10/31「レクイエム(鎮魂曲・哀歌)」

かなり深い哀しみの中にいる、ある人の「想い」を偶然、知ってしまった。
まるで映画を観てきたような気分。
男と女のドラマは本当に星の数ほどあるけれど、それが知っている人のこととなると
どちらに気持ちを加担するでもなく…せつなくなってくる。
生きていれば、いろんなことがあるよね。
なかなか断ち切れない想いを引きずって、毎日を過ごすことは
地獄みたいなものかもしれない。
昔、味わった苦い想いが心をよぎる。
あの時は、ほんとに「もうダメだよ、立ち直れないよ」と
絶望のどん底にいたけれど、何年も経った今、私は以前よりたくさん笑ってる。

直接、声をかけることはできないけれど、心の中では祈ってる。
どうか、幸せが訪れますように…。

アルゼンチンタンゴには、そんな人生がいっぱい詰まっている。
明日のコンサート…彼は私のコンサートがあることも知らないだろうけれど
『愛のレクイエム』のつもりで、明日の歌を彼に捧げたい、と思う。



10/30・II「いいこと?悪いこと?」

バルバラから帰ってきました。
帰りの電車で、偶然ピアニストの豊島さんとバッタリ。わ〜い。

本日の出演は杉村美恵さん、石丸高史さん。ピアノは加藤るり子さん。
杉村美恵さんの「ムッシュー・カポネ」がとてもおもしろかった。
バルバラの作品には、いろんなのがあるんだね。
石丸高史さんとご一緒するのは初めてだった。ダンサーでもある石丸さんは華麗に
クルクルまわってらした。すごい。私なら目がまわってるところだ。
少しお話をさせていただいたけれど、なんだかものすご〜くいい方みたいな気がする。
こういうお兄ちゃんがいたらいいかも…と、ちょっと思った。

初めてお目にかかったお客さまに、突然呼びとめられて、こう言われた。
「あみちゃん!貴女は実にいい顔をしている!150%ハッピーライフを送っとられますな。
そして、これからも150%ハッピーライフ、間違いなしです。貴女の人相は
そういう顔です。100人に一人いるかいないか、ぐらいのいい顔をされとる。」
って。
まあ、本当かどうかは別として、そう言われて嬉しくなくはないよね。
単純だから「そっかあ。ハッピーライフかあ。お父さん、お母さんありがとう」ってな
気分になる。

ところが、いい気分でこのことを日記に書いていたら、横で茶々を入れる輩が…!
「あみちゃん…でもね、もしかしたらね…その人はさあ、あみちゃんのホームページを
秘かに見ていている人かもよ。でもってね、ハッピーライフってえのは、
ハッピーみたいなライフってことかもよ!?(注:もうご存知の方も多いと思うけれど、
『ハッピー』というのは、実家で飼っているブサイクだけどかわいいブルドッグのこと。
ハッピーを見たい方は10/16の日記をどうぞ。)

150%、ハッピーみたいなライフって…それは嫌だねえ。うしし。」だってさ。
ひどい。確かにそれは、あんまり嬉しくない。
ビミョーだ。



10/30「大きな悩み」

火曜日に「嗣」にいらしてくださったYご夫妻からいただいた、香港のお土産…
目の前にある、ひと箱のチョコレート…。
今、これを開けようかどうしようか、非常に悩んでいる。
開けたら多分、私のことだからとまらなくなってしまうに違いない。
「開けるべきか、開けないべきか…」それが問題だ!
(シェークスピアほどシリアスにはなれないわね、この場合)
「相変わらずアホらしいことで悩んでるなあ」ときっと、皆さんお思いでしょうね。

久しぶりにたっぷり眠ったら、身体がとても楽になった。
気分もいいところで、譜面書きにとりかかろうかな。

よく考えたら、タンゴのコンサートは明後日じゃないの!?
譜面書きの後は、ひたすらスペイン語朗読に取り組むべし。
この前のリハーサルでは、日本語の歌詞をスペイン語訛りで唄ってしまって
途中で可笑しくてたまらなくなった。
1曲だけ、半コーラス分を日本語で唄うのだけど「叱らないで」というフレーズが
「スィカラナイデ」ってな具合になってしまったの。
とうとう、母国語までダメになってしまった!?
ひょっとして、スペイン語どころじゃないんでは…?

よし、やっぱりチョコ食べて気を引き締めよう。
(身は引き締まらなくなる恐れ「大」だけど)
今夜の「バルバラ」では、杉村美恵さんとご一緒です。
ああ、窓の向こうには美しい秋の空。
芸術の秋。チョコの秋?



10/29「ぼくの好きな先生」

昨日のラサリ公演は、ちょっと得しちゃった。
大雨の中、滑り込みセーフで当日券売り場に到着。
B席にするかC席にするかで悩んでいたら、担当のお兄さんの
「どうせこれだけ空いてますから、一番安いところを買って移動なさっては?」
という有り難いお言葉!
なんていい人なんだろう。
エレベーターで3階席まで上がる。何も考えないで、一緒に乗っていたおじさんに
ついていってたら、そこは男性トイレだった…!
びっくりしてUターンしたら、フロアーの担当者が「お、お客さま!まことに
申し訳ないのですが、女性用の化粧室は反対側で…」と走り寄ってきた。
「い…いえ、あの…会場に入りたいだけなんです…」と赤面する私。

見覚えのある後ろ姿を発見!チコスの仲間、ベーシストの田邊さんだ。
…と思ったら、横にはバイオリニストの江藤有希ちゃんとスペイン語の玖美子先生。
なかなか有意義なひと時を過ごした。
ラサリは78才だそうだ。それなのに、バリエーションをバリバリと弾きこなしていた。
おったまげたね〜。(表現が古いかな)
1部、2部合わせて30曲!しかも、アンコール3曲。すごいスタミナだ。
でも、さすがに疲れているように見えた。何しろ全国をまわってきて、明日が最終日。

終演後、玖美子先生がラサリに会いに行く、と仰るので皆も便乗して楽屋まで。
楽屋に通された玖美子先生が「Hola!」と入っていくと、ラサリが「クミコ〜〜〜!」と
お出迎え。お〜、カッコイイ、玖美子先生!
祐三さんはきょうは来れない、という説明をした後、私たちのことを紹介してもらう。
    

「un poco cansado」というようなことを仰っていたから、やっぱり疲れてるんだなあ。
夜の部までに体力が回復なさればいいけれど…。
パンパの皆を見ていても思うけれど、ダリエンソの演奏スタイルは、本当にめちゃめちゃ
スタミナが要るのだ。

きょうは、えらく暑い一日だった。
早起き(?)して、気になっていたフランス映画『ぼくの好きな先生』を観てきた。
混んでいるとは聞いていたけれど、案の定。あと1週間ほどで上映が終わるにもかかわらず
まだまだ大人気らしい。
2002年カンヌ国際映画祭特別招待作品のこの映画…
チラシには文部科学省選定と書いてある。
フランス中部オーベルニュ地方にある、たったひとつのクラスしかない小さな小学校の
ドキュメンタリーフィルム。
ロペス先生と、子供たちのやりとりが実にいい。会場のお客さんたちも皆
クスクス笑っていた。

映画を観ながら、自分の仏語能力は4才児レベルなのだ…と気付いた。
これくらいの仏語なら私にも理解できる!…と喜んでいる場合ではないわね…。
淡々とした日常を録ってあるフィルムなんだけど、最後の最後で涙がボロボロッと。
いい映画だったなあ。観終えた後、あったか〜な気分になれる。
よかったら観てみてね。
ハラハラドキドキしないと楽しめない方には向かないけどね。

睡眠不足が祟って、帰りの電車では熟睡。立っているのがやっとなほど、疲れを感じた。
きょうが休みでよかった。何も考えないで、ゆっくり眠ろうっと。
明日は「バルバラ」出演日。気分爽快で臨みたいと思います!



10/28「フアン・ダリエンソ楽団」

雨だなあ。
午前中、仏語の授業が終わって、あったかいコーヒーを手にぼんやり外を
眺めていたら、急に本降りになってきた。
傍では上級クラスの人たちが、フランス語でしゃべりながら笑っている。
理解できる単語は半分くらいだった。
先は長いぞ、あみ!

授業で、思うように応えられないと、すぐに「う〜ッ」とか「きい〜〜〜ッ」とか
奇声を発するので、クロディーヌ先生はずっと大笑いしていた。
この前、壊れかけたMDを軽く叩いて直したけど(その後、本格的に壊れた)
まさにあんな感じで、前に習ったことを思い出そうと、踏ん張る(?)と
どうしても奇声が出てきてしまう。
ADSL並の早い回線が、私の頭の中にあればいいのに…と思う。

すっかり忘れていたけど、行きたいと思っていたカルロス・ラサリ(タンゴ)の公演は
きょうだ。夜の部は「嗣」だから行けないけど、2時からの部には行けるかな、と
会場に問い合わせてみたら、チケットが残っていた。
スペイン語の玖美子先生や、チコスのメンバーも何人か行くらしいので
会場で会えるかな。
寝不足で少々バテ気味だけど、やっぱり刺激を受けてこないと…ね。
よし!お昼を食べたら、出かけよう。
夜は「嗣」でお待ち申し上げております。



10/27「良い行い」

チコスライブ…おかげさまで今夜も盛り上がりました。
ありがたいことです。
来月はピアノ&バイオリン&あみの3人編成なんだけど、また違った雰囲気で
楽しんでいただけると思うので、是非いらしてくださいね。

帰宅したら、いらしてくださった方から早速メールが届いてました。
「癒し系のあみちゃんもいいけど、タンゴのあみちゃん好きかも」だって。
最近、時々言われます。う〜ん、どっちが私か…とも聞かれるんだけど…
どっちも私なんですよね、多分。
後は、聴いてくださる方の好みかな。
両方、楽しんでいただければ幸いでございます。

お客さまからの差し入れ・今川焼き4つと、秋田のお土産・いなにわうどんと、
バルバラ・リハの帰りに、マダムの千葉さんがゴソッと持たせてくださったお菓子を
本日持って帰ってきました。
何かの占いで「あなたは食べる物には一生困りません」と書かれていたのを
思い出します。
確かに、貯金も何もないけれど…不思議と食べ物には恵まれているようです。
前世で、何か人のお役に立つようなことをさせていただいたのかしら。
…となると、来世の私はいろいろ困ることが多いかもしれないわねえ。
生きているうちに、もうちょっと良い行いをしておいた方がいいかもしれません。
一日一善!を目指します。(一日一膳…???)

明日も「嗣」で唄います。
楽しいライブになるといいなあ。



10/26「祐三親分」

きょうは山本理恵子ちゃんが、京都で初めてコンサート。
無事に終わったかなあ。
できれば駆けつけたかったな。神戸の奈緒美嬢は行く、って言ってた。
11月には桃子嬢のコンサートもある。
都内で、だし…これは何としても、皆で応援に行きたい。

パンパのリハも、とうとう最後。後は11/1の本番を迎えるのみ。
      

やっぱりバンドマスターの祐三さんに、付きっきりでいてもらえると
ものすごく唄いやすいなあ。祐三さんて、存在そのものが「タンゴ」だから
傍で指揮をしてもらえるだけで、幸せ。
その瞬間だけは、自分の身体も心も「タンゴ」になってる気がしてくるから不思議。
現実はそう甘くないんだけどさ…(^-^)
祐三さんは、ほんと…すごい方です。
祐三さんに出会えたことは、私にとっては「油田」を掘り当てたくらいラッキーな
ことなのではないかしらん?

あったかいけど、半端じゃなく厳しい方なので、時々「ぐっ」とくる。
お恥ずかしながら、一度だけ、泣いてしまったことがあるんだけど
それは、自分に対しての悔し涙だった。
できないことがはがゆくて…。
それなのに、祐三さんは未だに、そのことを気になさっていて
「ワシはかなり厳しいことを言うから、あみさんをまた泣かせちゃうかも
しれないなあ」と仰るの。祐三さんが怖いワケではないんですけど〜〜〜。
申し訳ない…。
何しろ、あったかい親分なのであります。(いや、やっぱり怖いか…!?)
      

明日は「嗣」でチコスの日。
夕方から皆でリハをして、皆さまをお迎えする予定。
その前に、11/5用「バルバラ」コンサートリハもある〜。
気持ちを少し整理させないと…。



10/25「譜面書き」

明日のタンゴリハに使う譜面がまだ書けていない。
先週のリハでキーが変わることになってしまったので、全パートを直さなくては
ならない。しかもサイズも変更しなくてはならないので、日頃あまり使わない
かわいそうなオツムは、こんがらがりまくっている。
なんでこんなにややこしいんだ…。
バンドネオンの譜面を、やっとこさ書き上げたけれど…この後に
ピアノ譜を手掛ける気にはなれないので、なんとなく音数の少ないベースか
バイオリン譜で気分転換をはかることにしよう。

こういう時は、「ドラえもん」がいてくれるといいなあ。
きっと、何か必殺技を編み出してくれるに違いない!
(出た!得意の現実逃避癖!)
そう言えば、私の人生は「のび太」なみにダメな感じがするなあ。
それにしても、我ながら美しい譜面だこと…。
自分で書いた譜面は、なんとな〜く、かわいく見えるものなのかしら?
どうか、間違っていませんように…。



10/24「どこへでも…!」

パウケは満員御礼。
毎日、きょうぐらい回転してくれるといいよねえ。
しかも、音楽好きな方がたくさんいらしてくださったので、こちらも張りきりがいが
あるってもんです。
ドイツの方たちが「ブラバー!」って、唄い終わると必ず声をかけてくださったので
ますます張りきりました。(唄ったのは、ドイツの歌だけじゃないんだけど)
それにしても今夜はリクエストが多かったなあ。
「エーデルワイス」でしょ、「Over the Rainbow」が2回、「リリー・マルレーン」
なんて3回も…。しかも、後の2曲は唄ったそばから「もう一度唄ってほしい」という
リクエストのされ方でした。もちろん、喜んで唄わせていただきました。

今夜はね、もうひとつ嬉しいことが…。
突然で驚いたのですが、時々応援してくださっている毎日新聞社の二本木さんと
以前チャリティー・コンサートで大変お世話になった歌手の清水康子さんが
打ち合わせ帰りに寄ってくださったの。
お久しぶりに康子さんに、ちゃんと歌を聴いていただきました。
「リリー・マルレーンが聴けてよかったわあ」と喜んでくださった康子さん…
タンゴも褒めていただいちゃった。
康子さんも、益々チャリティー活動に力を入れていらっしゃるご様子。
いつも感心してしまうけれど、パワフルだなあ。見習いたいです。

自称「あみ応援部隊」の二本木さんに、「こういうこと、やってみない?」と
幾つか企画話をしていただきましたが、今度は是非、お酒の入っていない時に
お話聞かせてくださいね。でもまあ、康子さんが証人でいらしたから、大丈夫かな…?
楽しみにしております。
日本全国、どこへでも参りま〜す!

…そう言えば、来年の1/23〜31は苫小牧に唄いに行きますよ〜〜〜。
斉藤夕希ちゃんのおかげなの。詳細はまた近くなってから…ね。
北海道の皆さま…同じ道内とは言え、遠いかもしれないけど会いにきてくださ〜い。



10/23「新しい発見」

レコーディング無事終了。
昨日は一晩中ずっと、きょう録音する歌を聴きまくっていたので、もう当分
聴かなくてもいいかな…(^-^)って気分。
でも頭からメロディーが離れないよ。
歯磨きする間、化粧する間、ドライヤーで髪を乾かす間も、鏡に歌詞を貼って
ず〜っとブツブツ…。
やっぱり迷惑な隣人だろうなあ、私…。

本日のスタジオは荻窪の『ジェオ』。「嗣」のすぐ傍だった。
こじんまりしてるけど、なかなか雰囲気のいいところ。
上原まきちゃん(ハワイアンを中心に取り組んでいる、ウィスパーヴォイスの素敵な歌姫。
CDも3枚出ているの)と、嶋田あやちゃん(ミュージカルでがんばっている若手。
包み込んでくれるようなあったかい声。12月には新国立の小劇場で主役を
つとめるんだって)と私の3人が集合。
各々2曲ずつ録音。
ディレクターの西山さんが、的確に指示をくださるので、楽しく唄うことができた。
1時間で2曲を録らなくてはならなかったので、緊張したけどね。
途中から『mauve』の和田さん(加藤登紀子さんのお嬢さん・yaeさんや、
ショーロクラブの仕事をなさっている事務所の方)もいらして、終了後、3人の歌手に
今後の為のとても大事なアドバイスをしてくださった。

西山さんや和田さんが見つけてくださった「いいところ」を、私はもっとちゃんと
考えてみよう、と思う。
レコーディングというのは、すればするほど、新しい発見があるものだなあ…と
つくづく感じる。
この機会を与えてくださった和田さんに感謝です。
そして、和田さんを紹介してくださった、黒住さん&藤野さんにも大感謝!
お世話になったエンジニアの竹花さんも交えて、記念撮影。
          

昨日はフォトグラファーのくみちゃんが、写真を撮ってくれた。
くみちゃんが以前住んでいた空家にて、撮影決行。
二人っきりの濃い〜〜〜時間を過ごした。
   

いつもより、二人の気持ちがより近いところにあった気がするね…と帰りの車の中で
しみじみ。気持ちが通じた瞬間に思いがけないことが起こったりもする。
昨日の私の感情の流れは、今までの写真撮影時には決して出てこなかったものだ。
写真もステージと同じだ…と思った。
これも新しい発見。
デジカメでヘアー&メイクをチェックした写真を1枚だけ…。
但し、撮影はあみ本人。
   



10/22「Re:Turnを終えて」

「妖怪とおばけ」についての情報をいただきました。
早い(^-^)!
『妖怪とおばけは同じもの。妖怪=ばけもの=おばけ。』なんですって。
詳しく教えてくださったCさん、ありがとうございます。

さて…お約束通り、昨日のコンサートのリハーサルと打ち上げ写真を載せますね。
まずはリーダーの五十嵐光洋君と鈴木珠子ちゃんのリハ姿。
二人のオリジナル曲、どちらも素敵でしたね〜〜〜。
珠ちゃんは、コンサート終了時…私の手をぎゅっと握ってくれました。
「あみさん、本当にありがとうございました〜」と、大きな瞳をうるうるさせながら
言ってくれた珠ちゃん。思わず、私も泣きそうになってしまったわ。
ハートの熱い美人さんです。

お次はVisual Effectsの堀口泰弘君。
珠ちゃん&光洋君の演奏時、バックに映像を流してくれました。
これ、結構感動しちゃった、私。
 こんな感じでバックにず〜っと映像が流れたの。

それからDJ Matsudaira。
彼はとにかくノリノリ。ニヤケ顔がとっても素敵でした。


こういう雰囲気って私は初めてだったので、「へえ〜」「へえ〜」と
ずっと感心してばっかり。


企画の段階から、あれこれ本当によく動いてくれた金子留都子ちゃん。
明るくテキパキと現場を引っ張っていってくれてました。
朝8時まで飲んだこともあるとか…。恐るべし!

打ち上げでの学生さんたち。
左手前から…野本直子ちゃん、篠原由起子ちゃん、
藤井農君、CINOちゃん、堀七菜子ちゃん。
皆、本当に初々しかったです。10代だもんねえ。
だけど、ちゃんと地に足がついてる感じで、各々に素敵な人ばかりでした。
MCがまるで高校の生徒会長みたいだった藤井君に、かなり酔っぱらった状態で
「あみさん、キラキラでした!」と言ってもらいました。
何がキラキラだったのか、わかったようなわからなかったような…?
でも、うれしかったですよ。ありがとう、生徒会長!

 こちらは何だか「まったり〜」組。
照明の紀平さん、舞監も勤めてくれた山ちゃん、飛び入りで手伝ってくださった
田村さん、それから…う〜ん。お名前を忘れてしまった、若い彼。ごめんなさい。
ドラマーでもある男の子。お世話になりました。
紀平さんが本番前に「綺麗にしてあげるからね〜」と声をかけてくださいました。
紀平さんの照明は、ピカイチだ!と宇都宮さんは、断言なさってます。
優しい優しい皆のパパ的存在。

お世話になっている宇都宮誠治さんと光洋君。
宇都宮さんには12/4のコンサートでもごやっかいになります。よろしくお願いしま〜す。
 ヘアー&メイクの加藤聖子ちゃんと堀口君。
聖子ちゃん、可愛いお花をありがとう!
また『松坂慶子さん』に化けさせてください。
            

みんな〜、ありがとう〜〜〜!
また皆に会えますように…。



10/21「ほろ酔い」

ただいま。
現在、12:30am。
結局飲んで帰ってきちゃった。
長かったけど、楽しい一日が終わった。
正確にはわからないけど、140名くらいのお客さまが入ってくださったみたい。
アンケートの回収率7割。これは驚きの数字。
年代のところを見ると「10代」ってところにマルがついてるのがいっぱいあって
なんだか新鮮。普段の私のコンサートでは、まずほとんどお目にかかれないかも?

そんなワケでまた違った意味で、ドキドキだったコンサート。
どんな風に受け止めてもらえたのか、いまいちわからなかったんだけど
うれしいコメントがアンケート用紙に書いてあったので、おいしくお酒が飲めた。
去年ヘアー&メイクを担当してくれた加藤聖子ちゃんも来てくれて(松坂慶子さんに
変身させてくれた恩人!)、なぜか妖怪話で盛り上がった打ち上げ。
(妖怪とおばけの違いって何?誰か教えて。)

リハ風景写真も撮ったんだけど、朝が早かったのと少し疲れたのとで眠いので
また明日にでも…。それに明日はお昼から写真撮影だし、美容の為に寝なくちゃ。
岡山にいる従姉妹のNちゃんから、こんなメールがきた。
『昨夜の天気予報になかった朝からの雨。HPの日記読んで…
この雨は君のせいだったのね(^_^)』
え〜。岡山の雨にまで責任持てないよ〜。
だいいち、東京は予報では雨だったらしいけど
きょうはいいお天気だったんだからね〜。

貰い過ぎたチョコを引き取りましょう…というお申し込みもいただいたけど
時すでに遅し。チョコたちは、肉となり肉となり…頼みもしないのに私の身体の中で
共存中。
おっと。眠くて椅子から落っこちそうになっちゃった。
ケガする前に寝ようっと。
明後日の録音に備えて譜読みもしなくちゃだけどなあ。
ガルル…頭が働かない。
お・や・す・み。



10/20「続・Re:Turn」

今朝、出かける前に日記を更新していくつもりでいたのに、書いただけで
upしていくのを忘れてしまった。
せっかく明日(火曜)のコンサート宣伝を書いたのに…ね。
夜まで食事をする時間がとれず、「赤い花の会」の受付を手伝って
くださっているOさんからのお弁当(いつも持ってきてくださるの)を
急いでひとくちだけ頬張って、夕方からリハへ。
あれがなかったら、干涸びた魚みたいになってたかも…。
食べないで済むなら、痩せていいのにねえ。
唄うとお腹すくんだよね。
あれ…?唄わなくても、すくなあ…。

リハでは、久しぶりにパリ祭の仲間に会えた。
二つのリハを掛け持ちだったので、時間ができると隣の練習室に移動して
明日のコンサートの合わせ。
行ったり来たりで、慌ただしい。
YAMAHAのステージでは、明日の準備が着々と…結構大掛かりだった。
映像も流したりするんだって。
照明の紀平さん(いつもお世話になってます。広瀬さんのコンサートでも
照明をなさってる方。めちゃ、優しいの。)の笑顔に元気づけられる。
本当にいつもスタッフに恵まれているなあ…と、改めて感謝感謝です。

リハ終了後、明日の段取りの打ち合わせも兼ねて、晩ご飯。
やっと、まともに食事ができた〜。
「明日はおいしいお酒を飲もうね」と言われたけど、翌日は写真撮影なので
あんまり飲まない方が賢明だろうなあ。

明日は10時半から仏語の授業を受けて、そのまま会場入り。
この怠け者の私が、コンサート当日に授業を休もうって気にならないので
明日は雨かもしれない。雨が降ったら、私のせいかも〜?
では明日…YAMAHAエレクトーンシティで、お目にかかりませう。



10/20「Re:Turn」

夕べは珍しくヒドい肩凝り&腰痛に苦しんだ為、お手軽・山陰温泉の旅へ。
薄白緑色の温泉もどきに遣って「極楽〜」気分を満喫。
きょうの「赤い花の会」で唄う歌を覚えながら、ちゃぷちゃぷ。
夕べ突然『小さな木の実』を唄おう、って気になっちゃったもんだから
結果的に自分で自分の首を絞めてるよね。
いつもは私のソロ・コーナーでは、映画音楽やシャンソン、タンゴ、沖縄の歌なんかを
取り上げているのだけど、こういう曲もたまにはいいかな。
皆さんが喜んでくださるといいのだけど。

「赤い花の会」の後は、夕方から2本、リハ。
(Yさん…ハリ…じゃないですよ^-^。肩凝りはあるけど…)
12/4にパリ祭仲間とコンサートをすることになっているので、そのリハと
明日のコンサート『Re:Turn』用のリハ。
またまた宇都宮誠治さんのアレンジで唄わせてもらいます。
宇都宮さん曰く、「今回のアレンジが、あみさんと一緒にやった曲の中で
一番楽しいかも!」って。
私はいつも楽しい。
『THE BOOM』の「中央線」や、セルジュ・ゲンズブールの「クーラー・カフェ」も
彼にアレンジしてもらったもの。

もちろん、今回もステキなのよ〜。
「スカボロー・フェア」「クロース・トゥ・ユー」「オーバー・ザ・レインボウ」の
3曲。「スカボロー・フェア」は初めて取り組むんだけど、このアレンジが
最高に気に入ってるの。ちょっとケルトっぽい要素もね…入ってるかなあ。
私が唄っている、マドレデウス(ポルトガル)の『ギターラ』がお好きな方だったら
絶対「スカボロー・フェア」はおススメです。
「クロース・トゥ・ユー」「オーバー・ザ・レインボウ」は、普段唄っている感じと
ガラリと変わるし、なんか本番のことを考えただけでワクワクしてくる。
「このクロース・トゥ・ユーのノリはどんな感じなの?」と聞いたら
「レゲエ・ポップな感じかなあ。」っていう応えだった。ふう〜ん…私にとっては
初めての試みかもね、多分?金曜に合わせてみたけど、気持ちいいんだ〜。
踊りたくなるよー、きっと。ゴキゲン〜〜〜^-^

才能溢れる10代の若者たちの演奏も楽しんでね。
テーマは「なつかしさ」。世代によって、「懐かしい」と思うツボは違うけれど
それなりにどれも「キュン」とくる選曲かも…?
YAMAHAエレクトーンシティ

興味のある方は、ご連絡くださいな。
7:00pmから始まって、8:20pm頃には終演予定。私の出番は一番最後の20分間です。
お値段もお得なので、気軽に遊びにきてくださいませ〜。
ちなみに、今回の打ち込みもののアレンジは、宇都宮さんとご一緒する時でしか
聴けません。
このチャンスを逃さないでね!
明日ですよ〜。



10/19「芸術の秋・Part.2」

夜は、高橋薫嬢のコンサートへ。
会場は、春にコンサートをした『un cafe』と同じ建物だった。
見知らぬ方にいきなり、「あみさんですか?」と聞かれて驚く。
HPを見てくださっているそう。
「文章がずいぶんお上手ですね」と言われ…穴があったら入りたい感じ。
よくわからないけど、つい、「すみません…」と謝ってしまった。恐縮です。

日頃からただ、書きたいことをつらつらと書いているだけなので、ほんとは
もっとどうにかせねば…と心の中では思ってるの。
今の私には、これが限界なんだけど。
これから少し勉強してみるつもりなので、いろいろアドバイスいただければ…と思います。
今更もう無理かしら?
小・中・高校生の頃は作文や読書感想文で、いろいろ賞も戴いたけれど、それ以来
成長できてない気がするんだよねえ。きっと、うちの母もそう思ってるんじゃないかな。
(母は元教師だからねえ…)

それはさておき、薫ちゃんの歌をちゃんと聴くのは初めてだった。
ビロードのような深みのあるいい声なんだね。
会場的にとても難しいものがあるかな…と思ったけれど、初めは緊張していた薫ちゃんも
後半段々とノッてきていたみたい。
激しい歌をもっと聴いてみたいと思った。
黒いドレスがね、なんともチャーミングで、うっとり。
あれは最高に似合ってたね〜。
カメラのシャッター音が気になったのが、ちょっと残念だったかな。
思いがけず、岡山のH田さんにもお目にかかれて、うれしい青山でのひと時だった。

きょうは午後から11/1のタンゴのコンサート用リハーサルだった。
新しいレパートリーの譜面を、せっかく全パート分書いていったのに、なんと…
キーが変更になってしまった…とほほ。
何日かかけて明け方までがんばって書いたんだけどなあ。
しかし、一体いつ書くんだろう、わたし?
来週のリハまでに間に合うかしら。

おまけ…
昨日、金物屋の店先で見つけたんだけど…これ、何だと思う?


答:巨大な亀の子たわし(¥5,800也)
誰が何の目的で買うの?可笑しかったので、思わずパシャリ!



10/19「芸術の秋・Part.1」

昨日はコンサート2本立て。芸術の秋だわ〜。
昼間は、フランスで25年活躍なさっていらっしゃる福田ワサブローさんのコンサート。
ワサブローさんのコンサートに行ったのは今回で3度目だけど、
いつもほんとに素敵だなあ。
ワサブローさんのピアノを担当なさっている鈴木厚志さんとは、何度もご一緒させて
いただいているけれど、彼の魅力が最大限に引き出されていたように思う。
鈴木さんのピアノを、聴く機会があったら是非、おススメ。
国立音大を首席で卒業なさっていることからも、どれだけ素晴らしい方か
おわかりいただけるかと思うけれど、音色といい、深さといい、リズム感といい…
恐らく唸ってしまうことでしょう。涙が出るくらいすっばらしい音なの。
ブラジル音楽をこよなく愛していらっしゃる鈴木さん。鈴木さんとのサンバは
めちゃくちゃ楽しいです。

鈴木さんだけでなく、ワサブローさんのバックで演奏なさっていた方々の
レベルの高いこと…!皆さん、ほとんど譜面を見ていらっしゃらないように
見えたので、よほど何度もリハをなさったのかな。CDも録音してるし、余計かな。
息が見事にピッタリ合ってた。全員がアカペラで「モンマルトルの丘」を唄ったのには
目が真ん丸。なんて、いい声なの!音程も狂いがないし、歌手として焦ったわ…。
マリンバ1本での「詩人の魂」もよかった。
ワサブローさんの歌は、私はフランス語で聴くのが一番好きかも…。

歌、トーク、ちょっと変わったダンス(?)…どれもこれも人を惹き付ける。
ワサブローさんのダンスは、カエターノ・ヴェローゾの動きを彷佛させるなあ。
カエターノ君(私は畏れ多くも、勝手にこう呼んでいる。自宅でだけ…ね^-^)の動きは
そりゃあ妙だよ〜。DVDを何度観ても笑ってしまうところがあるもの。
だって、腕立て伏せしながら唄う人を、かつて観たことがある〜〜〜?
だけど、私的には、全然OK!
音を心と身体で楽しんでいるのがビシビシ伝わってくるもの。
でも、やっぱりおもしろいよー。
照明も様々な効果を狙っていて、勉強になったなあ。

Part.2 に続く。



10/18「早く あなたに会いたいな」

5月に安曇野でレコーディングした、津金佳世子さん作詞・作曲集CD
『早く あなたに会いたいな』が出来上がってきました。
なんとなく「安曇野の思い出よ、おかえり」って気分。
詳細は…  番外編  を読んでね。

佳世子さんのいいところがそのままストレートに伝わってくるアルバムに
仕上がったと思います。
『みんなのうた』みたいな感じを想像してくださったらいいかな…。

何から何までお世話してくださったT本さんが、こんなメールをくださいました。
『すごく透明感のある感じで、何度も聴き返しました。
津金さんの思いがすんなりと伝わってきます。
あみさんのこんな雰囲気の歌もいいなあと思いました。』
瀧北雅文さんのアレンジも豊島裕子さんのピアノも、いいなあ。
さとちゃん、明比さんを始めとするスタッフの皆さんに改めて感謝…。
自分で言うのも何だけど、「あったか〜い」気持ちになれる。
(「自分で言う」から説得力があるかもしれない…。)
8曲入りで¥1,000なんですって。

全曲唄わせていただいたCDが3枚目になりました。
やっぱり感動です。
もうひとつ、ある企画でレコーディングをすることになるかもしれず
来週、都内のスタジオで仮録音することになっています。
どんな企画かは、まだ内緒です。ヒント…40代の方には特に喜ばれるかも…ね?
しかし…練習する時間がないよう。困った困った。



10/17「花とコーヒー・香る朝」

気持ちのいい朝。
夕べ1時間もかけて水きりして飾りつけた花たちが、私に微笑んでくれているみたい。
トシコちゃん's コーヒーの香りが、『朝』を感じさせてくれる。
私の父と祖母は大のコーヒー等なので、実家の朝はコーヒーの香りから始まる。
朝起きると、母がコポコポとコーヒーを用意していて、その香りがキッチン中に
漂っているから、この香りを『朝』と感じるみたい。

香り…と言えば。(そうきたか!?と思っているかな、カオルちゃん?)
お友だちの高橋薫ちゃん(リンクページにも載ってます)が、明日コンサートなの。
『青山国際村祭り』シャンソンの夕べ

どんな薫ちゃんに会えるのかな?楽しみ楽しみ。

今夜はパウケ。
夕方からリハ。それまでせっせと譜面書き。
なかなか終わらないなあ。あ〜、電車に乗ってどこかに遊びにいきたい。
ポッケにチョコレート入れて。



10/16「私の田舎」

1泊2日で、実家に戻ってきました。
秋まっさかりだったよ。
    

    

             

ハッピー『あみ様、お出迎え』の図(愛嬌だけがウリの我家のイングリッシュ・ブル)
           

ハッピー『お散歩ストライキ中』の図(いつものこと)
あみ「ねえ、ハッピー。歩かないんなら、もう家に帰ろうよ」
ハッピー「ちっ。うるさいヤツだぜ。」(なぜか、後光が…?)
    
『そして、あからさまに方向転換して、あみ様にお尻を向ける生意気なブルドッグ』の図
なあに〜、その態度!ムカツクったら!  

新しくなった我家にて…等身大の『あみ』が生身の『あみ』を、熱烈大歓迎の図
        

この夏、岡山のとあるイベントで作ってもらったポスターなの。
祖母が貼ったらどうか、と提案したらしい。
ちょっと照れる…。

家の庭に咲いていた野の花を、大量に持って帰ってきました。
今夜、出演した『ヴィラージュ』にもおすそ分け。
マダムの目崎さんが、めちゃめちゃ喜んでくださいました。
      

「お母さまが植えていらっしゃる花のセンス…最高!」とお褒めの言葉をいただく。
その母の飾り付けセンス。(実家の玄関にて)
    

抱えきれないほど持っていた花に、駅売店のお姉ちゃんが思わず…
「す…すごい…」とつぶやいたのを、私は聞き逃しませんでしたよ。

『ヴィラージュ』では古坂るみ子さんとご一緒でした。
美しい女性を間近でまじまじと見つめる至福のひと時。

トシコちゃんに『コスタリカ・ボニータ』というコーヒー豆(挽いたもの)を
いただく。なんとなく美人になれそうな名前にニンマリ。
電車の中に、コーヒーの香りを振りまきながら帰って参りました。

そして、これから私の贅沢な時間が始まるのです。
残りの「野の花」を大小の花瓶に分けるんだあ〜(^-^)
アドレナリン全開。
さすがに花瓶が足りるのか、ちょいと不安だけど。



10/15「味噌汁の行方」

夕べ、私が如何に動揺していたか…。
とりあえず、40分間は自分のミスに驚いてフリーズ。
それから夕食の準備にとりかかったの。
家族が帰宅する前に、夕食が出来上がってるはずだったのだけれど
そんなワケで、予定よりかなり遅くなってしまった。

玉ねぎを刻み始めた頃にSが帰宅。
あみ「ごめん。今から作るところ」
S「わかってる。固まっちゃってたんでしょう?(笑)」
…ぐ。なんでもお見通しだなあ…。

「動揺」ぶりがわかる、とあることに夜中に気付いた。
湯舟に浸かって、近頃の日課、仏語の本を開いてブツブツやっていた時のこと。
「Je veux un chocolat . Je veux un chocolat …」
呪文のように繰り返す私。どういう意味かって???ふふ。
「チョコレートが欲しい、チョコレートが欲しい!」って意味。これさえ覚えておけば
フランスに行った時に(今のところ行く予定はないけどさ)路頭に迷っても、
何とか食いつないでいけそうでしょう?
(な〜にを勉強してるんだか…ね〜〜〜?)

お風呂場のドアの外でSの声。
S「ねえねえ。きょう帰った時さ、玉ねぎ刻んでなかったっけ?」
(何を言ってるんだろう?と不思議に思う私)
あみ「刻んだよ。」
S「一体、あの玉ねぎは何に使ったの?」
(ますます不思議に思う私)
あみ「お味噌汁だよ。(当然でしょ、と言いたげな私)」
(しばらく二人の沈黙が続く)
S「…あのさ、味噌汁ってきょう、飲んだっけ?」
あみ「…あれ?…!出すの忘れてた!」

…ね。やっぱり動揺してると、何やらかすかわからないよね。
大笑いになってしまいました。



10/14「懺悔・2」

やってしまった。
大失敗。
今夜は「架空」ではなくて、大まじめに懺悔です。
慈悲深い方々に、感謝申し上げます。
なんとなく、生きた心地のしない夜。



10/13「懺悔」

この1週間で観たDVD、4本。
「猟奇的な彼女」「クローサー」「ザ・リング」「アンナと王様」以上。
「猟奇的な彼女」と「クローサー」はアジア映画。(「アンナと王様」も舞台はアジアだね)
「ザ・リング」以外は、各々もう1回ずつ観てもいいなあ。
「猟奇的な彼女」は、観終えた後、なんだかとってもいい気分になれる映画だった。
「クローサー」は女性アクションもの。綺麗なお姉さんを観ているだけで
私はHappyな気分になれるので、これもマル。

[ここから14日]…とここまで『嗣』から帰って書いたところで、
猛烈に気分が優れなくなってしまって敢無くダウン。
顔から血の気が失せていくのが、よくわかった。
1秒たりとも、起き上がってられない感じ。
気分が悪い時やお腹が痛い時って、どういうワケか…「ごめんなさい。許してください。
悔い改めますからお慈悲を…!」って気になるから不思議。
何をどう悔い改めるんだか、よくわからないんだけど(いい加減〜)
とりあえず、謝ってしまう、という…。(誰に向かって???)

懺悔しながら眠りについたせいか、母の手作りコロッケが出来上がるのを
「今か今か」と待ちくたびれて、ようやく食べられる…という時に目が覚めてしまった。
これは、きっと私に与えられた罰なのね。
これで罪は償えたかしら。(だから何の???)
それにしても、無事に目覚めることができてよかった。
夕べはほんとに、もうダメかな、と思った。(大袈裟ね?)
きょうも朝を迎えられましたことを、感謝申し上げます。
しっかり仏語の授業を受けて参りたいと思います。



「祭日ですが…」

きょうは祭日ですが、荻窪の『嗣』は営業中。
連休最後の日、退屈なさっていらっしゃる方も、前々から予定してくださっている方も
是非ぜひ、遊びにいらしてくださいませね。
先日のディナーショウ・メンバーでお送りするステージは、きっと楽しいことでしょう!
待ってるわん。



10/12「撮る側と、撮られる側」

  

友人のフォトグラファー・Kから「あみちゃんをもっと撮りたい」という
うれしい依頼がきた。
私はKに撮ってもらうのが、とても好きだ。
Kとの間にはなんとな〜く、特別な空気感が流れているように感じる。
HPのコンサートページやトップページの右下に載せている写真は、Kに撮ってもらった
ものだ。倉敷の『珈琲館』という、素敵な喫茶店での撮影。
他のお気に入りも何枚かあって、載せたいんだけど
現在スキャナーのゴキゲンが悪くて、upできないの。残念。
CD「ami amour」のジャケ表紙に描いてあるイラストも、もとはKの写真。

Kに撮ってもらうようになって、撮られることが怖くなくなった。
それまではプロフィール用の写真を撮る時、どうしていいのか、さっぱりわからず
カチンコチン状態だった気がする。
今でも、誰にでも撮られて嬉しいワケではない。
素人さんでも、玄人さんでも、心の対話ができない人に撮ってもらう時は
その場を逃げ出したくなってしまう。
たとえ、会話がなくとも、レンズ越しにちゃんと心が通い合っていれば
いい写真に仕上がっているのではないかしら。

心を開くまでに多少時間がかかるんだけど、思いがけない自分が飛び出してくることも
あるから、その瞬間を大切にしたい、と思ってる。
レンズの向こうの「自分」は、まるでライブで唄っている時の「自分」と同じ。
フォトグラファーとセッションしているようなものだ、と思う。
      


以前、女性のフォトグラファーから「あみさんのヌードを撮ってみたい」と
言われたことがある。それで、もしや?と思って、Kからの依頼を受けた後で
「まさか…ヌ、ヌ、ヌードではっ???」と聞いたら、違ってた。
当たり前か〜〜〜。愚問だったわね…。
今月中に撮影決行予定。
今度はどんな「自分」に出会えるんだろう?



10/11「ちょっとヴェニスへ行ってきます。」

…というコピーに惹かれて、映画『月曜日に乾杯!』を観てきた。
ヴェニスは個人的に思い出の土地でもあるので、余計だったんだけど
なんとな〜く平和そうな匂いをチラシから感じとったから…。
2002年ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)と、国際批評家連盟賞を
ダブルで受賞している、フランス=イタリア映画。
期待通りに、楽しめた映画だった。
「ゲラゲラ」の笑いではないんだけど、最初から最後まで「クスッ」の連続。
役柄各々の人物描写が実に味わい深くて、ニヤニヤしちゃう。

本日初日だったのだけど、早めの時間に行って正解。
次の回では、階段の上までズラ〜ッと行列ができていた。
観終えた後、しばらくゴジラの広場(映画館は日比谷「シャンテシネ」。すぐ傍に
ゴジラの像が飾ってあるの)に座り込んで、人間ウォッチングを楽しんだ。
休日の日比谷…なんて、気になる人が多いんだろう。
どんな仕事をしているんだろう?このカップルはどこで出会ったんだろう?
…なんて、あれこれ想像を膨らませてしまう。
映画の影響か、ここでも思わずニヤニヤ…。

お腹がすいたので、目の前にあった鹿児島の名産を取り扱っている「遊楽館」へ。
そこで晩ご飯のおかずに、蒲鉾の上に大好物の鮭がのっかっている
「さつま蒲鉾燻製・鮭燻煙」と、祖父母へのお土産(来週岡山に行くかもしれないので)用
「芋なっとう(紫の)」、それからチーズ入りさつま揚げをゲット。
一緒にいたSが「こんなものがあるよ」と、焼酎の試飲を発見。
私は焼酎はあんまり得意じゃないんだけど、まあ、試してみるか…と備え付けの
カップでひとくちチビリ…あれ!?これ、イケるんじゃない???

『里の曙』という銘柄だった。知ってる?
甘いワケじゃないけど、黒砂糖のようなコクがあって、たちまち気に入ってしまった。
さっさと1杯飲みほして、もう1杯注ぐ。(悪いヤツだ)
さっき買った「チーズ入りさつま揚げ」とこれがあれば、最高にゴキゲンな
おやつタイムが楽しめるぞ!
…ということで、恥ずかしさも忘れて、休日の日比谷を堪能したのでありました(^-^)
  

ただのオヤジですなあ、わたくし。
このコース…かなり味をしめてしまった。あなたも私とご一緒に如何?



「気になるお店」

四ツ谷「メビウス」のご近所で発見。
しんみち通り沿い。
    居酒屋「あみ」営業中。



10/10「10月もビールで乾杯!」

今は強引に変えられてしまったけれど、10月10日…というと「体育の日」。
今朝見たTVの占いによると「さそり座(私はさそり座)」は
『疲れているみたい。でも、寝るより散歩が吉』だそうな…。
「旧・体育の日」らしく、爽やかに過ごしてみようかな。

8日の日記に「2本のリハ」と書いたところ、誤解なさった方がいらした。
「2本のハリ」だと思われたんだって。鍼治療のハリ!
そこまでボロボロになってないので、Yさん、ご安心くださいませね(^-^)
食欲も復活してきたので、「あみちゃんは痩せない方がいいわ」とご心配くださった
美人のゆりりん…もどうぞ、ご安心くださいませ。
問題児2号&3号からいただいたレーズンサブレ(近江屋)は、
順調になくなっていっております。

但し、「これ以上太ってほしくない」と思われている方は、私と一緒に
この事態を憂いてください。気を揉んでくださって結構です。
場合によっては「目安箱」にご意見・ご要望をお寄せくださいませ。
チョコレートに伸びる手が引っ込むやもしれません。

昨日スペイン語のレッスンに行ったら、くみこ先生に「どうしたの、あみちゃん!」と
驚かれた。何かな、と思ったら手の甲に描いてあるタトゥーのことだった。
「これ、いずれ消えるんですよ〜」と話したら「もう〜…驚かさないでよ」って。
ちょっと刺激が強かったかな?先生は由緒正しきお宅のご出身だからなあ。

さ、今夜は「パウケ」だ!
10月はドイツでは「オクトーバー・フェスト」というお祭りが盛大に開かれる。
10月のビールもまた、格別なのさっ!試してみてネ。
Prost!(ドイツ語で「乾杯!」)



10/9「気まずい朝」

秋晴れに嬉しくなり、さっさと起きる。
ベランダの花やアイビーに朝の挨拶をして、玄関掃除。
表に出てドアを拭いていたら、お隣さんのインターホンに肘が当たってしまった。
「ピンポ〜ン」
ひゃ〜〜〜。思わず「ごめんなさい」と小さくつぶやいて、そそくさと
我家に逃げ込んだ。もしも、まだお休み中だったら…と思うと、気が気でない。
朝から迷惑な話だよね。
だけど…お隣さんの声が聞こえたら、やっぱり謝ろう、と覚悟を決めて
耳を澄ますも…物音ひとつ立たない。誰もいないのかな?
バツが悪かったので1時間待って、再度ドアを拭きに表に出た。
まるで「サザエさん」か「チビまるこちゃん」的な行動をとった自分が、ちょっと
恥ずかしい、今朝の出来事。

5日のディナーショウでお世話になった、たみ子さんから写真が届く。
たみ子さんに「ヘナ・タトゥー」を入れてもらったの。(腕)
      

1週間から10日で消えるんですって。
「メビウス」でご一緒したベースの土井さんに「本物だったら、腹がすわってるなあ…
と思ったんだけど…」と言われた。私もそこまでは勇気がないかも。
本物はやっぱり太腿でしょう…?「マサカズ命」とか?ふ…古いかなあ、発想が。
(興味がおありの方は連絡先をお教えできるので、お気軽にどうぞ)



10/8「回転しないオツム」

お昼から夕方までに2本のリハ。
きょうはさすがに眠かった。途中で頭と身体がフリーズしているのがよくわかった。
こんなことではいかんいかん!気を引き締めるべし。
ひたすら眠りたい気もするけれど、寝てる場合じゃない気もするなあ。

明日はスペイン語の朗読レッスン。
先生のお手本を録音したくても、MDウォークマンが壊れちゃったのよね〜。
どうするかなあ…やっぱりないと話にならないなあ。
日曜にはタンゴのリハがあるし。
よし、明日買っちゃうかな。使えなくなって初めて、大切さが身にしみるわ。

続々とディナーショウの写真が、届いてる。
皆さま、ありがとうございます。
ギター弾いてる写真は笑える。カチコチだよ。
    




「メビウス」でminaにもらった花束も加わって、部屋は満開状態。
幸せ。たくさん飾り過ぎて水きりが結構大変だけど。
今からスペイン語の辞書を開くか、譜面を書くか…悩んだ末、日記を書いてる。
現実逃避???試験の前日みたいだ。



10/7「トゥーチェ(広東語でありがとう、という意味)」

本当に楽しいライブだった。
ピアノ&シンセの今野勝春さん(通称はるさん)に「きょうは伸び伸びしてるね」
と言われたけれど、確かに何か気持ちが吹っ切れていた気がする。
一人で好きなことができるステージ…というのもあるけれど、全体の雰囲気も
よかった。お客さまもたくさんいらしてくださって、大感激。
一人あたりの単価がお安い分、人数が揃わないとお店も困るんだけど…ね。

香港の方も5名いらしてくださった。nickのお知り合い。
広東語をほんのちょびっとだけ、習得(?)して出かけたのだけど
発音が違った。でも、喜んでもらえたみたい。

ウッドベースの土井孝幸さんも、とても素敵だった。
楽しそうにベースを弾いてる姿が印象的。ちょっと豊悦に似てる。
「メビウス」にはウッドベースがよく似合うなあ。
土井さんのファンの方も聴きにいらしてくださったの。
ちょうど誕生日だったそうで、終わった後で土井さんと「Happy Birthday」を
マイクなしで唄ったら(はるさんはピアノ)、彼女…泣きだしちゃった。
かわいい。

リハの後で、はるさんとご飯を食べながら「ライブについて」少し話し合った。
私が抱いている理想の「ライブ」のスタイルを話したら、はるさんも同じように
感じていることがわかって、ちょっとうれしい。
同じ年齢ということもあって、言いたいことが何でも言えるのがいい。
それが本来あるべき姿だとは思うけれど、ね。
「多分これからもっともっとパワーアップしていけると思う(ステージのこと、ね)」
と言ってもらえた。
次回の「メビウス」は12/5(金)。
期待しててね。
素晴らしい音楽家って、ほんとに大勢いるんだなあ。
ライブってやっぱ、いいなあ。



10/6「さて!メビウスだ!」

初出演ということで、やっぱりちょっと緊張してる。
&わくわくしてる。
どんなステージになるかな。

ギターの緊張疲れなのか、きょう体重計に乗ったら少し痩せていた。
今年一番軽い私。(「パリ祭」の時に、軽くなりたかったわ〜。)
バルバラのマダムに心配されちゃった。
まあ、それでもぷよぷよには違いないんだけれど。

明日の「メビウス」には、仏語学校のクラスメートや、受付のyorikoさんも
来てくれるらしい。心強いわ。
チャージが¥1,500ですからね〜、お気軽にお出かけくださいませ。
ami's world 炸裂!の予定。
(ギターは弾きません…弾けません?)
明日はシアターコクーンで、石井好子さん&小原孝さんのコンサートもありますよ!

仏語の予習は明日の朝、起きてからにしよう…。
明日に備えてたまには早寝だ!(…と言っても1:40am)



10/5「ただいま」

今、2:00am前。
打ち上げを終えて、帰ってきました。
八海山…おいしかった。

あ〜〜〜、終わったあああ!
いらしてくださった皆さま、共演者の方々、スタッフの皆さまに感謝、感謝です。
今夜は大成功、と言えるのではないでしょうか。
たくさんのお客さまに「今までいろんなディナーショウに行ったけれど、きょうほど
楽しいのは初めてだった!1万円は安過ぎる!」とか、
「今日来れなかった人は損したね〜」とか、言っていただきました。
よかったあ。もう、嬉しくて涙がこぼれちゃったよ。
緊張の糸が切れたのかな。

いろいろ演出を考えたのがよかったのかも。
皆でひとつになって、あれこれ練ったからねえ…。
佐藤ふじをさんのアイディアが豊富なところに、ずいぶん助けられた気がします。
会場の皆さんの笑顔を見られただけで幸せ。
個人的には課題がた〜んとあるんだけれど、また次につなげていけるよう
せいぜいがんばるさあ〜!
ギターも、続けてみたいと思ってます。
それにしても、緊張しまっくったぞ、ギター!
途中で何度か「ビヨ〜ン」て音が出ちゃってさー。「あちゃ〜」って感じ。
おまけにリコーダーも吹いたんだけど「ぷピ〜〜〜」って変な音が
何回か出た気がするなあ。

大勢の方に写真を撮っていただいたようなので、その写真をいただいたら
ディナーショウのレポートでも書いてみるかな?
自分でも、今夜のショウは忘れたくないと思います。

さて、戴いたお花を生けてから寝よう。
明日は「バルバラ」でお待ち申し上げております。



10/4「睡眠液?」

いよいよ明日はディナーショウ。
左手の指には、くっきりギターの弦の痕が…。
これ…消えなかったらどうしよう?
いつになく妙な緊張感があるのは、やっぱりギターの影響かな。
それとも、自分たちで全て企画しているからかな。
私たちも楽しみたいけれど、それよりもいらしてくださった皆さまが
おもいっきり楽しめるショウになるといいなあ。

今夜は久々に緊張で眠れなかったりしてね…?
むか〜し、岡山で初めてリサイタルをした時のこと…前日に神経が
ピリピリして(興奮状態)まったく眠れなかったことがあった。
あの時、母が何も言わずに手を握ってくれたんだよね…。
そういうこと初めてだったので、内心ものすごく驚いていたの。
なんとなく気恥ずかしくて、かえって眠れなかったんだけど(笑)、でも
母心が心に沁みたなあ。

今はね…眠れない時の特効薬が冷蔵庫に入ってるからね…だいじょうぶ。
一杯、いっちゃおうかなっ。



「Buenas noches -_-」

指がつった〜。
パウケから帰って、ずっとギターを弾いていたのだけれど、もうやめよう。
変に力が入っているのかもしれないなあ。
おまけに途中で、一瞬うとうとしてしまったみたいで…妙な音を出して
意識が戻った。

夕方、スペイン語のレッスンでくみこ先生宅を訪問。
どうやらチコスの仲間はほぼ全員、スペイン語を習う決意をした模様。
がんばるわね〜、すごい意気込みだなあ、皆。
江藤有希ちゃんは、今月開催される検定試験まで受けたかったとか???
ちょうど、パンパのリハーサルと重なっている為、今回は見送りだそう。
恐れ入るわ…と感心していたら、くみこ先生が突然
「そうだわ、あみちゃんも来年の6月に検定試験を受けてごらんなさいよ」
なんて仰り始めた。ひゃ。スペイン語の検定試験ですか?

まあ、何か目的がある方が、私みたいな怠け者にはいいのかもしれないけれど。
なんか、急に気が引き締まってきたりして…^-^
「11月のパンパのコンサートは、スペイン語がわかる人たちがたくさん来るから
貴女…がんばってよ」とハッパをかけられてきた。
なんでも、スペイン語を研究しているお仲間たちが勢ぞろいなんだそうで…。
む〜〜〜。プレッシャー。
1時間みっちり朗読レッスンもしてきた。新曲覚えなくちゃ。
5日が終わったら…ね。



10/3「TANGO SPIRIT II・後編」

思わずプログラムを購入して、2部へ…。
いよいよ、我らが田邊和弘さん(パンパのベーシストでもあります)の登場です!
わお、なかなかカッコいい。いいぞ〜、和クン!(こうやって皆でちゃかして呼ぶと
厭〜な顔をする25歳…だったかな?)
2部はアルゼンチンのビクトル・ラバジェンさん(バンドネオン奏者)と
アベル・ロガンティーニさん(ピアニスト)がゲスト。
アベルさんて、ものすごく色男でしたよ。同世代とは思えない落ち着きぶり。
しかも、これがまためちゃくちゃいいピアノでした。
深くてドスンとした音なんだけれど、繊細で…こんなすごい人がいるんだなあ、と
一生懸命耳を澄ませて聴きました。

2部は2部で、これまた鳥肌が立つくらい良かった。
何度も「ブラボー!」って叫びたくなったもの。私の声では様にならないので
盛大な拍手で我慢しました。
ラバジェンさんの作られた「蛇腹の影に」という曲では、しびれまくり。
「春のロマンス」という曲もよかったなあ。
編曲は殆どラバジェンさん。
知的な情熱が、プンプン伝わってきて腰が抜けそうなほど興奮。
私はタンゴを聴きながら「あること」をするのが好きなんだけれど、今この場で
それができたらどんなにいいだろう…とつくづく感じました。
ほら、以前サンバを聴きながら料理をしたら、おいしくできたことがあったでしょ。
まあ、あれは偶然かもしれないけれど…^-^。音楽の力ってすごいよね、やっぱり。

今回、一番心惹かれたのは、バイオリンの近藤久美子さん(あだ名はクロさん)。
クロさんのお名前は、以前からよく存じ上げていたんです。
クロさんは、ブラジルのショーロにも取り組んでいらっしゃるの。(ショーロの
時はバンドリンを弾かれます)
私がブラジル音楽のライブをする時に、よくご一緒させていただいた尊敬する
稲葉光さん(カバキーニョ&ギター)と『トリンダージ』というユニットを組んで
活動なさってます。(私が唄っているブラジルもののアレンジは、全部稲葉さん)

クロさんのバイオリンを聴いたのも初めてでしたが、何て艶っぽい音色なんでしょう!
官能的だった〜。すっかり惚れてしまいました。
弾いてる姿が、またいいんだな〜。大袈裟なパフォーマンスはないのに
躍動感溢れていて…タンゴのダンスが見えてくるみたいなの!
ああ、クロさんのバンドリンも聴いてみたいなあ…と
ドキドキしてしまいました。
私にないものを、いっぱいいっぱい持っていらっしゃる方。素敵だ〜。

出演された全員が、素晴らしい音色の持ち主ばかりでした。
このコンサート…5日まで続くので、もし興味がおありでしたら是非!
人生がより豊かになることと思います。
但し、知っている曲がないと興奮できない方は、それなりの覚悟で
お出かけになってくださいね。



10/3「TANGO SPIRIT II・前編」

思いのほか、ギタースナップが好評なようで、ちょっと嬉しい。
まさか、上手に弾いているようには見えないと思うけれど、誤解されては困るので
断言しておきます。私は下手っぴで〜す。(自慢するな!?)
チコスの仲間の江藤有希ちゃんが、とっても可愛い表情でバイオリンを弾く時が
あるのね…目下のところ、あんな風に弾くのが夢ざんす。

さて、昨日のコンサート報告をしたいと思います。
CDも持っているし、TVでもお見かけしていたけれど、
小松亮太さんの生ステージを聴いたのは、初めてでした。
小松さんの司会進行ぶりが、特別によかったです。もう最初っから客席の心を
かっさらっていく感じ。どんどん引き込まれていきました。もちろん演奏もね!

1部と2部は、もう全く別世界。ほんとに濃い〜〜〜コンサートだったなあ。
1部ではピアニストの熊田さん、小松さんのオリジナルや、
「世界遺産」のテーマ曲でお馴染みの鳥山雄司さん(1部のゲスト)の曲を
中心に演奏。
どの曲も素晴らしかったけれど、小松さんの「習作1番(タイトルは未定らしい)」
は、文句なしの気持ちいい曲でした。
鳥山さんのギターと、小松さんのバンドネオンだけで演奏した「The Song of Life」も
TVで聴くのとは、また違った感じで心に響いてきました。
ピアソラがコントラバスの為に書いた「コントラバヒシモ」にも圧倒されちゃった。
あと、桜井芳樹さんという方のエレキギターが、実にいい音だったの。
丸くて気持ちいい。私はすごく好きだなあ。

1時間のステージは、映画を1本観終えたような…いや、もっとかな…自分の人生を
早送りでダ〜ッと(10代〜80代くらいまで)観終えてしまったような…
そんな充実感がありました。心は揺れっ放し。
一人で聴いたのが、残念だったなあ。



「弾き語り中」

2時間近くぶっ通しで練習をしていたら、頭がボ〜ッとしてきた。
目もチカチカ…+_+
間違えると「グオ〜〜〜!」と、雄叫びが聞こえてくる深夜のご近所さんを
怪んでいる人がいるかもしれない。
「昼も夜も…勘弁してくれ」と思われているかもしれない。
小さな小さな音量で弾いているので、聴こえていないことを祈るばかり。

今夜のコンサート報告は、明日に延期だ。
頭が働かなくなっちゃったから…。
「マサカズさま(仮名)」と戯れているあみの証拠写真でも見ながら
どうぞお休みくださいませ。
家族曰く…「笑顔が全然ない」
ごもっとも。
そんな余裕…どこにもないんだもん。

  
  

         あちゃ。こんな証拠写真まで…。



10/2「興奮中」

大興奮している。
シアターコクーンで小松亮太さんたちの公演(タンゴ)を聴いてきた。
あんまり素晴らしかったので、感じたことを報告したいのだけれど
とりあえず、コンサートを聴いてる最中に「帰ったらまずギターを練習せねば!」と
焦ってしまったので、コンサート感想は深夜にupする予定。
起きてたら、またHPを覗いてみてね。

とにかく、あれほど素晴らしい楽器演奏(全部で14名)を聴いてしまったからには
こんなことではいか〜ん!と、ほんとにオタオタしている私なのであります。
まずは腹ごしらえをしてから(チョコも食べる)、「マサカズさま(仮名)」
タイムだッ。
偶然お会いした、パンパの家野さん&永野亜希ちゃんからの、お茶のお誘いも
お断りして(ほんとは、行きたかったよ〜)、ギターの為に帰ってきたの。
では、また後ほど…。



10/1「宿題山積み」

お昼から夕方までディナーショウのリハだった。
照明さんがいらしてくださったので、台本と照らし合わせながら細かい打ち合わせもする。
素敵なプログラムも出来上がってきた。
準備は着々と進んでいる。

ドキドキしながら、ふじをさんの前でギターを弾いてみる。
「いいねえ、いいねえ!」とふじをさんから
『人前で弾いても良い』お許しをいただく。
共演者の賀来まさ江さんが「あみちゃん、がんばったじゃん!」と驚かれていた。
ふむ…我ながら珍しくまじめに取り組んでいるからなあ…。
きょう、新しくコードが増えたので、あと3日…死ぬ気で取り組むつもり。
こうなったら、やるしかない!
賀来さんのギターの腕前に、嗣子ママと二人で感心しながら、コーラスも最終確認。
3人の息もバッチリ合ってきたかな…?

リハ後は新宿「Qui」へ。
お店に入る前に、大好きなひなつ幻さんと星もんさんに偶然お会いできたので
少し元気になる。
今夜は、今野勝春さんがお休みだったので、ピアノは砂原さんだった。
渡邊匠さんとのセッション…本当に楽しそうだった、砂原さん。
お友だちの守島百合香さんが聴きにいらしてくださったので、男性のお客さまばかりだった
店内は急に華やかになる。

マスターから、歌に関してとてもうれしいお言葉をいただいた。
共演者のパワーをたくさんいただけたからかも…ね。
来月は「バルバラ」のコンサートの為(もうかなり前から決まっていたので…)
「Qui」はお休みさせていただくのだけれど、12月から通常通り、また第一水曜日に出演。
出演者全員が「楽しいね〜」という気分になるステージなの。
ぜひ一度、いらしてみてね。

明日は夕方から10/21用のリハ。
夜はシアターコクーンにタンゴのコンサートを聴きに行くつもり。
「Pampa」の仲間、田邊さん(ベーシスト)が小松亮太さんたちと出演するのだ。
確か、プグリエーセものを演奏することになっていたと思う。
日中は、1にギター・2にギター・3も4もギターを練習するぞ!
あ〜、でもでも…譜面も書かなくちゃなのだった〜。
明後日のレッスン用にスペイン語もしなくちゃなのだった〜。(タンゴの為のレッスン)
早起きしようっと。