持ってきて」と
文句を言われましたが、文句言うんなら、選曲したはるさんに言ってくださいな^-^

さあ!今度はブルースアレイに向けて、気持ちを高めていきたいと思います。
今夜は『ヴィラージュ』にて、麗しの古坂るみ子さんとご一緒です。
私の友人が付けたあだ名は、ルパン3世の「フジコちゃん」です。
まさしくその通りです!パリ祭でもお世話になってますが、文学座の女優さんでもあります。



「追伸」

書き忘れてましたが、あみぷー、新曲あります。



3/29「今夜はメビウスで^-^」

歌を聴いていたお客様に「そんなムチムチの背中じゃだめだ」と言われた。
ショックのあまり言葉が出てこなかった。
「そうかなあ…そんなに太ってるかなあ…やっぱりダイエットするべきかなあ」と
真剣に悩んでいたら、目が覚めた。

よかった…夢だった。

それでも、気になって仕方なかったので、起きて一番に鏡の前で確認。
それから体重計でも確認。
よかった…太ってなかった。
なら、目の前にあるチョコレートのお菓子…食べてもいいかなあ。
岡山の「MOZART」というケーキ屋さんのもの。これ、大好物なの。
いいや、食べちゃえっ。もしも、きょう死んでしまったら悔いが残る。

CDを聴いてくれた女性から、こんなうれしいメールが届いた。
『ただいま恋愛中・・・アルバムを聞いていると本当にドキドキしちゃいます。
すごくあったかい、部屋中ピンクの空気で満たされています。
幸せな気持ちになります。』

よかったよかった^-^
ジャケットの中に記されている、コピーライター・山本絵里子さんのコピーも
一緒に感じていただけたらうれしいな。
どんなコピーかって…?
それは開けてからのお楽しみ。是非、読んでみて。
『メビウス』でCDと一緒に待ってま〜す。



3/28・II「明日はメビウス!」

ご予約いただいているCDの発送作業…少しずつ行っています。
ちょっと待っていてくださいね。ゴメンナサイ!

来週月曜から乗船する「ぱしふぃっく・びいなす」のボーカルリハでした。
1週間のクルーズです。韓国まで行ってきます。
「普段忙しいんだから、こういう機会にのんびり過ごしたらいいよ」と
ギターの諏訪さんに言っていただきましたが、恐らく空き時間は宛名書きに
費やさなくてはならないことでしょう…。
なかなか盛りだくさんのステージになりそうです。
ギター、ピアノ、バイオリンとボーカル2名。(理恵子ちゃんと一緒)

今宵の「嗣」は満員御礼。歩くのがやっとでした。
チコスを一生懸命応援してくださっている皆さまのおかげです。
有り難いなあ…。熱気むんむんでしたね。

何と!大先輩・青木FUKIさん(アルゼンチン帰り)が聴きにいらしてくださいました。
偶然だったそうです。いや〜、緊張しましたよ…。
FUKIさんにとても嬉しいお言葉をいただきました。シアワセです〜。

さて、明日は『メビウス』ライブです!
何だか、ものすごく久しぶりな気がします。
明日は、私の女友達3人が来てくれるかもしれないので、頼もしい限り。
フォトグラファーの久美ちゃんが、新しいポストカードを作ってくれたそうです。
CDを2枚以上買ってくださった方にプレゼントすることにしました。
(何種類もあるので、お好きなものを選んでくださいね)
久美ちゃんのポストカードは、苫小牧でも岡山でも好評でした。

フルートの石井幸枝さん…どんな方なのかなあ。
楽しみです。



3/28「春はもうすぐそこ」

昨日やっと…苫小牧&札幌&岡山の名残を片付けました。
この1ヶ月は、まるで1年のように感じるなあ…と思いながら、整理しました。

午後、自転車に乗りましたが、桜はまだまだ眠りの中…の様子。
でも、あちこち「春」でした。
  

青空のキャンパスに、飛行機雲が…。


きょうはお昼からリハ。
夜は『嗣』でチコスライブです。
夕方のフラの稽古に行けるかなあ…微妙だなあ…1ヶ月も踊ってないので忘れてしまってます。

チコスの皆に会えるのは久々。
楽しみです。



3/26「成仏できない?」

祖父の夢を見た。
あんまり嬉しくて抱きついて…それでもってキスをしてしまった。
もちろん生前、祖父にキスをしたことなんてない。

おじいちゃん…びっくりして成仏できなかったらどうしよう…。



3/24「眠たい」

 





3/23「涙そうそう」

先月から3月のメビウスの選曲を練りに練って決めていました。
フルートの石井幸枝さんに入っていただくので、楽器のことも考えながらの
選曲。1/3以上の曲が新しいアレンジになりました。

そんな中、「じゃあ、これは今回のメインで考えてみようか」と話し合って決めた曲が
「涙そうそう」と「蘇州夜曲」。
昨日、リハで歌っていて、今の私には歌詞があまりにもタイムリー過ぎて、途中で
それこそ「涙そうそう」になってしまいました…。
本番でなくて良かったです。
アレンジの影響も大きいかもしれません。とにかく美しい…。
「涙そうそう」は元々リクエストの多い曲でしたが、それほど積極的には
歌ってきませんでした。大好きな歌でしたけれど。
これから私は、私の「涙そうそう」を歌っていけたらいいな、と思います。

「蘇州夜曲」も、実は祖父との思い出絡みの曲。
偶然の選曲でしたが、これも何かの思し召しなのでしょう。
大切に歌っていきたいと思います。このアレンジも美しい…。
フルートが入ったら、また素敵になるんだろうなあ。私も今度のメビウスが楽しみです。

2ndアルバムを聴いてくださった方が少しずつ増えてきましたが、意外なほど
「O-A-Zu-KE」が好評なようです。
車の中でずっと「O-A-Zu-KE」ばかり繰り返し聴いてくれている方、
「少しO-A-Zu-KEを実践してみました」という方(素晴らしい!)、
「O-A-Zu-KEが入ってるなんて嬉しい」と言ってくださる方…

作った本人たちは、結構驚いてるんですけどね…^-^
次のオリジナル曲も温め中です。曲のイメージはある程度出来上がっているそうですよ。
いろんな歌が増やせたらいいな。
オリジナルを気に入っていただけるのは、やっぱりとても嬉しいものです。
コンサートに来ていた姪のももちゃんは「じゅぶぜーむってどういう意味か知ってる?」と
得意気になって幼稚園で話しているそうです。
おいおい、ももちゃん…ちゃんと「古い言葉づかい」だということも言っておくれよ。
しかも「じゅぶぜーむ・じゅぶぜ〜む」と歌っているそうです^-^
そう言えば、ももちゃんは私のMCの岡山弁があまり理解できなかったらしい。
「じゅぶぜーむ」よりおきゃあま弁を覚えた方がいいのでは…???

今夜は『バルバラ』で歌います。
杉原あつ子さんとご一緒です!ピアノは熱田さん。
CDに入れた「孤独を抱きしめて」の訳詞はあつ子さんです。



3/22「ただいま」

昨日のお昼過ぎに東京に戻ってきました。
前日の夜、荷造りやら何やらで、4:00amまで寝られなかったので
眠いの何の…戻った途端、爆睡。
実に25日ぶりに我が家で眠りました。
25日分眠った感じです。

20日のライブ後、早速メールをくださった皆さま…ありがとうございます。
(花粉症が少し和らいだ、という感想も!ほんとに?これからキャッチコピーを
変えようかな。「花粉症に効く歌手・あみ」ってどう?…あ、でも季節限定に
なっちゃうなあ。)

夢のような岡山ライブでした。
ちょっと忘れられない夜になりました。
前日に山陽新聞に載せていただいた効果もあったのでしょうか。
当日券もまずまず出たので、テーブルと椅子を急遽増やしました。


高知、徳島、神戸、東京からいらしてくださった皆さま…遠くからありがとうございました。
可愛いチビッコたちもたくさんでしたね。
ゆうくん、ブーケをありがとう!
ゆうくんママから、こんなメールが…
『ゆうじは、「あみさん、きれいだったね〜」と一言。残念ながらご本人と
唄のどちらを“きれい”と表現したのか?は本人が車ですぐに寝てしまったので、
聞けてません(笑)。』
どちらでもうれしいよ、ゆうくん^-^
『O-A-Zu-KE』で学んでくれたかな!?そのまま女心をわかる大人になってください!
中学・高校の同級生たちの声援も心強かった〜。
とにかく楽しい楽しいライブでした。
最後に若いカップルのスタンディング・オベーションがあったのには、ちょい感動しました。

そして…岡山の皆さんにご報告です。
何と、あの後「あみ後援会」ができたんです!
後援会長はY信さん、副会長にN村さん、副々会長にYさん、事務局長はT田さん。
しかも、清音の後援会長まで決まりました。K上先生です。
清音の「夢テラス」にCDを置いていただけることも決定。
ふるさとでの応援は何より嬉しいです。

コンサートの後で早速、仕事のお話も2ついただきました。
今年は岡山で益々がんばらんとおえんなー。毎月帰れたらええのにな。
打ち上げを終えて帰宅したら、FM岡山のリスナーの方から、またまたCDの
問合せが…!
『初めまして、今日たまたまラジオであみさんの歌を聴いて、なんていったらいいのか、
もっとあみさんの歌を聴いてみたくなりました。』

hさん、ありがとう。ほんとに嬉しいです。

いらしてくださった皆さま、「岡山で頑張れ!」と企画を持ちかけてくださったながさきさん、
全てにおいてサポートしてくれたはるさん、
気持ちよく歌わせてくださった音響の田栗さん、ゴンちゃん、
お手伝いしてくれた上にCDまで買ってくれた女の子の皆さん、
「明日の可能性」に賭けて、一生懸命動いてくださったスタッフの徳田さん、藤野さんご兄弟、黒住さん、
大変な時に支えてくれた身内の皆…そして…
姪のももちゃん曰く「お空のお星さまになったひいじい」こと、祖父に
心から「ありがとう」。

さて、日常に戻ったぞ。お昼からはリハーサル。
3月「メビウス」は、ちょっと期待しててくださいね。&フルートです!

そして、今宵は久々〜の東京ライブ!
荻窪『嗣』にてソロライブ。
ピアノの砂原さんと熱く燃えたいと思います。皆さんも是非!
岡山でも好評だった新しいCDも持っていきま〜〜〜す!
聴きに&会いに&買いに来てきてきてネ^-^



3/18「ラジオ」

お通夜前から預けられたストレスなのか、下痢になってハッピーが帰ってきました。
ペットホテルに宿泊したのは初体験…の、気の毒な我が家のブルドッグです。
寂しがりやで神経が細い…のは誰に似たのでしょうね?

今日もたくさんの方から、激励メールや電話が入りました。
心配して毎日連絡をくれたミュージシャン仲間や、友人たちに感謝でいっぱいです。
改めて、いい仲間に囲まれているんだなあ…とホロッときました。

今日はまたもや大忙しの一日。忙しい方が気が紛れていいのかもしれませんね。
FM岡山で「うっしー」こと、牛嶋兄貴とご一緒に「ベリベジ」に参加。
「ゲストDJ」として紹介してもらいました。なんか、ちょっと嬉しい。


リスナーの方からのコメントを読んだり、今日のトークテーマ「日記」について
コメントしたり…。もちろん!新しいCD『ami amour 2〜ジュヴゼーム』からも曲を流していただきましたよ!
3曲かけてもらいました。
ノッケから『O-A-Zu-KE』だったので、照れくさかったです。
うっしーに「こういう歌も作るんだね。あみちゃんの新しい一面を見た。」と言われました。
「この曲、意外に男性にも人気があるんですよ」と話したら「それ、わかる気がする!
付き合い始めの頃に、こういうこと言われたら、たまんないよね。でもさー、
これがずっと続くのかと思ったら、めんどーくさー」ですって…!
やっぱり+_+…うっしー、女心をわかっとらん。

「レディオMOMO」のパーソナリティー・平川さんも『O-A-Zu-KE』を
えらくお気に召してくださったご様子^-^


HPでも、紹介してくださってましたよ。
レディオMOMO

「FM岡山」の後、コンサートの打ち合わせやら、ご挨拶まわりに飛び回って
9時前にようやく帰宅。
夜遅くにパソコンを開いたら、「FM岡山」のリスナーの方から早速CDの問合せメールが…!
ものすごく嬉しい。

『初めまして、きょうラジオであみさんの歌を聴いて、
もっとあみさんの歌を聴いてみたいと思いました(^O^)』

幾らでも聴いてください〜^-^
「O-A-Zu-KE」の歌詞じゃないけど、「何度でもいいのよ」といったところ…かな。
平川さん、

うっしー、

ありがとうございました。
そうそう、今日ね、FM岡山で話してる最中に、局にFAXが届いたんですよ。
「あみさんの話し声にも癒されました」…って。
うっしーだけでなく、リスナーの方にもパワーをもらった一日でした。



3/17「ちっちゃくなった祖父」

大きな大きな存在だった祖父が、ちっちゃくなって帰ってきました。
いつもユーモアたっぷりの祖父だったので、涙は似合わない…と思い
なるべくこらえてきましたが、今日はさすがにダメでした。

朝からの大雨の中、何百人という方が祖父のお別れに駆けつけてくださいました。
我が家で見送ってほしい、という生前からの祖父のたったひとつの願いでしたので
ご近所の方と親族一同で精一杯の見送りを心がけました。

私の育った土地は「清音」という所ですが、祖父はここが大好きでした。
「清音」は山と川と田んぼがある、空の綺麗な田舎です。
「清音」にピッタリの「故郷」の歌を、最後に親族一同で歌いました。

住職さんが「参列されている方を見ていたら、お爺様がどれほど徳のある方だったかが
よくわかります」と仰ってましたが、本当に祖父は最後まで人のことだけを
考えていた立派な人だったと思います。

戦争の時に受けた鉄砲の玉が入ったままの祖父の身体でしたが、これでやっと
痛みから解放されたことでしょう。
指と踵が吹っ飛んでしまった足で、よく今まで弱音も吐かずに頑張ってきたと思います。

岡山でコンサートをする時は、二本の杖をついて、いつも必ず来てくれていました。
そして、最後のお客様が帰られるまで、「ありがとうございました」とお辞儀をしてくれていたそうです。
20日…祖父のいないコンサートは初めてです。
淋しいかな。
いいえ…きっと祖父は心の中にこれからもずっといてくれるでしょうから
心強いでしょうね…。

明日はFM岡山に出演します。
11:30amから1時間25分の間、トークで参加します。
昨日のレディオモモを聴いてくださった方、ありがとうございました。
落ち着いたら、写真を載せたいと思います。

祖父のこともまた、改めて書いてみたいと思っています。
何しろ、私たちは皆、祖父のことが大好きだったものですから…。
祖父の為にご尽力くださいました皆さま、尊い涙を流してくださった皆さま、
ご心配くださった皆さま…心から感謝申し上げます。

私は大丈夫です。ちゃんと歌えます。
祖父が亡くなった朝も、女子大の卒業式で歌いましたから。
20日は、きっと楽しいコンサートにすることを約束致します。
スタッフの皆さんも、一生懸命あれこれ考えてくださっています。
笑顔でお待ち申し上げております。



3/14「祈り」

午前4時過ぎ。
病院の朝は静かです。

この4日間、仕事を休ませていただいたおかげで、私は祖父だけの為に
歌うことができています。
歌手で良かった、と思いました。
童謡や唱歌を、たくさん覚えていて良かった、と思いました。
軍歌だけは、残念ながらわからないので、叔父に任せてあります。

歌いながら…手足をさすりながら…91歳の皺を見つめながら…時々、呼吸することを
忘れそうになる、のんびり屋のおじいちゃんに話しかけながら…
ただただ奇跡を祈っています。

一昨日、2枚目のCDが届きました。
昨日、枕元でパソコンを使って、新しいCDを祖父に聴いてもらいました。

左手の小指にお守りをつけてあります。
「交通安全」です。
無事に、ここに戻ってこられるように…です。

「おじいちゃん、20日には岡山でコンサートをするんだよ。」
聞こえていたら返事してください。



3/9「緊急のお知らせ」

事情があり、明日から急に岡山に向かうことになりました。
今は詳しいことが言えないのですが、何れ、ご報告させていただきます。
それに伴い、10日(木)・『Qui』、11日(金)・『パウケ』、12日(土)・『赤い花の会』を
お休みさせていただくことになりました。
大変ご迷惑をおかけ致しますことを、どうぞお許しくださいませ。
久々の東京でのステージを楽しみにしていてくださった皆さま…本当に
ごめんなさい。



3/6「カプリス万歳!」

居酒屋「文ちゃん」にて、特製塩辛や、八角、カジカの煮付け等をご馳走になりながら
明け方まで打ち上げで音楽談議。
(文ちゃんて、ものすごく歌が上手いんだって!)
私が朝まで打ち上げに参加することは、まずないので多少、興奮気味だったのかもしれません。
それくらい充実した8日間ライブでした。

「カプリス」に入る前に、前日伺った「熊谷」で夕食を。
一人で入った私に、マスターと、夕べライブに来てくれたカッチが何かと気を遣ってくださいました。
白老の美味しいお水(日本で3本の指に入る名水だそうです)をいただきながら
人気の創作料理の数々をご馳走に。

北海道のジャガイモとバターを使った名物「しあわせ万頭」、カブラ蒸し、ミミ海苔、鯛飯等…
どれもこれも本当に美味。
どうやら私は、ため息をつきながら「はあ…美味しい」と食べていたようで
カウンターの隣に座っていらした方に笑われてしまいました。

お隣の方々に「民報に載ってなかったかい?」と声をかけられ、マスターが「カプリス」の
ことをご紹介くださいました。「カプリス」の場所を訪ねられたので
ご案内ハガキをお渡しすることに。
ひと足先に、お二人は帰られたのですが、マスターが「あみちゃん、あみちゃん!
よかったね。今の方たちがあみちゃんの分もお支払いしてくださったよ」と仰るではありませんか!
慌てて店を出て、大声で叫んでお礼をお伝えしました。走って追いかけるには道が凍り過ぎていたので。
いやはや…驚いてしまいました。

食事を終えて「カプリス」に到着したら、みっこママが「あみ、知り合いがいらしてるよ」と…。
カウンターを見ると、な〜んと「熊谷」でご馳走してくださったお二人連れではありませんか!

志賀さん、小林さん、CDまで買ってくださいまして、本当にありがとうございました。

昨日はもうひとつ驚くことが。
みっこママとしょっちゃんが「あみ、花が届いてるんだよ。」とピアノの上の
大きな花かごを見せてくれました。


「カムバック、あみ、カプリスへ」とだけ記されたカード付き。
一体誰だろう…こんな粋なことをするのは…と皆で大騒ぎになりました。
「ガラスの仮面」に出てくる、紫のバラの君みたいだ〜。
どなたか存じませんが、お心遣いありがとうございました。
嬉しかったので、記念に赤いバラを一輪だけ持ち帰りました。

「熊谷」のカッチもまた来てくれたのですが「もっと早くに知っていれば
毎日聴きに来たかった」と嬉しいことを言ってくれました。
自分も夢に向けて頑張ろう、って気になった!そうです。
カッチは料理の道で、私は音楽の道で…お互いにがんばろうね^-^

それにしても、何度も何度も足を運んでくださった皆様には頭が下がります。
4日間いらしてくださったC先生は、最終日は奥様と一緒にいらしてくださいました。
持参していたCDも完売したので「これで船じゃなく飛行機で帰れます」と冗談で話したら、みっこママに
「あみ、船の方が高いんだよ」とご指摘。そうだったのか…。

友達も何人かできたし、みっこママのお弁当は美味しかったし、   

マロにも会えたし、

しょっちゃんと毎夜楽しいライブができたし…

素敵な「カプリス」滞在期間でした。

また「雪」の季節にお目にかかれそうですよ。
苫小牧の皆さま、それまで覚えていてくださいねー。
最後に…毎晩ホテルまで送り届けてくださった、タクシー運転手の佐藤さん…
お世話になりました。



3/5「カプリス最終日」

東京は結構降ったみたいですね、雪。
ここ数日、苫小牧は晴れてます。寒いけどね…でも、少し慣れてきたかも。
「きょうはちょっとあったかいね」と言っても、毎日マイナスです。

日野美子さんから「温泉のお湯でジュンサイになった気分、ってよくわかるわ〜」と
メールをいただきました。夕希ちゃんからも時々メールをもらってます。
きょうは、香奈江ちゃんと電話。おススメの岩盤浴を教わったので、行ってみようかな。
先日は、札幌に仕事でいらしていた伏見さんからカプリスに電話があったし、
歌い手さんとこうやってつながっていけるのが、とても嬉しいです。
カプリスの不思議な魅力のひとつですね。

昨日は『熊谷』という料理屋でお昼をいただきました。
50品目くらい入ってるんじゃないかしら…と思えるお弁当。
こごみをいただきましたが、美味しかったです。
(出会ったばかりなのに、夜、店員さんがライブを聴きにいらしてくださいました。)

夕方から、先週公言した通り、倉田雅子先生のフラメンコの体験レッスンを受けてきましたよ。
倉田先生は、佐藤唯文さん(歌い手さん)のご実家のお向かいにお住まいなんですって。
佳代さんがスカートを、靖子さんがシューズを貸してくださったので助かりました。


しかし。難しい!ステップが早くてわかんない。
ゴルペ、プランタ、カコン、プンタ、ブレリア…ステップの名前を覚えるのも
容易ではありません。

皆さん、5月に発表会があるそうで、「ガロティン」という曲を稽古なさっていたのですが
いきなりそこに混ぜてもらったものですから、アップアップ…。
見よう見まねで出来るものじゃないですね。
でも、楽しかったです。いい汗かきました。
靖子さんが、「このシューズ、サイズが合わないので、よかったら使って」と、くださいました!
いつかちゃんとステップを習ってみたいなあ。

『カプリス』ライブも、今夜が最後。
8日間なんて、瞬く間に過ぎてしまいますね。
連日聴きにいらしてくださった皆さま…心から感謝しています。
ついでに今夜もいらしてくださいね^-^

そうだ、明日の朝、ノースウェーブFM(札幌)で、新しいCDの紹介をしていただけることが
決まったそうです。



3/3「生きててよかった」

「せっかく北海道にいるんだから、部屋で仕事ばっかりしないでちょっとは出かけなくちゃ」と
Sに言われたので、それもそうか…と思い、ちょいと早起きして登別まで。
樽前山が美しくそびえ立つ。いいお天気!
去年も訪れた「第一滝本館」の日帰り温泉へ。
時間が早かったからか、ほとんど貸し切り状態。
「美人の湯」独占である。

帰りに、コインロッカーを開けて青ざめた。
確かに100円入れて鍵をかけたはずなのに、中は空っぽ。
私の全財産が入った(少ないけど)ハンドバッグとスノーシューズがない!
受付の女性がうろたえている私の傍にいらして、一緒にロッカーを覗く。
「お金も入れて鍵をかけたんです」と半泣き状態の私。

受付の女性がヒラリと隣のロッカーの扉を開ける。
「これじゃありませんか?」

……。

何が起こったのか、わからない。

穴があったら入りたかった。
私は荷物を入れた後、隣の空ロッカーに、わざわざ100円を入れて鍵をかけたのだ。
それでもって、自分の荷物のロッカーには鍵をかけなかった。
同行してくださったアラン先生に「ボケじゃあのう」と大笑いされてしまった。
「しっかり者の私としたことが…」と取り繕ったが「おえりゃあせんで。
もうバレバレじゃあ。みっこに言うてやらあ」とガハガハ笑われた。

しょっちゃんたちに「うまいぞ〜」と教えてもらった白老牛(ランプステーキ)をいただいて
(病み付きになりそうなお味)苫小牧市内に戻ってきたのが2時半。
「仕事までには、まだ時間があるなあ」とアラン先生…何と、支笏湖温泉に連れて行ってくださった。
しょっちゃんに「いいお湯だぞ〜」と、これまた教えてもらって行ってみたかった
休暇村のお風呂だ。
入った途端、驚いちゃった。
とろ〜っとしたお湯で、まるで自分がジュンサイになった気分だった。
肌がツルツル。このお湯…東京に持って帰りたい。

生まれて初めての温泉のはしごは、さほど疲れることなく、夢見心地だった。
駐車場を出たところで「おう、鹿がおるぞ」とアラン先生。
「鹿とかキツネとか見たいなあ」と話していた矢先だった。
 

「今晩、皆に自慢しよう!」と言ったら「鹿やこう、な〜んも珍しゅうないわあ。
熊でも見た、言やあ、ちいたあ自慢になるけどのー」と言われてしまった。
なんだ、そうかい。つまらんのー。



これは休暇村の建物にできてた立派な氷柱。

夜は『カプリス』に来る歌い手さんが皆お世話になっている、料理屋の「文ちゃん」ご夫妻が
それはそれは珍しい魚を持っていらしてくださった。
別名「鍋壊し」って魚を知ってる?(私は当然、知らない)
「当別カジカ」っていうんだって。お刺身はフグみたいなお味。
フグより美味しいかも…と皆が唸ってた。
そのカジカを肝と味噌とネギで和えたものもいただいた。
美味しいの何の…。日本酒に合いそうだなあ…。

こちらでもほとんど釣れない魚なんだって。東京の料亭になら2〜3万円で買ってもらえる
代物だそう。「今朝、釣ってきたんだ」と文ちゃん。
奥様が「でもね、この魚の姿を見たら、あまりにもグロテスクで絶対、食べられなくなるよ」と
教えてくださった。奥様は食べたくない、って仰ってた。
鮟鱇なんか、メじゃないくらいのグロさだそう。
見てみたいような、見たくないような…。

生きてて良かった…と思える一日だった。



3/2「なまら=でえれえ」

斎藤さんとこの奥様が作ってくださったお豆が美味しいんじゃ。
大事に食べようたんじゃけえど、みててしもうた。
ごちそうさまでした。

何でおきゃあま弁か言うと、おきゃあまに30年住んどったアラン先生ご夫妻と
1年ぶりに昨日、カプリスでお会いしたからなんじゃあ。
「あみ、ちいと痩せたんじゃあねえんか?」…と、かつてアラン・ドロンにソックリだった(らしい)
アラン先生と話しょうると、なあんか、おきゃあまにおる気分になるんよな。
奥様のお父様は、木原光知子さんの中学校の学校医じゃったらしい。
「木原さんのおかげで、学校にプールができたんよ」と教えてくださった。

おきゃあま弁普及委員会の苫小牧支部は、アラン先生に任せたけえ、カプリスで
おきゃあま弁が飛び交うようになるんも、時間の問題じゃあな。

せえにしても、さみいからなんかなあ…なまら眠いっしょ…あれ、違うが。
「でえれえ」眠い(ねみい)な。



3/1「ラーメン食べ放題らしい」

30分だけ横になった。
朝から書き物ばかりしていたら、今頃になってくたびれてきちゃった。
ウトウトしかけた頃、午前4時のNYからメールが入る。
雪がものすごいらしい。飛行機飛ぶのかねえ…って。
北陸方面に仕事に行く友人からも電話が入る。
あちらもかなりな雪らしい。飛行機飛ぶのかねえ…って。

苫小牧は夕方、ヒラリ…と舞ったくらい。
部屋で雪を眺めてる分には優雅で良いけれどね。

さ〜て、リハーサルに出かけるとするかあ〜。
今夜はどなたにお目にかかれるのかな。
(夕べは、去年「息子の嫁にこないか」と言ったラーメン屋のお父さんが
いらしてくださった。皆に「ラーメン食べ放題だぞ!」と冷やかされた。
ラーメン食べ放題………。)