12/31「大晦日」

重たいパソコンを抱えて、よっこらせ…と帰ってきました、大晦日の岡山。
おいしい蟹をいただいて、しかも甲羅に熱燗を垂らし、蟹味噌と混ぜて
良いキゲン。
レコード大賞も紅白も見たいところは見たし…年越しソバもいただいた。
TVでは、現在ボブ・サップと曙の闘いが始まろうとしているところ。
思いがけず、ボブ・サップの応援にスティービー・ワンダーが登場。
アメリカ国民じゃないのに、彼のハーモニカでの国歌には胸を打たれてしまった。

子供の頃、親に決められた就寝時間は8時だった。
大晦日だけは、家族揃って紅白歌合戦を見ていた為、年を越すまで起きていても
許してもらえた。紅白が終わって除夜の鐘を聴くと、何だか自分が少し
大人になった気がしたものだった。何が嬉しかったか、って、TVを見ながら
チョコレートを食べられることが、とにかく嬉しかった。深夜に!
この日記を読んでくださっている皆さんは、どんな大晦日を過ごされているのかしら。
あと30分で年が明けるよ。

…と書いてたら、2004年になっちゃった!
新年おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。



12/30「いい一年」

う〜〜〜ン…仕事が終わったあ。
今夜バルバラにお越しくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
3人娘ライブ、如何でしたか。私たちは、とても新鮮でした。
斉藤夕希ちゃんも、高田和嘉子ちゃんも昔からの大切な友人なので
ホームパーティーのような感覚のライブになった気がします。
マダムのお計らいで、来年からとりあえず、第5水曜日のある月に
この3人娘ライブが企画されるようです。
今回3人の絡みは1曲のみだったので、次回はもう少し考えてみたいと思っています。

夕希ちゃん、和嘉ちゃんのレパートリー…やっぱり好きだなあ。
今夜のピアニスト・山下淳さんもめちゃ素敵でした。
唄っていて自分で興奮していくのがわかるの。うま〜く乗せてもらいました。
「アマポーラ」のリズム…どうしようか…と淳さんに聞かれたので、
淳さんにお任せします、とお願いしました。きちんと決めて作り上げていくのも
好きなのですが、お互いにその時その気分で、ピアノと歌とで対話しながら
作っていくスタイルが何より好きです。これはライブならでは、だと思います。
ピアニストとの信頼関係ができていれば余計に、それが楽しくなります。
結構ヒヤヒヤすることもあるけれど、それはそれで楽しかったりするし…ね。

どんな「アマポーラ」が出てくるかな、と思っていたら、2コーラス目から
映画「Once upon a time in America」の中で流れていたような「アマポーラ」が!
私は「アマポーラ」が大好きで、いろんなアマポーラの入ったCDを集めているのだけれど
実はこの映画で流れているアマポーラが、一等好きなんです。
それを唄い終えた後で淳さんに言ったら「よくわかったね。まさにあれをイメージして
弾いたんだよ」って。
ね、打ち合わせしてなくても二人の心が近付けちゃうんだよね。偶然なんだけれど
その一瞬一瞬が尊いのです。

終わった後「串処・最上」にて、串揚げをいただきました。
ライブが楽しめた後は、食事もお酒も、格別です。
2003年は、また特にあれこれ悩んでもがいた一年でしたが、デザートの駄々茶豆アイスを
いただいた時に、ふと「今年はやっぱりいい年だったんだな」と思えました。
上手く言葉にできないのだけれど、私の中で何かがポ〜ン、と弾けた気がしています。

それより、あみさん…荷造りですよ、荷造り!
浸ってる場合じゃないですよ〜!



12/29「あと一日」

眠たい身体に鞭打って起き上がる。
お昼過ぎから、年明けに予定されているNHK(岡山)の、打ち込みを
作ってもらう為の打ち合わせ。「ami amour」のCDの他に、
来年のパリ祭宣伝も兼ねて、シャンソンも1曲唄うことになったので
急遽「桜んぼの実る頃」を打ち込んでもらうことに。TVの場合、時間配分が
きっちりされているので、CDの曲も指定されたタイムに直さなければならず
結構大変。10分間で3曲唄い、トークが6分…ということらしい。
1秒の差が大きいんだなあ。

シンセのまあるい音を使って打ち込んでもらったんだけど、とても素敵に
出来上がった。当日もこれで、気持ちよく唄えるだろう。
終わってから市ヶ谷で早めの夕食。私の顔を見て、「ワハハハ…もんのすごい
眠そうな顔!とても、これから仕事に行く人には見えない」と大笑いされてしまう。
そうなの、気を失ってしまいそうなほどの睡魔と闘っていたの。
気力を振り絞ってパウケに向かった。栄養ドリンクのお世話にならなければ
5回ステージはもたないだろうな…と思っていたけれど、ステージに上がったら
まるで別人に変身。ステージって不思議だ。
久美ちゃんが11人でパウケに来てくれた。何と、そのうちの9人がフォトグラファー。
何人かが唄っている写真を撮ってくれていた。
私のCDを買ってくださっていた方もいて、CDジャケットを北海道に置いてきて
しまったから(北海道在住)、これにサインを!…と、いきなり着ていたTシャツを
脱いで差し出された。え、ほんとに、これに???
初めて洋服にサインなんかしちゃったよ。緊張した。

深夜にマッサージを受けて、バキバキだった背中に血が通うのを感じる。
さあ、明日は『バルバラ』ライブ!仕事納め!がんばるぞ〜。
あ〜、でも岡山に行く荷造りもしなくちゃ。収録用の衣裳やら靴やら…
忘れないように。まだ、ほとんど何もしてないよ〜。
果たして大晦日に帰ることができるのだろうか。



12/28「大餅つき大会」

何て美しい空!どこにも雲が見当たらない。
眠さが吹き飛ぶほどの、眩しい青空だった。
朝から、スペイン語の玖美子先生宅で、バースデー・パーティー。
チコスの有希ちゃんと幸恵ちゃん、そしてパンパの大ベテラン・家野さんとで
お祝に駆けつけた。

祐三さんと釣り話で盛り上がっているところに、玖美子先生の手料理登場!
      

ここんちに来ると太っちゃうよね〜、と嬉しい悲鳴を上げながら、ペロリ。

2時間も経たないうちに、私だけ退散。お次は『嗣』へ…!
本日は何と、『嗣』始まって以来初の「大餅つき大会」なのだ。
実家では毎年、餅つきをしているけれど、電動なので杵と臼での餅つきは
生まれて初めて。秘かに、この日を楽しみに待っていたの。
お店のドアを開けると、常連さんたちがわんさか。
パリ祭でもお世話になっている歌手のI・Kさんもいらしてる。感激だ。
I・Kさんにエプロンをお借りして(食べることしか頭になかったからか、肝心のエプロンの
ことなんて、すっかり忘れていた。何しに来たんだろ、私?)

蒸し上がった餅米を、木の臼に移す。そして、頼もしい男性諸氏が次々についていく。
   

見ていたら、私もうずうず…。そんな私に気付いたのか、Sさんが
「あみちゃんもやってみる?」と声をかけてくださった。待ってました!
見よ、この雄姿を!

ところが、いざ杵を持って振り上げてみると、これがなかなかどうして難しい。
すかさず後方でEさんの「こりゃ、運動神経ないな」というお言葉と、皆の笑い声。
        

むむっ…悔しい。でも、まっすぐ振り落せないんだよね。
他の方々がつくと、木の音が素敵〜に響くんだけど、私のは「カスッ」ってな具合で
拍子抜けする音ばかり。Sさんに「腰でつくんだよ」とアドバイスをいただく。
二度、三度とやっていくうちに、少しずつ習得。
いやはや、いい経験をさせていただいたわ。

つき上がった餅は店内のカウンター上へ。上新粉をまぶしながら、ちぎって丸めていく。
まずは、あんころ餅から作っていく。作った傍から、皆でほおばる。
   

「ん〜〜〜、おいしい〜^-^!」
上手に丸まったのから、いびつなのから、様々。大笑いのカウンター。

歌手のI・Kさんが「私、鏡餅食べたいわ」と仰ったので、目をまん丸くして驚いていたら
「辛味餅」の聞き間違えだった。辛味餅、納豆餅、きな粉餅、ゴマ餅…
いやあ、食べた食べた!つきたては、やっぱり最高ねえ。
10月のディナーショウでお世話してくださった照明の佐野さんが、焼き鳥の差し入れを
持っていらしてくださった。『嗣』は、たちまち大宴会へと突入!?
私もお餅片手に「久保田」をちょびちょびいただきながら、至福のひと時。

久しぶりに築地からTさんも顔を見せてくれた。「まさか、きょうあみちゃんと
会えるなんて〜」と、とても喜んでくださる。勇ましく杵を持ち上げている私を見て
「明日、明後日と、筋肉痛でマイク持てなくなるんじゃない?」とからかわれる。
た…確かに。内心、青ざめる私。

ママと「来年もできるといいねえ」なんて話しながら、後片付け。
こういうの…いいよね。これぞ、暮れ、って感じ。

さて、それから今度は吉祥寺へ。しばりん主催の「大フグ食べ大会」(?)が
待っているのだ。「美女たちがたくさん集まるんでしょう〜?僕もあみちゃんの弟、
ってことにして連れてって〜」とTさん。…そうなの、パリ祭の仲間たち&花木さんが
集うことになっていたの。想像しただけで華やかね?
軽井沢から取り寄せてくださったローストビーフ、フグの白子、お刺身、から揚げ…
まあ、次から次へとご馳走が出てくる、出てくる。
せっかく先週2.5キロ、体重を落としたのに…ダメだ、こりゃ。
越乃寒梅のヒレ酒に舌鼓を打ちつつ、ひと足お先に失礼した。
帰り道、ハラヒレホロ酔いでいい気分。まっすぐ歩けない〜。
ああ、なんだか心なしか、腰も痛いような…。明日、起き上がれるかしら。

おかげさまで、ポカポカの暮れを過ごさせていただきました。
皆さん、ありがとう!



12/27「頼み忘れ」

姪の桃(5才)のところには、去年3回もサンタが来てくれたんだって。
嘘か真か…だって、本人がそう言ってるんだもの。とっても自慢気にね。
(今年は何回来たのか、お正月に聞いてみよう)
「あみちゃんとこにも来た?」と聞かれて、苦笑い。
私はいい子じゃないし、夜更かしするし…
どうやらサンタはリストから外してるらしい。
…というより、サンタに手紙を書いてないわ、私。
「マンションください、サンタさん」
ダメもとで、こうお願いしてみればよかったわ。
24日の消印じゃなきゃ有効じゃないわよねえ、きっと。嗚呼、遅かりし。

おいしい塩豆大福をほおばりながら、サンタに想いを馳せる私。
そうだそうだ、サンタはともかく…30日のバルバラ・ライブのお願いを
皆さまにしてみよう!
斉藤夕希ちゃんと高田和嘉子ちゃんの3人で、ライブを致します。
友人3人で組むライブなんて、初めてのことなので、本人たちも何だか
ウキウキしております。暮れでお忙しい方もいらっしゃるとは思いますが
意外と、のんびりなさっていらっしゃる方も多いのでは?
5時半開演なので(おつまみ&サンドイッチ付、フリー・ドリンク¥6,000)
普段のライブより早めに終わります。終演後は忘年会かな…???
(飲むことも食べることも大好きな私たち。あ、もちろん、唄うこともね!)
ピアノは山下淳さんですよん。
チケットはまだございます。よろしくお願い申し上げます。



12/26「チェリー・ブランデー」

雨垂れの音が聞こえる夜更け。
ピチャッ、トン、ポロン、カラン…かわいい歌。

生まれて始めて「チェリー・ブランデー」というお酒を飲んだ。
甘いけれど、悪い気はしない。名前もいい。
真っ赤な色もかわいい。お気に入りに追加だ。

渡辺久美嬢も参加している「かのか」というフォトグラファー仲間の
写真展に行ってきた。お仲間の中には北海道や会津の方たちもいらっしゃる。
(皆、すごい飲ん兵衛らしい。焼酎に「かのか」という銘柄があるの?)
写真て、こんなことまでできるの?こんな発想する人もいるの?…と
驚きの連続。写す人の性格まで、写真の向こうに見えてくるのもおもしろかった。
歌も写真も絵も、みんな同じなんだね。
今回のテーマは『流(る)』。
人各々の「流」があって興味深かった。見入ってしまったよ。

くみちゃんのコーナーに行って、タイトルを見て驚く。
             

そこに貼ってあったのは  < あみ   渡辺久美 >  だったんだもの。
ひゃあ〜、私だよ〜。この秋に撮ったものだ。
 

5人の<あみ>がいた。全部モノクロ。
                   

           

           

     

 

撮る前、撮りはじめでやや緊張気味、気持ちがほどけはじめた時、撮り終えた時の素の自分…
刻々と感情が流れていってるのが、よくわかった。
実は、今回…撮影が終わる頃、なぜか、涙がこぼれてきてしまったの。
久美ちゃんも私も、驚いたものの…「このまま撮ろう」という久美ちゃんの
ひと声で撮影を続行。「素」になってる私の写真は、最後の一枚だったそう。

何人かのギャラリーと、私の写真の前で「これがいい」だの何だの、と
感想を述べ合う。ちょっぴり照れくさい。
それにしても、素敵だった。壁の色と久美ちゃんの作品がうまくマッチしていて
それらは確かに「私」なんだけど「私」じゃなかった。カッコよい。
チヂミを食べてる私とは別人だったよ…?

写真展は今月30日まで。市ヶ谷の「フォトスペース光陽1」の2Fで開催中。
(Tel: 03-3269-6943 期間中直通)
よかったら行ってみてね。他の人たちの作品も、かな〜りおもしろくて力作だよ。
久美ちゃんの別の作品も、観てほしいなあ。



12/25・II「自分勝手な女」

12:00am過ぎ。家路に向かう電車の中で。
目の前に立っていた20代後半と思われる男性2人の会話。
一人の携帯に電話がかかってくる。
男性A「今?…OO線のOO駅ってところだよ」受け応えの内容からして、相手は
奥さんらしい。恐らく「今どこなの?」と聞かれたのだろう。
電話を切った後「やっべえよ。チェックされてるよ〜」と笑いながら
男性Bに話している。読みかけの文庫本に集中できなくなってきた私。
「うちはさあ、一日に4回メールがきて、4回共に返信することになってる」
と、B。Aがすかさず「それってチェックされてるんじゃないの?」

女も男も大変だなあ…と、思いながら電車を降りた。
妬きもち妬きは嫌いだけど、まったく妬かれないのも張り合いがない。
私もずいぶん勝手な女だなあ…と、思いながら夜道を歩く。
勝手なのは、今に始まったことじゃないや。…と、日記を書きながら開き直ってみる。

明日はパウケの前に、フォトグラファーのくみちゃんの写真展に出かけるつもり。
お仲間さんたちと、時々テーマを決めて、開いているんだって。
その写真展に、私の写真も出展されてるそうなの。
楽しみなような、不安なような…。どんな私がいるんだろう?
「自分勝手な女」っていう表情をしてるかもね???



12/25「私からメリー・クリスマス!」

柴又でチヂミを食べている顔を褒めて(?)くださったKさん。
昨年、大きな病に倒れて、会社を辞めざるを得なくなってしまわれた。
普通に歩行するのさえ困難な日々。現在はリハビリに励んでおられる。
そのKさんが、パソコンを始められた。この日記を読む為に…。
昨日、こんな嬉しいメールを戴いた。

『62才の手習いパソコン。amiさんのホームページのおかげで、やっと
開くことができました。パソコンに何の興味もなかった自分に、光が当たってきた
感じです。』

Kさんのメールからはいつも、もどかしさや葛藤が伝わってきていた。
私は…と言えば、ただ、お手紙を書くこと、そしてプリントアウトした日記をお送りする
ことしかできずにいた。
だから、昨日のメールは本当に嬉しくて、何度も何度も読み返したの。
食べたの、太ったの…と、たわいもないことしか書いていない日記だけれど
少しだけリハビリのお役に立てたのかもしれない、と思うと、ちょっぴり
幸せに思えた。

『来年は中央線を聴きに行く』と仰ってくださったKさん。
首を長〜くして、お待ち申し上げております!
いつでもとびきりの「中央線」を聴いていただけるよう、心も磨いておきますね。

日記を読んでくださっている皆さんに…
Merry X'mas!



12/24「夢見ごこち」

夜、仕事の打ち合わせを電話でしていた時のこと。
「何か、元気そうだね」と先方に言われたので
「ふふふ。クリスマスケーキ、食べたからね…」と応えたら
「なんじゃい、そんなことかいッ」と呆れられてしまった。
共同通信によると、女性の54%がダイエットに取り組んでいて
若い女性の「痩せ」が深刻化しているんだとか…。私には縁のない話だこと…。

今月に入ってすぐ予約を入れたクリスマスケーキを、丸ビルまで
受け取りに行ってきた。
ついでに、きょうから開催されているミレナリオも覗いてきちゃえ、という考え。
 東京駅もお化粧されてる。

日比谷駅を降りて丸ビルに向かっていたら、もんのすごい人の群れに出会う。
これはもしや…!?

恐れ入った。クリスマスイルミネーションの為に、これほどの大群が押し寄せるなんて。
それにしても、落ち着きがないったら。
ちょっと無気味な雰囲気よ、デモ行進のようにゾロゾロと人が立ち止まらないで
進んでいってるの。

せっかく厳かな感じが出ているのに、花火大会の如く、アナウンスのやかましいこと…!
「立ち止まらないでくださ〜い」「立ち止まって写真を撮らないでくださ〜い」
かん高いお兄ちゃんの声がそこら中で響き渡ってる。
「止まらないと、写真撮れないじゃん」と思わず言ってしまった。
      
より厳かさを狙っているのか、スピーカーを通してソプラノ歌手の歌声が流れてくる。
しかし、その狙いはまるっきりハズれている、と思う。
人の群れはともかくとして、街が静かだったら、もっと素敵だったでしょうに。
       

  

アナウンスのせいで、ちっともロマンチックじゃないの。残念ね。

つまらないので、群れには加わらず、さっさと丸ビルへ。
丸ビルの巨大ツリー。ミニツリーも。

地下の『CHIANTI(キャンティ)』へ向かう。わ、ここも行列だ。
お向かいの『ユーハイム』も、飛ぶようにケーキが出ていってる。
ウィンドー越しに、売れ行きの良さに笑いが止まらないのか、顔をくしゃくしゃに
しているケーキ職人のお兄ちゃんが見えた。
ユーハイムのお菓子の家。「ヘンゼルとグレーテル」みたい。

      
ケーキを大事に抱えて帰宅。

そして夕食後、待ちに待ったケーキタイム。

小さなシュークリームで出来た、高さ20cmくらいのケーキ。
   

半分に割ったら、チョコレートがギッシリ。思わず歓喜の声。
           
お味?…それはそれは美味しくて、うっとりしてしまうほど。
気が付いたら、お皿は空っぽに。あれ…?ケーキはどこにいっちゃったんだろ?
               
今夜は体重計を見ないようにしたいと思います。



12/23「冬の空」

今朝はさすがに眠かった。
目覚まし時計が、2度も朝を告げてくれたのに、なかなか身体がいうことを
きかなかった。気合いを入れて、いざ出発!
学校に着いたら、何とプチ・テストをするという…。青ざめる私。
風邪ひきになって、休めばよかった…と一瞬、よからぬ考えが脳裏をよぎる。
1時間の授業は、あっというまに過ぎ、最後にフランスのクリスマスソングを
歌詞を見ながら2曲聴いて(ジングルベルの仏語バージョンも聴いた)
今年の授業はおしまい。
来月の授業料を納めて、クリスマスティーをご馳走になって帰宅。

ベランダの向こうに広がる、青空。
乾いた空気が、冬の街の音を運んでくる。
今年も段々と暮れてゆくんだなあ。
あ、昨日、かぼちゃを食べなかった。冬至だったのに。



12/22・II「御礼」

表は冷え冷えなのに、嗣の中は熱気ムンムンでした。
いらしてくださった皆さま、そして今年チコスを応援してくださった皆さま…
心から御礼申し上げます。
Sさんご夫妻が、メンバー全員に1本ずつバラの花をプレゼントしてくださいました。
お客さまにも、嗣子ママにも、チコスを育てていただいているのだなあ…と
改めて思った今宵でした。あ、もちろん、我らが親分の西塔祐三さんにもね!
そして、私自身はメンバーの一人一人に、すごく育ててもらってる気がします。
リハで、ああでもないこうでもない…と何度も何度も納得のいくまで
付き合ってくれる皆に、この場をお借りして…「ありがとう」^-^

聴きにいらしてくださった大先輩歌手・賀来まさ江さんと終わった後
珍しく一緒に飲みました。(賀来さんは高校、大学の先輩でもある方。
毎月第二月曜に嗣でご一緒してます)
賀来さんから、今宵は深〜いお話が聞けました。同郷の先輩って、いいなあ。
まるで「姉」のような存在です。

明日も嗣。楽しいといいな。お客さま、いらしてくださるかしら。
そうそう、これまた大好きな先輩歌手の日野美子さんから、散歩日記を
楽しみにしています…というメールをいただきました。
あと、Kさんから「柴又」の食べてる写真は自然で良い!…とも。
あの写真は、さすがに恥ずかしい気がしたので、少し小さめにupしてあります。
あとね、笑えたのが「よくぞ、柴又に行ってくれました!
柴又は私の聖地です」というメールをくださった方。寅さんが大好きなんですね?
来年の散歩コースも、もう考えてあるんです。年内はしなければならないことが
山積みなので、もう無理だろうなあ。来年を楽しみにしていてくださいね。

さて、私は明日の朝、仏語授業を受けられるのでしょうか。
いい加減に寝ようっと。おやすみなさい。



12/22「嗣」

きょうは荻窪の嗣でアルゼンチン・タンゴ「チコス・デ・パンパ」の日。
以前の日記でもお知らせした通り、今月は早々とご予約してくださった方が
多かったので、締めきりとなってしまいました。本当にごめんなさい。
「何で、入れないの〜」と何人かの方にご連絡いただいたのですが
来年、またよろしくお願い致します。今からでもご予約を受付けますよ。
(ちなみに1月は、私とバイオリンの江藤有希ちゃんが抜けます。
ベースも1月だけ田邊さんの代わりに、東谷さんという方にお願いしてあります。
2月は私も復活します。)

明日(23日)も「嗣」で唄いますので、祝日のご予定のない方は是非!
ピアノは皆の人気者・砂原さんですよ。



12/21「ムーン・アイランド」

きょうは、散歩ではなく、用事があって月島に。(月島も初体験。名前が好き)
 

早めの午後に用が済んだので、結局ぶらぶらしてみることにしました。
辺り一面もんじゃ屋だらけ。
駅を降りると、ぷ〜んとソースのいい香りに包まれている街。
周囲はお洒落な高層マンションだらけなので、そのミスマッチがおもしろい。
ちょうどお腹もすいていたので「やっぱり、もんじゃでしょう」ということで、
ある方おススメの『錦』へ。
そこが元祖、という「めんたい餅もんじゃ」を頼んでみました。
熱くてハフハフ…。  
もんじゃって、どんなに食べてもお腹いっぱいにならないイメージだったけれど
それひとつだけでも結構ボリュームがありましたよ。

そのまま銀座方面に歩いて行ってみる。初めて通る道たち…新鮮だなあ。
強烈なインパクトのある看板を発見。
お説教を受けたい方は、毎月9日ですって。

向こうに見えるのは勝どき橋かな。
夕日が沈んでいく様が美しくて、しばし立ち止まって眺めてしまう。
何だか、和製ヴェニスのようだなあ。ロマンチックだ。

小さな公園にシーソーを見つけて、ついつい…童心に返っちゃった。
  
わずかな時間だったけれど、身体がすっかりあったまりました。

丸の内のミレナリオも、24日から始まるそうですが、あの辺りに勤務の方は
不便この上ない、とか…?ものすごい人が出るでしょうからねえ。
でも…綺麗なんだろうなあ。銀座も素敵でしたよ。
 



12/19「鳩のなる木」

サンタの恰好で夕刊を配達しているお兄ちゃんを見かける。
何気に怪しい。新宿で時々見かける、タイガーマスクさんの方が
普通に見える気がするのは、見慣れているからだろうか。
神社の境内一面に広がる落葉。さながら、黄色い絨緞のよう。
街の冬景色だね。

朝から何度も街と家を往ったり来たり。
朝はポカポカ陽気だったので、ついでに散歩も楽しむ。
『鳩のなる木』を見つけて、可笑しくて仕方なかった。
  
鳩のお尻から落とし物がこないことを祈りつつ、パシャリ。

頂き物のラ・フランスをつまみながら、夕食の下ごしらえをしていたら
実家から宅急便が届いた。
無農薬レモンが山のように!真ん中は「ラ・フランス」
早速レモンを絞って、おいしいハチミツと混ぜて、あったか「ハチミツレモン」を。
      



12/18「玄関掃除」

毎朝の日課、玄関拭き掃除がおっくうになってきた。
指が冷たくて、よほどの気合いを入れないと、何もする気が起こらない。
そう言えば、子供の頃は妹と毎朝交代で、玄関掃きと玄関拭きをしていたっけ。
していた…というよりは、させられていた…と言った方が正しいかな。
真冬の掃き掃除担当の日は、得した気分になったものだ。
逆に、拭き掃除担当の日は、この世の不幸がすべて自分の身に降りかかってきた気に
なったものだ。しもやけた手で雑巾を絞るのは、本当につらかったなあ。

ダンスの稽古時、その空間に向かって、まず感謝のご挨拶をすることにしている。
ステージに立つ時も同じ。
今、玄関掃除も同じ意味を持つ。
毎日毎日ありがとう、玄関さん…てところかな。
そして、その日の自分と向き合う大事な時間でもある。

パウケは激混み状態だった。やっぱり12月なんだなあ。
慌ただしい時期こそ、しっかりと自分を見つめ直さなくては…かな。
な〜んて…やっぱり皆で浮かれちゃった方が楽しいね〜〜〜。

…と、ここまで書いてコンタクトを入れたまんま、しかも座ったまんまで寝てた。
なので、もう19日の朝でござんす。
皆さま、お仕事がんばってくださいませ。行ってらっしゃ〜い。



12/17「COCORO*CO」

先日、メビウスに遊びにいらしてくださったKEIKOさんのライブに行ってきた。
5人の女性ゴスペルコーラスグループwithシンセのハルさん。
CDはすでに聴かせていただいていたのだけど、やっぱり生はイイね〜。
大盛り上がりのクリスマスディナー・コンサートだった。
綾戸智恵さんのライブに行った時のような、興奮を味わうことができたよ。
ほんとに上手いね〜。一人一人が歌唱力あるから、聴きごたえあるよ。
機会があったら…というか、機会を作って、ぜひ聴きに行ってみてね。

KEIKOさんの笑顔も歌声も、最高!
なんか、申し合わせたように色が合っちゃった。
1月のメビウスにも、もしかしたら遊びにきてくださるかもしれないの。
でもって、ひょっとしたらある曲のハーモニーを付けてくださるかもしれないのだ〜。
ぐお〜。そうなったらうれしいな。考えただけで興奮しちゃう。

イタリア料理のバイキングだったので、またもや食べ過ぎてしまった。
会場のお客さん全員に、ダイエット薬(?)の試供品が配られたので
その場で早速飲んでみた。ちょっと恥ずかしいね…。…でも、グッド・タイミング!?


明日・明後日とパウケ。今週、来週のパウケはクリスマスソングが中心。
いっぱい唄うよん。遊びにきてね。サンタの恰好はしないけどね。



12/16・II「おいしいもの」

本日の「おいしいもの」たち。
朝食後に、戴き物のリンツのミルクチョコレート。
クリスマスのイラストが描いてあって、かわゆいのなんの。
空き箱は大事にとっておくつもり。

仏語レッスンの後、スペアリブのおいしいお店で、歌に関する打ち合わせ。
柔らかいので、ナイフは一切使わない。絶品ですぞ。
デザート目指して、新しくオープンしたスィーツのお店に移動。
「酒粕レアチーズ」という珍しいモノを、「麦茶エスプレッソ」といただく。
      

なかなかイケます、これ。
激混みで座れず…突っ立ったまま食す。
打ち合わせにならないので(場所の選択を誤った)、Afternoon Tea に移動して
フルーツ入りのオレンジティーを。

夜はヴィラージュ。ステージ終了後、マダムの目崎さんがお手製の
クジラ肉入り味噌汁をご馳走してくださった。
初めての触感。見た目、しいたけだと思っていたモノがクジラだった。
根津といい、巣鴨といい、クジラといい…人生にはまだまだたくさん発見があるのねえ。



12/16「ヴィラージュ」

夕べ、日記を書きながらパソコンを抱えたまま眠ってしまってました。
昨日の分も一緒にupしてあります。
今夜は「ヴィラージュ」で唄います。
久しぶりの気がするなあ。
暮れに向けて、いろいろとお忙しい時期かとは思いますが
是非ぜひ、「ヴィラージュ」にお出かけくださいませね。
「ヴィラージュ」へは、お腹をすかせていらしても大丈夫ですよ。
マダムの目崎さんは、料理の達人でもいらっしゃるのですもの。

さて、今朝は仏語レッスン。がんばらねば…。



12/15「Marlene Dietrich」

ル・シネマで『真実のマレーネ・ディートリッヒ』を観てきた。
大学ではドイツ歌曲専攻だったし、パウケでドイツ音楽にも触れていたし…で
大学を出てすぐの頃から、ディートリッヒに興味を持っていた。
「リリー・マルレーン」と「また恋したのよ(嘆きの天使)」を唄っていたことから
まわりまわって、シャンソンの世界へと入ってきた私。
私はドイツ語で唄っているけれど、ディートリッヒ本人はドイツ語の
「また恋したのよ」を好きではなかったらしい。
このことはディートリッヒについて書かれた本に載っていた。
しかし皮肉なことに、この歌は東洋人の私でも知っているほど
大ヒットしてしまう。

彼女は恋に奔放であったけれど、不思議と身持ちが軽い…とは思えない品がある。
(恋愛の対象は、美しければ男性でも女性でもなり得た)
そして、イメージ的には冷酷そうな感じなのだけれど、これまた不思議と
彼女を知れば知るほど、人間味溢れる姿も垣間見えてくる。
単なるドキュメント、と言えばそれまでだけれど、私にとっては嬉しいフィルムだった。
ほとんどのディートリッヒ像を、ビデオと文章と写真でしか知らなかったから。
彼女は歌が上手いか…と聞かれると、何とも言えないけれど
彼女の晩年の歌に、心が揺さぶられるのは確かだ。
彼女の人生があってこその歌なんだね。

ちなみに本編が始まる前の、幾つかの予告編で涙がこぼれてしまった私。
予告編で流れていた作品全部を観てみたい気がする。



12/13「何てステキ!」

マカロニサラダを1kg買った。
Ma Caroni ! (マ・カロニ=おお、素晴らしい!)



12/12「よく働いた日」

冬の寒さに備えてか…食欲旺盛。
何を食べてもおいしくて、困ってしまう。
今年最後の「赤い花の会」が終わった。全部で32名、集まってくださった。
『カスピアン』のオーナーが、終わった後「皆さん、本当にいい顔をなさって
いらっしゃいますね」と仰ってくださる。ほんと、私にとって皆さんは天使のよう。
そうそう、皆さんの歌声も褒められましたよ。「赤い花の会」の皆さん…
読んでらっしゃるかな。

夜はそのままパウケへ。さすがに12月の金曜日らしく、超満員だった。
いつもこうだといいけどなあ。
Nさんが、私の番外編日記「パウケ」に載せてあるビールの写真を、パソコンの背景に
してくださっているとか…。立ち上げた時、画面にたくさんビールの写真が出るんだって。
ふふふ。飲ん兵衛みたいだなあ。

きょうは唄いっぱなしだったので、ちょっとくたびれた。
昼・夜合わせて、40曲近く唄ったのではないかしら。
それでも鼻歌を唄ってしまう深夜…。



12/11「クリスマス・プレゼント」

北海道のTさんから、少し早いけどクリスマスの贈り物が届いた。
最近、注目されているエリス・レジーナのお嬢さん、マリア・ヒタのCDと
アンリ・サルバドール、イヴェット・ジロー、その他にフランスのクリスマス
ソングが入ってるCD。全部で5枚も!
何て素敵な贈り物なんだろう。

早速、夕べから聴き始める。夕食の仕度をしながら、マリア・ヒタを聴いてみる。
「この歌声…ジョイスによく似てるなあ」と思いながら聴くと、なんとなく曲調も
ジョイスに似てる気がしてきた。ジョイスも大好きで、よく聴いてたんだけど
あの独特の躍動感が私は好き。例の如く、身体が勝手に動きだしてしまって
踊りながら料理をする。おかげで、我ながら大満足のいく出来ばえ!
やっぱりいい音楽は、料理にとって最高のスパイスなんだわ。

しかし、マリア・ヒタも他のクリスマスCDにはかすんでしまうほど。
Tさん「イチオシ!」のアンリのCDは格別。
バレエの「くるみ割り人形」を観るのが、これまた大好きな私ですが
まさに、あの「ウキウキ感」がCDだけで堪能できる!
あんまりウキウキして、カサブランカの枝にクリスマスの飾りつけをしてしまった。
    
「きよしこの夜」を、私はドイツ語・英語・日本語で唄っているんだけど
フランス語でも唄ってみたくなっちゃったなあ。
「プチパパ・ノエル」も唄いた〜い。改めて、いい曲だなあ…と思う。
「ノエル・アンサンブル」のCDもいいよ〜。ブラームスの子守歌の仏語バージョンを
初めて聴いた。
いい曲は言葉の壁も越えるのだ〜。ね。

明日は今年最後の「赤い花の会」。いつもは吉祥寺伊勢丹横にあるFFビル7Fでの
会だけど、年に2回、ペルシャンカフェ「カスピアン」というお店をお借りして
お茶とケーキ付きで催される。(カスピアンのケーキは美味しい!)
普段はマイクなしの会だけど、カスピアンではマイクを使って、
私のソロも多めに聴いてもらうことになってるの。
興味がおありでしたら、どなたでも参加できますので覗いてみてくださいね。
女性が圧倒的ですが、男性の方も何人かいらっしゃるので、気楽にどうぞ。
和やか〜、ほんわか〜な会でございます。
夜はパウケ。賑やかだといいな。



12/10「稽古」

立川先生のダンスレッスンに行ってきた。
4日の『JE TE VEUX』コンサートのリハを観てくださったのだけど
嶋本さんとの踊りを、とても褒めてくださった。
ほとんど踊れない状態の私をご存知なので、そんな意味も含めて
褒めてくださったのだと思う。
嶋本さんが、綺麗に踊らせてくださったおかげだなあ。感謝感謝です。
夏に大特訓してくださったのだもの。

立川先生の稽古は、受ければ受けるほど、自分が変わっていけるのがわかる稽古。
体型も、ステージでの動きも全部含めて。
興味がおありの方は、性別・年齢問わず…ですから、是非ぜひ!
この2年間で約4キロ痩せた私が言うんですから、間違いないですよ。

来年の「パリ祭」が7/10,11に決定した。
1月には全体ミーティング。また気を引き締めなくちゃ。
身体もね…。



12/9「冬将軍到来」

昨日の嗣は、ちょっと淋しかった。
忘年会真っ盛りだものねえ…仕方ないのかな。
すごく楽しいライブだったので、残念。
お客さまに、歌声もいいけど、会話のテンポに癒された…と言っていただく。
これは嬉しい。

早めにお店に入って、ギターのふじをさんと合わせをしたんだけど
昨日はまたえらく気持ちのいい時間になった。ふじをさんのギターならでは…の
何かをやりましょうよ、ってなことで、「Close to you」をゆったりしたレゲエ調で
やってみたの。これが、な〜んかゴキゲンでねえ〜。
なんちゃってラテンじゃなくて、きちんとラテンを知ってる方だから
本当に楽しい。
あと、クリスマスソングの中で私が一番好きな歌
「Have Yourself a Merry Little X'mas」を、ふじをさんも大好きだということが
判明したので、しっとり最後に唄ってみた。この歌は、私にとって青春の思い出
でもあるの。いい歌だなあ、ほんと。ギターに合うんだなあ、これが。
終わってから、皆で来年6/6に予定しているディナーショウの打ち合わせ。
えらく盛り上がってしまった。年明け早々、準備にとりかかることになったので
えらいこっちゃ。果たして実現するのかどうか…という、おもしろ企画なんだけど
それは当日のお楽しみね。まだ先のことだけどさ。

仏語授業の後、友人に誘われて日生劇場へ。
「リチャード三世」を観てきた。シェイクスピアだし、蜷川作品だし…と
少々緊張して臨んだんだけど、意外に楽しめた。蜷川作品を観たのは初めて。
さすがだなあ、やっぱり。3時間があっという間だったもの。

きょう、北海道は氷点下になったって。長野でも初雪降ったんだって。
クロディーヌ先生も大風邪ひいてたけど、皆、大丈夫?
風邪には「ビタミンCとビタミンAMIが効く」らしいよ。
さとちゃんが言ってた(^-^)



12/8「きょうのおやつ」

ドイツのお菓子シュトーレンと、ビタミンCたっぷりのハーブティー。
      
ハーブティー専門店でブレンドしてもらいました。
金曜日にまいちゃんからもらった、ピンクのブーケとミニチュア・サンタも
仲間に加わっての、amiお茶会。
これまた頂きものの、大好きなカサブランカ(真っ白い百合)の薫る中
ほんの一瞬、優雅な気分。
さて、気を取り直して…働こうっと。

夕べは新大久保で韓国料理を食べたので、元気倍増…かな?
お店の看板娘・さいかちゃんに何故か闘いを挑まれる私。
3才児相手に、何やってんだか、私…。
人なつっこくて、cute。あんぱんまんの話をいっぱい教えてくれました。
帰り際、ハグをして別れを惜しむ二人。
「うちの子になる?」と聞いたら、「いやだ」とあっさり拒否。
まあ、「なる」と言われたら言われたで、困るけども〜。
『三段腹』というメニューが気になりました。



12/7「明日は嗣」

いいお天気の日曜日。
ホッとするねえ。昨日、「谷中ぎんざ」で買った、ずんだあんぱんを
おやつに、ちょっとひと休み。
おいしいなあ。もうひとつ買っておけばよかった。
先日トシコちゃんに戴いた、ドイツのお菓子「シュトーレン」も食べちゃおう。
これが、またまたおいしいんですよ、あなた!
以前は、ドイツにいる友人が毎年クリスマスが近付くと、チョコレートと
一緒に「シュトーレン」を送ってくれてたんだけど、ここまで美味しい
「シュトーレン」は初めて。日持ちがするものだし、日にちが経つ毎に風味が増す…と
書いてあるし、少しずつせこく食べよう…と決めたものの…おいしいから
ついつい、毎日食べてしまう。あ〜、これではあと数日でなくなってしまうわ。

夕べ、下町散歩日記をupしてから、すぐに友人mmちゃんから反応メールが届いた。
何でも、mmちゃんは下町に詳しいそうで…よくあの界隈に行くそうなんだけど
「歩き過ぎです(笑)あれは歩き過ぎです〜!歩き過ぎ!」って、書いてあった。
やっぱり…?自分でも、上野公園を歩いている辺りで、な〜んか、そういう気が
してたんだよね。(でも、恵比寿から自由が丘まで歩いた時よりは疲れなかったよ。)
それにしても、日記を書きながら、あそこまで長くなるとは本人も思っていなくて…。
読むのが大変だったでしょう。ごめんなさい。
一旦、書き出した手前、どうにも途中でcutができなくて、結局ほとんど
訪れた所を載せてしまった。だけど、途中で眠くて眠くて…半ベソ状態。(バカだね)


さて、明日は荻窪の「嗣」出演日。
これまた私にとっても楽しみなライブでありまする。
金曜日の「メビウス」は、おかげさまで無事終了。
歌手のKeikoさんも聴きにいらしてくださった。
「まさか、きょう中央線が聴けるとは思わなかった〜。私も大好きなの。」とKeikoさん。
今度ね、コーラスを付けてくださるんだって!なんて嬉しいんでしょう!
初めてご一緒したベースの藤田さんも、すごく楽しんでくださったらしいの。
共演したミュージシャンに、やりがいがある…と思ってもらえるのは、歌手にとっては
幸せなことだと思う。ピアノのハルさんも、真剣にステージのことを
考えてくれていて、本当に有り難いなあ。
豊島さんといい、匠さんといい、宇都宮さんといい、パンパといい…
いつも素敵なミュージシャンに囲まれて、大好きな音楽に取り組める日々に
改めて感謝だなあ。

今月22日の「嗣」でのチコス(タンゴ)ライブは、予約多数の為
すでに締め切り、という事態に。嬉しい悲鳴。
でも、いらっしゃりたかった方…ごめんなさいね。次回は、お一人だとしても是非
お早めにご予約くださいませ。
なので、「嗣」にいらしてくださるご予定の方は
明日(8日)か、23日(火・祝日)にお願い致します〜。



12/6「下町散歩日記」番外編入り決定

【根津】
歩いた歩いた…。
根津から、千駄木、日暮里、上野、湯島…と下町散策をしてきた。
散歩雑誌で見つけた「パンダおにぎり」に興味を抱いた、物好きな私は
以前から気になっていた下町散歩を決行。
本番続きのくたびれ果てた身体に鞭打って、午前中に何とか行動開始。
お昼頃、私にとって未知の街・根津に到着。

如何にも下町、って風情の昔ながらの商店街。(コンビニがない!)
お洒落な街並が大好きなんだけど、実はこういう昔の「東京」を匂わせる街並も
嫌いじゃない。しばらく歩いて、寅さんの映画に出てきそうな、定食屋を発見。
いやあ…実に古めかしい…と、メニューが陳列してあるガラスケースを
覗きこむと…ややッ!そこには目指してきた「パンダおにぎり」の写真が!
これかあ…これに\150は出せないよ〜〜〜、と苦笑して、さっさと立ち去る。
だって、ただのおむすびに海苔で顔が書いてあるだけなんだもの。
(恐らく、口の部分は梅干し)

お腹が猛烈にすいてきたので、不忍通り沿いにあったネパール料理屋「PASA」で
カレーを食べることに。これは、なかなか美味しかった。


そのお店でもらった、下町イラストまっぷを手に、次にどこへ行くかを検討。

まずは「へび道(旧藍染川)」という、気になる道を歩いてみることにした。
(上の写真は「へび道」ではありません。念のため)
歩いてみて納得!行けども行けども、うねうねの曲がりくねった道が続いてる。
う〜ん、これは本物の「へび道」に認定だ!(…って、私が認定しなくても
文京区に認定されてるんだけどさ…)
その「へび道」で、こんな郵便受けを発見。

【夕やけだんだん】
千駄木の辺りまで、ふ〜らふら。
散策を続けていると、指人形、という旗が目に入る。
ウィンドウケースの中に、ずらりと笑吉人形が飾ってあった。
ほのぼのしているような、無気味なような…???
    
ここは、どうやら近々「ぶらり途中下車」でも、紹介されるらしい。

またまた気になる郵便受けを発見。
妙な八百屋も発見。
店の中に車…???
おっと、その先には活気溢れる商店街「谷中ぎんざ」が…!
おいしそうな気配がぷんぷんするわ。
大きなシジミやハマグリ、いい匂いのお惣菜、山積みされたお安いミカン…
素朴〜なパン屋さんで、「ずんだあんぱん」をひとつゲット。

こんなのも、下町っぽいね〜。
外国の人もちらほら。日本人の私だって、わくわくするんだから
異国の方はなおさらでしょうねえ。

商店街を抜けると、「夕やけだんだん」という階段が見えてきた。
そこには、まるまると太った猫がいるわ、いるわ…。
14〜5匹はいたんじゃないかしら。
きっと、ご近所さんたちが餌付けしてるんだろうなあ。
お煎餅屋やら、佃煮屋やらも並んでる。
佃煮屋で、こんなのを見つけてしまった〜。
『あみ100g・¥300』ってことは…私の体重が?キロだから…えっと…
私の値段は…と、思わず考えてしまう。幾らだったかは、内緒。

【谷中霊園】
日暮里駅が見えてきた。
陸橋から線路を眺めると、数種類の電車が走っていておもしろかった。
マニアにウケそうだ。新幹線まで通ってたもの。
深夜番組で見たことあるけど、マニアは何種類もの電車が走っている
ポイントを見つけるとたまらないんだそうよ。
感じるツボって、人各々違うんだねえ、ほんと。

立派なお墓が立ち並ぶ「谷中霊園」を抜ける。
知人の陶器の個展を見に、何度かこの辺りは通ったことがある。
ウィーンを訪れた時、シュトラウスたちのお墓参りをしたけれど、
この「谷中霊園」は、日本のお墓にしては、小洒落た雰囲気。
陽当たりもいいし、紅葉も美しいし、ここに眠っていらっしゃる方々は、
さぞ居心地がいいに違いない。交番もあるから、治安もバッチリ…と思いきや
「谷中置き引き団に注意!」という貼り紙が目に入る。
おちおち、眠ってもいられないなんて…気の毒だわ。

ものすごくでっかい銀杏の木があったので、近付いてみた。
樹齢何年なんだろう。
木の根元にいるのが、私。ね…すごく大きい銀杏でしょう。

霊園を抜けきって、上野方面に向かった。

【愛玉子】
これは何だろう?
気になる、気になる〜。めっちゃ古いお店!
「愛玉子」と書いて「オー・ギョー・チイ」と読むんだって。
私は知らなかったんだけど、台湾にある果実の名前なんだって。
お米と同じくらいのカロリーだとか。
寒天みたいに加工されていて、それに蜜とか、ワインとかかけて
食べるデザート。腎臓にもいいらしい。
メニューのショーケースに飾ってある、かき氷のサンプルが笑える。
だって、氷の部分がただの綿なんだもん!お金かけてないね〜〜〜。

入るのに、ものすごく勇気が要ったんだけど、せっかくだから記念に
試してみることにした。
引き戸を開けると、薄暗い店内からプ〜ンとストーブの灯油の匂いがしてきた。
お客は他に誰もいない。店主が奥から顔を出してきて、座るよう促す。
店内で一番、豪華そうな(なんとなく、店に似つかわしくないような…何だか
マッチしているような…?)椅子に腰かける。
「オー・ギョー・チイ・あんみつ」を注文する。

水ではなく、お湯が出される。心憎い配慮だ。
珍しくて、店内をキョロキョロと見回してみた。
ここだけまるで、時間が止まったみたいだ。
昭和初期にタイムスリップした気分。やけに懐かしさがこみあげてきて
(いや…私は決して昭和初期を知っているワケではないんだけどさ…)
子供の頃のことを、たくさん思い出してしまった。
    
ここね、入りづらいと思うけれど、機会があったら是非トライしてみて。
こういう雰囲気って、東京にそうたくさん残ってないんじゃないかしら。
ゆっくり座っていたかったけれど、あのまま座っていたら現世に戻ってこれないような
…そんな不思議な感覚に陥ってしまう空間だった。

【上野公園】
「愛玉子」店を出てすぐの辺りに、変わった酒屋(?)が。
これ、ぜ〜んぶビールだよ!

東京芸大の校舎が立ち並ぶ通りを、初めて通った。
    
数年前に訪れた、ポルトガルのコインブラ大学を思い起こさせるような雰囲気。

家賃0円の、青い屋根の家並み(?)がズラ〜ッと続く上野公園にも足を踏み入れる。
せっかくなので「東照宮」を見学することにした。
飾られている、金箔が剥がれ落ちた巨大百人一首が、時間の流れを感じさせる。
400年までとはいかないけれど、その頃の物が自分の目の前に存在することを
神妙な想いで受け止める。
東照宮の前に、空襲で焼け残った木が置いてあった。
1945年・4月の空襲だって。痛々しい。

どうやら歩き過ぎたみたい。足がパンパンになってきたので、最後に
    
西郷どんの銅像を写して、湯島まで歩いて、それから帰路に着いた。
日が暮れてしまった為、湯島天神に行けなかったのが、ちょっと心残り。
今度は両国なんかも歩いてみたいなあ。
何年も東京にいるのに、知らない所だらけだよ。



12/5「親心」

東京に出張中の父から電話あり。
仕事関係の方とお話していたら、お相手の方が、何とパウケに時々いらして
くださっている…ということが判明したのですって。
世の中狭いですねえ。
「歌の好きな方だから、お前のCDを渡しておいたからね」
…え?意外な言葉に「お父さん、CD持ってたの?」と聞いたら
「そうだよ〜。何枚か持ってきて、とりあえず配ったんだよ〜」ですって。
うちの父は絶対そんなことをする人ではなかったのに…。
「お父さん、大好きだよ〜」と、思わず言ってしまったほど感激。
そんな言葉を父に向かって言ったことは、今まで一度もありません。
仕事の資料が入った鞄に、「ami amour」のCDを一緒に入れてきてくれた父の姿を
想像すると、目頭が熱くなってきてしまいました。

昨日のコンサートの模様は、改めて週末にでも…。
ちょっと時間が足りないのです。ごめんなさいね。
とにかく今夜は「メビウス」ライブなのだもの〜〜〜。
久々に友人たちに大勢会えるみたいなので、違った意味でも楽しみ〜。
夕方からリハです。
行ってきま〜す。



12/4・II「御礼」

今夜のコンサートにいらしてくださった皆さま…本当にありがとうございました。
何とか、無事に終了です。
場当たり、ゲネプロ、本番…と同じモノを3回通したので、さすがに疲労。
睡眠不足もあって、あくびの連チャンです。
続きはまた明日。

明日は「メビウス」出演日。
私のソロ・ライブです。ご予約もぞくぞくといただいておりますので
きっと、賑やかな夜になることでしょう。
詳細はお店のHPを見てね。
お値段がリーズナブルなので(チャージ¥1,500)、若者もご安心くださいませ。
明日もおもいっきり、ハジけたいと思いま〜す。
おやすみなさい。



12/4「いざ本番!」

夕べの「Qui」は、ほんと素敵なひと時でした。
Keikoさんの飛び入りがあり、1部は日高あいさんとの相性抜群コーラスを
聴かせてもらえたんですよ。
Keikoさんて、唄ってる時の表情もめちゃめちゃいいんです。
唄うのが好きなんだなあ…って、聴いてる側も幸せな気分になってくるの。

初めて第一水曜日にいらした方が、このメンバーはいいねえ…と
仰ってくださってました。私もそう思います、ハイ^-^
父が出張でこちらに来ているのだけど、残念ながら仕事が忙しくて
今回は会えないみたい。
父に、こういうライブを聴いてみてほしいんだけどなあ。
それにきょうのコンサートも…。ま、仕方ないか。

「お父さん」みたいな存在のマスターと、久々に少しゆっくりお話ができたので
うれしかったです。マスターの笑顔は、やっぱいいなあ。
そうそう…「シャンソン丸かじり」の亀さんが、日記を読んでくださってるんですって。
「うちにも原稿書いてよ」ということでしたが、何れ挑戦させていただきたいと思います。

さあ、身体は眠たいけれど…そろそろ行動開始かな。
きょうは11時から場あたりをして、そのままリハ&本番に突入!
昨日も一日、稽古でした。
完全燃焼したいわ!
お楽しみに〜〜〜。



12/2「うれしいこと」

今ね…岡山のNHKから電話がきたの。
毎週木曜日に、音楽家を紹介するコーナーがあるらしいんだけど
それに出演させていただけるんですって。
お正月に帰った時、収録することになりました。
放映予定日は1/8(木)。でも、もしかしたら変則的に1/5(月)の
生放送になるかもしれない、ということです。
15分〜20分くらいの枠なんですって。
また詳細がわかり次第、ご報告させていただきますね。
お雑煮とお節を食べ過ぎないように、せいぜい心がけるようにします。

久々のいいお天気。
太陽みたいな存在のクロディーヌ先生の授業を受けて、気分さっぱり。
相棒がお休みだったので、本日もプライベートレッスンなり。
先生の「諦メナイデ、アミ!」という言葉が、いつもヤル気を
起こさせてくれます。
毎回の私の珍答に、先生のほうが先に諦めちゃったらどうしよう…。

明日は2ヶ月ぶりの新宿「Qui」です。
先月はバルバラのコンサートがあった為、出られなかったの。
日高あいさん、竹山京李さん…そして渡邊匠さんと今野勝春さんのデュオ。
楽しみで仕方ありません。
4日の「JE TE VEUX」コンサート、5日の四ツ谷「メビウス」も合わせて
どうぞよろしくお願い致します。



12/1「特訓」

早々にクリスマスケーキを予約した。
例年は当日になって、どこのケーキにしようか悩むんだけど
今年は万全だ。
珍しいタイプのケーキなので、実物が我家に到着したらデジカメで撮って
ご紹介するわね。

きょうは一日、『JE TE VEUX』の稽古。
小寺さんと宇都宮さんは、今朝5時までかかって打ち込みやらアレンジやらを
してくださったそう。エレクトーンて…大変なんだねえ。
小寺さんのエレクトーンソロ演奏も、いい感じ。
彼女のあったかいお人柄が、そのまま出てる。
豊島さんのソロ演奏も、楽しみだなあ。

20歳のShin太朗君が「ミス・サイゴン」のオーディションに受かったので
ひょっとしたらこのメンバーでの公演は最後になるのかもしれない。
嶋本さんからダンスの猛特訓(?)を受ける。
何気ないポーズのひとつひとつに、隠されたダンサー魂を知る。
目からウロコだった。
できなくて、何度も何度もやり直した。
明日、一人で大特訓しなくちゃ。