9/30「ため息はゴミ箱に…」

笑ったり泣いたり、忙しい一日だった。
この「ため息」はゴミ箱に捨ててから寝よう。

明日から10月だし、楽しみにしている「Qui」の出番の日だし…。
新たな気持ちで、朝を迎えたいと思う午前3時。
誰かがHPをのぞいてくれたらしい。
こんな時間にありがとう。



9/29「愛の夢」

「醍醐」っていう飲むヨーグルト、知ってる?
昨日偶然買ってみたの。「砂糖不使用」という言葉につられて…。(大事なポイント!)
飲んだ途端「ハイジ」の世界が広がった。美味しい!(わかりづらい例えですが)
参りました。見つけたら試してみてね。

夕べ突然「ドビュッシー」を聴きたくなって、CDを探したら、あったあった。
…というワケで、大好きな「月の光」からまず聴いた。
そのままにしておいたら、次は「アラベスク」が流れてきて、ふと考え込む。
「これ、大学の時、ピアノの試験で弾いたっけなあ…」どうしても思い出せないんだけど
実家で練習していた時のことを思い出すんだよね。
卒業試験はラフマニノフの「エレジー」だったし、シューベルトの「子供の情景」も
試験で弾いた記憶があるんだけど、「アラベスク」に関しては試験で弾いたかどうかの
記憶がない。
どっちにしても、今はもうどれもすっかり弾けないなあ。残念ながら。

3回繰り返して「アラベスク」を聴いた。
懐かしさなんだか何だかわからないんだけど(その頃に全然戻りたくないから
感傷に浸っているワケでもあるまい…???)、急に涙が溢れそうになった。
私はこの曲が好きなのかな…。

「好き」と言えば、リストの「ため息」が大大大好き。
高校の頃、ピアノ科の友人たちが、コンクールの課題曲でよく練習してたっけなあ。
「ラ・カンパネラ」を選んだ人もいたけど、断然「ため息」の方が好きで
友人にせがんでは、放課後の教室で弾いてもらった。
楽譜も自分で買って、練習してみたけれど、途中から弾けなくなっちゃうの、難しくて。
だから、前半部分ばっかり何度も何度も繰り返して弾いたんだよね〜。^-^

「フジ子・ヘミング」のCDが確か…あったあった。
「おお、愛しうる限り愛せ」という歌曲に基づいて作曲された
「愛の夢・第3番」もいいなあ。
けど、何故だかきょうは儚く響く「愛の夢」…。せつな過ぎる。
「ため息」の方が『永遠』を感じさせてくれる気がするのは私だけ?



9/28「赤ちゃんが生まれる法則」

表参道の「un cafe」に海津幸子さん(キーボーディスト)
&大久保宙さん(パーカッショニスト)のライブを聴きに行ってきた。
「un cafe」は3月に海津さん&宇都宮さんとライブをしたお店。
フロアーの方が覚えていてくださったのには感激。
ランチをいただいた後、屋外でのライブ。
日差しが強かったけれど、爽やかな秋の午後の屋外ライブは、なかなかいいものだなあ。
偶然、仲良しの音響さんが入っていたので、うれしさ倍増。

白ワインを飲んだ上に、直射日光を浴びてしまったので、耳まで真っ赤状態。
宙さんの叩く、珍しい打楽器をよく見たかったのだけれど、あまりの日差しに
目を開けることもままならなかった。残念。
海津さんのソロ「泣き王女のためのパヴァーヌ」も良かったなあ。
お二人の演奏を聴きながら「un cafe」夕暮れ時ライブもいいかもしれない…と思う。

コンサートが始まる前に、小さなお友だちができた。
化粧室で手を洗っていたら、「見たくても、鏡が見えないよ〜」と足下から声が。
4才くらいの女の子が、一人でママを待っているらしい。
「見たいの?鏡…」と聞いたら、頷くので抱っこして、洗面台に座らせてあげてみた。
チビちゃん、とってもうれしそうに「こうやって、綺麗きれいするの」と、
ほっぺたいっぱいについたパンのくずを取り払っていた。
その様がかなり笑える。ちっちゃくても、女の子だわねえ…。

レストランでケーキを食べていた姿を目にしていたので、質問してみた。
あみ「ケーキおいしかった?」
チビちゃん「うん。お腹いっぱい!赤ちゃん、生まれそう〜(とお腹を抱えている)」
あみ「え?赤ちゃん生まれちゃうの?困ったねえ」
チビちゃん「赤ちゃん産んだことある?」
あみ「ないよ〜。」
チビちゃん「じゃ、いっぱ〜いご飯食べてね。」
あみ「へえ。ご飯いっぱい食べたら、赤ちゃん生まれるんだ?」
チビちゃん「そうだよ(かなり得意気)」

……!
どうしよう。「食欲の秋」なんて、言ってられないよ。
皆さん、ご飯の食べ過ぎにはくれぐれも気を付けて!
赤ちゃん、生まれちゃうんだってさ。



9/27「あなたの噛んだ小指が痛い」

…という歌があった気がするんだけど。
愛しのギター「マサカズさま(仮名)」に毎日触れている左手の、真ん中3本指が
24時間×4日間ず〜っと痛い。
毎日練習していれば、いずれ、この痛みは消えていくらしい。
でも、それほど悪いものでもないなあ、これ。

風邪気味だったので、一日寝ていた。おかげで少し復活。
で…ギターに向かっているワケだけど、1時間弾くと、やっぱり指が痛くて
ここらで、しばし休憩。
昨日から目を閉じて弾く練習に移したのだけれど、なかなかねえ…。
自分の好きな音色が思うように出せず、時々イライラする。
「う〜〜〜」と唸って悔しがっていたら、ミカコちゃんから電話。
彼女の元気な声を聞いたら気分転換できた。ありがとう、ミカコちゃん。

佐藤ふじをさん(お世話になっているギタリスト)から、こんなアドバイスを受ける。
『肉体は頭と違ってやればやるだけ正直に反応するので、根気よくギターに触って
いて下さい。必ずきれいに響いてくれますよ。』
…そっか。そうだよね、まだ4日だもんね。努力が足らないんだから、仕方ない。
村治佳織さんのCD「カヴァティーナ」を引っ張り出してきて、聴いてみる。
カッコイイ…。
隣の部屋から「ビックリした〜。急に上手くなったから、どうしたのか、と思った!」
という家族の声。…んなワケないでしょうに…ねえ(+_+)

TVで「アミノダイエット」という飲料水のCMが流れる度、ドキッとするきょうこの頃。
私には「あみのダイエット」と聞こえてくるのだ。
よし、またダイエットに励むか…と思っていたら、昨日パウケにいらしたHさんに
「これ以上、痩せない方がいい」と言われた。
家族も「何だかやつれて見えて心配」と言う。
体重計に久々に乗ってみたら(近頃、怖くて乗れなかったの)、確かに痩せていた。
それで気が大きくなって、2日間やめていたチョコを食べちゃった!
人生は同じことの繰り返し〜。
ギターの音色(CD)が心に沁みる、食欲(チョコ)の秋。



9/26「夢」

朝起きて、地震のことを知る。
釧路の知人にメールしてみたら、「無事」と返信がきたのでホッと胸をなで下ろす。
震度6弱だなんて、考えただけで身震いしちゃうね。

風邪気味なのか、ダルかったので少し休む。
その間に幾つも、夢を見た。
まずは、先日コンサートを終えられた『F・R子さんのホームページ』に関する夢。
R子さんのHPがあるのかどうか、定かではないけれど…夢の中では存在していた。
どうやら、コンサートの翌日の設定らしい。
トップページにR子さんのコメントが。何と、私の名前もある!(夢ですからね〜、皆さん)
「昨日、あみちゃんも来てくれた。彼女はパリ祭でお世話になっている、写真家の方。
云々…」
…!?なぬ?写真家???違う、違う、R子さ〜〜〜ん!
と、慌てふためくも、R子さんの連絡先を知らないので、まずは事務所に連絡を入れよう、と
焦って受話器を手にする。しかし、番号が上手く押せず、何度もやり直し。
…そうこうしているうちに、目が覚めた。

しばらく夢か現実かわからず、心の中ではまだ「事務所に電話を…」なんて考えている私。
気を取り直して、リビングに向かう。
…と、そこには『ウッドベース』が!
(そうなんです。これもまだ夢の続きだったんですねー)
私は何のためらいもなく「練習しなくちゃ」と、ギターを抱えるようにベースを
持ち上げようとするんだけど、当然のことながら思うように抱えられない。
バカ者あみは、「どうやってカポを取り付けたらいいんだろう」と
真剣に悩む。そして、カポなしでコードを押さえてみた。
チューニングをしてなかったので、変てこな音!
(…これって「ギターの練習をしなくちゃ」という、強迫観念かな?)

そのまま、何故か場面は温泉に切り替わり、首が凝っている、という人の
『マッサージ』をしてあげている私。
心をこめてマッサージをしてあげていたら、斉藤夕希ちゃんから電話がかかってきて
今度こそ、現実の世界に戻ってきた。
そう言えば、きょうはまだご飯を食べていない。
食事が終わったら、気合いを入れて、ギターの練習をしようっと。
ケースの中に入っていたのは、普通のギターだったのでひと安心。
ベースじゃなくてよかった。



「楽しい時間」

楽しいひと時は、いつもあっと言う間に過ぎていくよね。
久しぶりにギターを弾いていると、習い始めた頃の「ときめき」を思い出すなあ。
愛しいギター。ギターって「女性」かな…。ま、いっか。
目下のところ、私にとって愛しい恋人みたいなものだわ。

日記に書いちゃったから「弾き語りを楽しみにしてます」なんていう
恐ろしいメールが来るんだけど…念の為、申し上げておくと、10/5はまだ
弾き語れないと思います。自分では、前奏・間奏のみ弾くつもりなんだもん。
どうぞお許しを…。(初めは前奏4小節のみ…のつもりだったんだよ〜。
更にバラしてしまうと、この企画が出た時は、私はギターを抱えて弾くマネだけをしよう!
…ということだったんだよねー。いつのまに、こんなことになってしまったんだろう?)
しかしねえ…今の感じだと、笑いをとってしまいかねない…マズイ。
笑いをとるところではない気がするんだよねえ。

とにかく、毎日最低1時間はこの「恋人」と戯れることを、ここに宣言致します!
ダイエット宣言した時よりは、がんばれそうだ。
だって、恋人と戯れるのは「幸せ」そのものだものねー。
「マサカズさま」なんて、名前付けちゃおうかしら〜〜〜?
「ヒュー・グラント」でもいいわ〜。ますます、がんばれそうだ。
いつでも、私の動機は不純。



9/25「今からギターtime ! 」

10/5のディナーショウ用の台本を作った。
きちんと自分で作ったのは初めてかも。
自分一人のコンサートだと、メモ書きで済ませちゃうんだけど(自分がわかればいいから)
皆が目を通すものだから、それなりにきちんと作成してみた。
これは結構、しんどいことなのだな…と、普段「パリ祭」でお世話になっている
スタッフの方に、改めて感謝の思い。
台本を作ったら、当日の動きが一気に見えてきた。
プリントアウトして、出演者に郵送。私にしては、珍しく完璧だ。
でも、ギターは完璧じゃない。
えらいこっちゃ。今から少し、練習しよっかな。夜中だけど…。

明日はパウケ。パウケでも「マイ・マイク」を試してみようっと。
明日はクマ兄のお友だち、美人のユリリンが来てくれるのさ〜。
美人は目の保養だ〜。(おじさんみたいかな、わたし)



9/24「ギタリストへの長い道のり」

半日、10/5のディナーショウ用リハ。
コーラス付けたり、皆で楽器の練習をしたり…やること一杯で時間が足りない。
ギターの佐藤ふじをさんが「身内も楽しめてるから、なんか楽しくなりそうだよね」と
仰る。うん、ほんと。楽しくできそう。
パーカッションが入るだけでもウキウキするもんね。
先週のリハで、パーカッションの吉田豊さんに「あみちゃん、それだけできるんなら
毎日パンデーロを練習した方が絶対いいよ」と言われ、ちょっと心が動く。

「パンデーロ」というのは、ブラジルのサンバでは欠かせない楽器。
タンバリンに皮を貼ってある感じをイメージしてもらえたら、わかりやすいかな。
何と、私は「マイ・パンデーロ」も持っているのだ。
以前、特注で軽めのを作ってもらったの。2万円なり。
(ほんとに、何でも持ってる女でございます…但し、根性なしなのがタマにキズ。
ただ、ガンザだけは1年間毎日練習したよ。やる時はヤルのだ!時々なのがタマにキズ。)
けど、パンデーロは難しいんだよ〜。吉田のお父さんとの違いはわかるんだけど
じゃあ、どうしたらいいのか、っていうと…微妙にわからない。
サンバやボサノバのリズムの(正式な)ノリ方は、ウィーンのワルツくらい難しい。

深夜にもかかわらず、1時間ギターの練習。
必殺「ふじを式・あみ用コード」を教わってきたので、うれしいことに
半コーラス弾けるようになった!感激だ。
(けど、左手の指がビリビリ痛い。)
弾き語りしようとすると、途中で歌詞が出てこなくなるんだよねー。
あれ〜、どうしてだろう?
あと10日あるからねえ…「お金返せ」って言われないように、コツコツがんばりますよん。
目指せ、ナタリー・ウッド!目指せ、A・ヘップバーン!目指せ、マリリン・モンロー!
(容姿じゃないよ…だって、無理だもん…映画のシーンを思い出してね。)



9/23「素敵に笑える人」

昨日の「嗣」〜チコス・デ・パンパ〜 は満員御礼でした。
感謝感謝です!
出演者も6名…と大勢なので、余計に熱気ムンムンな気がしますね。
友人の高田和嘉子嬢も遊びにきてくれました。
和嘉ちゃんが、「皆の息が合っていて、本当によかった」と上機嫌で褒めてくれました。
うれしい。お客さま方も「この半年の間にどんどん変わってきているよね」と
仰ってくださってました。
皆、がんばってますから、これからも応援よろしくお願い致します。
11/1(土)には2:00pm〜「西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」の
コンサートもございます。チコスのメンバーも、もちろん全員出演。
総勢11名のオルケスタ&あみのステージ…是非、いらしてくださいませ。

今夜の「嗣」は夕べほどの熱気はなかったけれど、祝日らしい雰囲気で
それはそれで楽しいひと時となりました。
ピアニストは、10/5のディナーショウでもご一緒させていただく長南さんでした。
以前、長南さんとご一緒だった時に唄ったマドレデウスのナンバー「ギターラ」が
めちゃ気持ちよかったのを思い出して、今夜も久々に唄ってみました。
ドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダースの作品「リスボン物語」のテーマ曲でも
あるこの「ギターラ」は、5拍子なので、結構大変なことになっちゃうこともあります。
でも、長南さんはバッチリ!5拍子は気持ちいいよ〜。
馴染みのない曲ですが、お客さまにも好評だったようです。
いつかチコスでも、取り組んでみたいと思っているんだけど…。

昼間は、草月ホールで古坂るみ子さんのコンサートのリハを聴かせていただきました。
夜のコンサートに行きたかったのだけれど、仕事だったので…。
るみ子さんは文学座の女優さんでもあります。「パリ祭」でご一緒させていただいている
方。私たち仲間うちでは、秘かに「峰フジ子」と呼ばせていただいている女性。
それはそれは美しい方で、スタイルも抜群。憧れのマドンナです!
(10月のヴィラージュでは、確かるみ子さんとご一緒になれるはず。お楽しみに!)

1部は、さすが女優さんだけあって、芝居風に作り上げられていました。
黒を強調したステージ…真っ赤なドレスを身にまとったるみ子さんの白い肌…
う…うつくしい。美し過ぎるッ!しかもセクシー。
ああ、同じ女性とは思えませんわ。
途中で白いドレスにお召しかえなさった、るみ子さん。「泣かないでアルゼンチーナ」の
時の照明もよかったなあ。るみ子さんが、まるで聖母マリアのように見えたもの。
美しいだけでなく、るみ子さんには底知れぬあったか味があるなあ、と感じました。
1部はおしゃべりなしで、一気に12曲。
るみ子さんの演技力や、竹邑類さんのステージングの力もあって、
見応え・聴き応え充分。ちっとも長く感じさせなかったのはさすが。

休憩を挟んで、2部。今度は黒いドレスでるみ子さん登場。
少し、気持ちに余裕が出ていらしたのか、笑顔が違って見えました。
ステージでニコッと微笑まれたるみ子さんを見た瞬間、私の胸がキュン…と音を立てたの。
こんな風に素敵に笑える人って、そうたくさんはいないなあ。
笑顔にも、歌にも、るみ子さんの生きざまが垣間見える気がしました。
人間味があって、何ともいえない魅力。嘘のない魅力。小気味よい魅力。
個人的には「リリー・マルレーン」「ひとつき いちにち」「私はあなたのもの」が好き。
あと、アンコールで「おやすみ〜」と唄われた歌…あれ、いいなあ。
最後の引っ込み方まで、チャーミングで心に焼き付いてる…。

いろいろと勉強させていただきました。
ああ、それにしてもお美しい…。



9/22「ありがとう」

本日9:22am頃、このHPのカウントが20,000を越えたそうです。
そろそろかな…と意識してくださってた方が、会社でコッソリ(^-^)
訪れてくださったところ、すでに20,001だったとか…。
さて…どなたが「20,000」をゲットしてくださったのでしょうね?

夕べの感じでは、私の予想はきょうの夕方辺りだったのですが
意外に早かったですねー。
それにしても10,000からは、結構すぐでした。
皆さんのおかげです。
この日記を宣伝してくださっている方が、ちらほらいてくださるようで…
お身内全員で読んでくださってる方もいらっしゃるんですって。
うちの祖父も読んでくれているワケだから、この日記の年齢層は
かなり広いんじゃないかしら。なんたって、90歳だもの^-^
一番お若い方は、お幾つくらいなんでしょうねえ?
我こそは、一番若いぞ…と思われる方、名乗ってみてね〜。
私の知っている限りでは、23歳が一番若い方かも。

九州から、北海道までの方が…そして、ちょこっと海外の方も
読んでくださっているので、私も皆さんのエネルギーをもらいながらがんばれてます。
話題を提供してくださったり、笑ったよ〜、とか、夢を見せてもらっているわ、とか…
本当にいろいろと反応をいただけて、私は何て幸せ者なのでしょう。
これからも、皆さんに楽しんでいただけるよう、がんばりますからね〜。
(自分が一番楽しんでるんだけどさ…)
日記やメールだけでお目にかかっている方々も多いのですが、
機会があれば是非、歌も聴きにいらしてみてくださいね。
その時は、絶対に声をかけてくださいね!

このHPができて1年3ヶ月…ほんとにありがとう、ありがとう、ありがとう。
皆さんに感謝の投げkissを…!(注:メールで返品してこないでください…)



9/21「マイク」

買っちゃった、買っちゃった、買っちゃった〜!
念願のマイ・マイク!
悩んだ末、井筒香奈江ちゃんのアドバイス通り、やっぱりEV社のを選んだ。
自分の声に一番合ってそう。
あ〜、とうとう自分のマイクが手に入ったんだなあ…と感無量。
ついでにギターのカポも購入。

うれしくて、帰りにチョコレートを何種類も買い込んだ。
キャドバリーのミルクチョコもおいしいけど、キットカットのホワイト…
これ、最高!

それにしても寒い一日。表にいたら頭痛がしてきた。
ところで、本日の「さんま祭り」はどうなったのかしらねえ?
この雨でも、開催されたのかしら。気になるところ…。

明日は『嗣』。「チコス・デ・パンパ(タンゴ)」の出番。
和嘉ちゃんも聴きにきてくれるらしい。
皆さまのお越しをお待ち申し上げております。
ちなみに、明後日の祭日(23日)も『嗣』で唄います。



9/20「憧れのピアニスト・後編」

小原さんへのリクエストコーナーでは、お客さまから「なごり雪」という声が。
小原さんが弾く「なごり雪」…あれ?この曲って、こ〜んなにいい曲だったっけ?
…これまたうるうる。
小原さんの人気の秘密が、きょう更にわかった気がした。
あれだけの人気者でいらっしゃるから、もっと近寄り難い方でいらっしゃるのかしら、
と思ったら、音色のまんま。人なつっこくて、あったかくて、自己顕示欲がなくて…。
(自己主張と自己顕示は違うからねえ…)
スーッと胸に入ってくる。やっぱりただ者ではありませぬ。

帰り際、小原さんに握手してもらいたいなー、と思ったのだけれど、ピアニストさんは
手が大切だから、ダメかしら…と一度は遠慮して諦めたの。
でも、お客さまが握手してもらっているのを見て、私もおもいきって便乗!
くふふふ。
寮の時の友人に自慢しなくちゃ、だわ〜。

体調はいまひとつだったのだけれど、行ってよかったよ〜〜〜。
10/7(火)は私の「メビウス」初出演の日でもあるので、もしよければ
まず6:30pm〜「シアターコクーン」で石井先生と小原さん、あと「さとうきび畑」を
作られた寺島尚彦さんが共演なさるコンサートにお出かけになって、その後で
四ツ谷の「メビウス」にあみライブを聴きにいらしてくださいまし〜。
石井先生はトークも最高なの。
今夜も「蟻ん子」は爆笑の渦。やっぱ、カッコイイよ〜、先生。

そんなワケで少し興奮気味のわたし。
雨で肌寒いけれど、ハートはポカポカの土曜深夜。



9/20「憧れのピアニスト・前編」

こんなことがあっていいのかしらん。
まるで夢みたいだわ。
四ツ谷の「蟻ん子」というライブハウスで、今夜は石井好子先生と高木椋太さんたちの
コンサートがあったので、伺ってきた。
本日のピアニストはお二人。椋太さんたちは、お馴染み合野典子さんのピアノで…
そして石井先生は、小原孝さんのピアノで唄われた。

実は、この「小原孝」さん…大学の頃の“憧れのピアニスト”さんだったのだ。
小原さんは私の母校でもある国立音大出身のプリンス、とも言える方。
大学院を首席で卒業なさってるの。すごいねー。
小原さんはもちろん、大先輩でいらっしゃるので、キャンパスでお会いしたことは
ないのだけれど、当時私たち仲間の間では小原さんのCDがかなり浸透していたの。
その名も「ねこはとってもピアニスト」!寮で毎日のように誰かが聴いていたっけなあ。
私がアルバイトをしていた「国立楽器」という楽器店でも、結構、小原さんには
力を入れていた気がする。

今年の5月、石井先生の81歳をお祝する会(コンサート)が、六本木STBで催された時
打ち上げで小原さんのお姿を見つけて、ちょっとドキドキしてしまった。
なんで、小原さんが…?と頭の中で結びつかなかったのだけれど、何と!
来月7日に、「シアターコクーン」で石井先生が小原さんとコンサートをなさるの。
なんでも、もう5年も続いている小原さんのラジオ番組(FM)「弾き語りフォーユー」に
石井先生がゲスト出演なさったことがきっかけで、今回の共演が決まったのだとか…。
ちなみに、「弾き語りフォーユー」は、毎週月曜〜木曜の11:30am〜(20分間)
放送されているそう。小原さんが、ピアノを弾きながらお話なさるんだって。
本日、その感じをちょこっと再現してくださったのだけれど、小原さんの優しいピアノの
音色にのせて、これまた優しい話声がなんとも言えぬ心地好さ。
これは癒されそう!

「シャンソンを弾くのは初めてなので、あがってます」と仰っていらしたけれど
素敵だったわ〜。石井先生も小原さんの音色に合った、美しい歌を選曲なさって
いらした。その中でも今夜、ダントツに私の胸に残ったのは「ソナタ」という歌。
あまり聴いたことのなかった歌だけれど、ピアノの調べと、石井先生の歌が
そっと流れてきた瞬間に、涙がいっぱい溢れてきてしまった。
一番後ろの席に座っていたのだけれど、あの瞬間に会場の空気が違う色に
染まっていくのがわかった。

           〜〜〜後編に続く〜〜〜



9/19「魂の歌」

今夜のパウケは金曜日らしい賑わいをみせた。
予約で満席だった為、何組ものお客さまをお断りすることになってしまったそう。
オーナーのトシさんが嘆いてらした。
ステージの前は30名近い団体さま。皆、胸元に名札を付けている。ドイツ人もちらほら。
「一体、なんのパーティーかな?」とバンドの人に聞いたら、
「“肉食う会”らしいよ」との返事。…?それはまた、えらく野蛮な名前だ。
世界中の美味しい肉を食べてみる会なのか?でもって、パウケではアイスバイン
(パウケの名物。豚のスネ肉)を食するのか?
でも、どう見ても紳士淑女の集まりに見える。で、3回聞き直したところ
「“陸・空・海”軍の関係」らしい…ということが判明。
『リク・クウ・カイ』が『ニク・クウ・カイ』…すなわち『肉食う会』に
聞こえたのだった。
そんなバカな!?

パウケに向かう電車の中で、貧血気味になってしまい、顔の血の気がまったくない
今夜の私。
皆に顔色が悪いと言われ、ちょびっと赤ワインを飲んでみた。
(飲まずにレバー食べろ!って?)
ほんの数口飲んだら頬が紅潮してきた。けど、いまいち本調子ではないかも。
せっかく「パンパ」でお世話になっている、バイオリンの家野さんが遊びに
いらしてくださったのに、休憩中はちょっとぼんやり気味だった。

ステージに立って、夕べの「バルバラ」でのことを思い浮かべたら
気合いが入ったので、ひと安心。
昨日は、渡辺歌子さんとご一緒だったのだけど、これがまたすごかった!
完全にノックアウト。
参りました。
出直してきます…って感じ。
これぞ「魂の歌だ」と思ったよ。
世の中には、様々な歌い手さんがいらっしゃるもんだなあ。

一昨日、四ツ谷の「メビウス」で初めて聴いた、小迫梨沙さんも気持ちのいい
声の方だったし、私は死ぬまでにあとどれくらい、目からウロコが落ちるんだろう。



速報!「メビウス・初出演」

大事なお知らせ!
10/7に『メビウス』初出演!が決定したの〜。わ〜い。
nickや井筒香奈江ちゃんが、マスターに推薦してくれたおかげなの。ありがたや。
なんと、自分だけのステージがさせてもらえるんだよ、ここ。
ピアノ(&シンセ)の今野勝春さん(ピンクレディーのバックも勤めていらっしゃる方。
私と同じ歳)とベースの土井孝幸さんと、3人で楽しいステージ目指してがんばります!
土井さんとは初めてなんだけど、3人共ほぼ同世代。
何かより一層、素敵な瞬間を増やしていけるようなステージができたらいいな、と
思ってるの。

『メビウス』

チャージが¥1,500と、めちゃくちゃリーズナブルなのに、えらくお洒落なお店なのだ。
四ツ谷駅から徒歩2分くらいだし、お酒は種類も豊富で美味しいし(バーテンの方は
つい先頃、何かの賞をいただいた方だとか…)、特製ピザは病みつきになるほど
モチモチだし、絶対おススメだよ〜!
(「ラ・シャンソン・ド・オルフェ」というカクテルもある。スパイシーで美味)
若者も、安心して来られるお店だからね。大勢で遊びにきてちょーだいな。
30名ちょっとは、入れるんじゃないかな。あの「ノラ」さんも出てるんだよ〜、ここ!
…っと、その前に10/5の中野サンプラザのディナーショウも、どうぞヨロシク!
これ、来ないと絶対後悔するくらい楽しいよ〜ん。ほんとだよ〜。



9/18「30円プラス」

気付いたら5:00am前。
タオルケットにぐるぐる巻きになって、もがきながら目が覚めた。
いっけな〜い、顔…じゃなかった…メイク落としてないよ、わたし。
久々にやってしまった。
帰って、「ふ〜〜〜っ」と一息ついたのが間違いだった。
一気に眠りに落ちてしまったらしい。ああ…お肌が〜〜〜+_+
鏡の中の寝起きの「あみ」は、いつぞやのパンクメイクに近いものがあるぞ。
顔を洗って、メールをチェックしようとパソコンを開いたら、広告も含めて
30数件のメールがきていた。きょうはお昼に出かけてしまったので、こんなことに
なっちゃったのね。必要ないものをダ〜ッと消して、しばりんやカオルちゃん、
わかちゃんたちからの嬉しく楽しいメールを読ませてもらった。

しばりんからは「そろそろ20,000カウント秒読み」というおもしろい内容のメールを
いただく。いつ達成されるか、という…しばりんの予想が書いてある。
「勝馬」ならぬ「勝しばりん」だ。(良い子たちは、なんのことかわからなくていいよー)
お、もうそんなに?とHPを確認したら、19,639になってた。お〜〜〜!
よし、ドンピシャリだったらウィンクひとつサービスしちゃう!万馬券並みサービス!
…あ、要らないって?…そっか、それは困ったな。どうしようかしらねえ。

明け方だし、実はきょうは日記をさぼっちゃおっかなあ〜、なんて内心
思っていたのだけど、何と!お会いしたことのないお嬢さま方が、この日記を
毎日楽しみに読んでくださっていて、しかも届いたメールには、
毎日書いていることに「最敬礼」とまで書かれてある。
最敬礼までしていただいたら、やっぱりサボるワケにはいかんよねー。
くだらないことしか書けないのに…うっうっ(涙)…ありがとーございます。
そんなワケで、もともと書くのがキライじゃないから、窓の向こうの朝焼けを楽しみながら
書いておりますわん。

夕べ「バルバラ」のマダムたちとライブの後ですっかり話し込んでしまい、
タクシーで帰ってきたの。
お釣が¥5,020だったんだけど、運転手さんが渡してくださったのは¥5,050なり。
「え?」と運ちゃんの顔を見たら、ニッコリひとこと。
「道を教えていただいた御礼です」って。30円多くお釣をもらっちゃった。
こんなことは初めてだ。なんか、これって嬉しいかも…と最大限の笑顔で降りてきた。
ちっちゃなことが、こんなにも心を豊かにしてくれるんだなー、と単純な私は
学んだのでありました。

空が段々、オレンジになってきたよ。
きょうも暑くなりそうだなあ。
これからお仕事の方…きょうも一日がんばってね。
「行ってらっしゃいませ〜!」



9/17「あなたに捧げるカンタータ」

昨日から明日まで3日間、リハ続き。
昨日は10/21(火)用の曲決め。10代もいるらしい若者グループ(?)に
声をかけていただいて唄います。歌は私だけ。あとは演奏などなど…?
詳細はまた追って、お知らせしますが、新しい自分の引き出しを探る旅をすることに
なりそうです。お楽しみに…。

きょうは11/5(水)『バルバラ没七年メモリーコンサート』〜千葉美月訳詞コンサート〜
用の音合わせ。本番はベースとシンセが加わるのですが、きょうはピアノだけ。
ピアニストは美しい美しい山下淳さまです。
(菅原洋一さんともご一緒に活動なさってます)
先月の日記にも触れましたが、私は「バルバラ」の作品に取り組むのは
この度が初めてです。
今、感じていることは…取り組むのが「今」でよかったな…ということ。
前から唄ってみたい、とは思っていたけれど、自分の中にもタイミングというものが
やはりあるんだろうなあ…。
「バルバラ」のようなメッセージ性の強い歌を唄ってみると、日本語の大切さを
改めて感じる。日本語、というか…自分の国の原語…という意味。
自分の中で噛み砕いて噛み砕いて…余分なものを取り払って唄えたらいいなあ。
でも、余分なものを取り払うまでには、多分…一生を費やすんだろうね。
余分なものが、大事なものであることもあるし…ね。

私は「あなたに捧げるカンタータ(小さなカンタータ)」と「ゲッティンゲン」を
唄わせてもらいます。千葉美月さんの選曲なのですが、これがどちらもいい歌なの…。
山下淳さんのピアノを聴いていたら(音合わせでカラオケ用MDを録らせてもらったの)
心の奥底にあるヒダヒダが震えて震えて仕方なかったよ。
曲も良くできているんだろうけれど、淳さんの音色がより一層、気持ちを高ぶらせて
くれるのかも…。

明日は10/5(日)『Canta ! Canta !〜ときめきディナーショウ』のリハーサル。
ピアノ、ギター、パーカッション…全員揃っての合わせです。
やばい。私も楽器の練習しなくちゃ!
気分はナタリー・ウッドです…と言えば、何を弾くかおわかりかもね???
弾く、ってほどのことでもないんだけどさ〜〜〜^-^
夜は「バルバラ」に出演致します。渡辺歌子さんとご一緒。
ライブハウスで歌子さんとご一緒になるのは初めてだ〜。楽しみ楽しみ。
皆さま…きっときっといらしてね!



9/16「あの空へ!」

小学校1・2年の時に担任をしてくださった京子先生からお手紙をいただく。
母が「三丁目劇場」レポート(HP・日記番外編にupしてあります)を
京子先生に送ってくれていたらしい。
「読んだでー。すごう楽しかったでー。」と記されていた。
ふふ…うれしい。ありがとー、京子先生。
林檎みたいに真っ赤なほっぺたをしていた、6〜7才の頃の私を
京子先生は覚えていらっしゃるかしらね?

昨日は、パリ祭でご一緒させていただいている高木椋太さんのリサイタルだった。
神戸から、村山奈緒美嬢も駆けつけて、皆で応援に。
ミカコちゃん、山本理恵子ちゃんと共にチラシ配付&CD販売のお手伝いを
させていただくことになっていた。
お客さまの入られる前に、受付スタッフの方々とミーティング。
テキパキと支持を出してくださる和恵さんを囲んで、一致団結のもと
心地良い緊張感が漂う。
こんなに大勢お手伝いの方が集まるのは、椋太さんのお人柄なんだろうなあ。
(ピアニストの合野典子さんまでお手伝いなさってた!合野さんは以前、
私のCDも買ってくださったの。)

ゲスト出演なさったクミコさんの歌にも引き込まれたけれど、椋太さんも
良かった。ほんとに良かった。
後で、バイオリンの渡辺剛さん(私が東京でリサイタルをした時にバイオリンを
弾いてくださった)も「去年と比べてパワーアップしてたよね」と仰っていたけれど、
きっと、誰もがそう感じたのではないかしら。
昨日発売された椋太さんのCD『あの空へ!〜Il cielo』の録音をきっかけに
きっと椋太さんはまた更に、飛躍なさったのだなあ…と実感。

ジャック・ブレルの「子供の頃」と「アムステルダム」では涙が止まらなかった。
「アムステルダム」の時の照明(パリ祭でお馴染みの川原敬貴さん)も、最高に
美しくて素敵だったなあ。氷の割れ目から、朝陽が差し込んでいるかのような…
まるで「男の夜明け」を感じさせるような明かりだった。
(例えがわかりづらくて、ごめんなさい。)
その明かりと、椋太さんの伸びやかな美しい歌声が見事に溶け合っていたように思う。
心動かされる歌をありがとう、椋太さん。
そして…おめでとう。
皆ではばたいていけるといいな。…あの空へ!



9/15「Happyな秋の夜長」

夜帰宅して、パソコンを立ち上げたら、こんなメールが届いていた。
『見た!見たー!TVのワイドショーで、焼さんまにかぶりついている
あみちゃんの食いっぷり!』
その後に、冗談、て書いてあったからホッとしたけれど、焦ったよー。

昨日は「さんま」の後、夕方から斉藤夕希嬢のコンサートへ。
昼とは打って変わって、場所はおしゃれ〜な「代官山」だったのさ。
代官山って、古着屋の顔しか知らなかったので、八幡通り沿いのショップに
心がウキウキ。あ〜、なんて素敵なお洋服がいっぱい飾ってあるんでしょう。
2〜3、cuteなワンピースを発見。秋だわ〜。秋のおしゃれは楽しいよねえ。
う〜ん…ステキ。怖くて、お値段を見ることができませんでした。

和やかなムードの中、久保田廣和さんの美しい音色が流れ始める。
「ふたごショー」の時や、ご自宅に訪問した時とはちょっぴり違う、シリアスな
夕希ちゃん登場。
7月末に北海道で唄ってきた、という自信が垣間見えるステージ。
夕希ちゃんは、着実にステップアップしている気がした。
個人的には「愛しい人 愛の言葉を」と「残されし恋のあとには」、
「アメージング・グレイス」なんかが特に好きだなあ。
夕希ちゃんの声は、不思議な気持ち良さがある。
あ、「桜んぼの実る頃」もいいよねえ。(加藤登紀子さんが唄ってる歌詞の方。)
途中、ジャンケン大会もあり、夕希ちゃんから私たちに幾つかのプレゼントが
用意されていた。夕希ちゃんの製造元(おとーさま、おかーさま)もいらしていて
楽しいライブだったよ。

帰り際「ふたごショー」でお馴染みの、まこまこさんこと、高山まさこさんに
「日記いつも見てます」と声をかけてもらいました。
(夕希ちゃんと、ほんとーにウリふたつなの。驚くよ!)
「パンクな写真も見ました」と言われたので「バカですみません〜」と謝ってきました。
こんなバカ者ですが、仲良くしてくださいね、まさこさん…!
そう言えば、パンクな写真を気に入ってくださったY子さんから、ネクタリンが
届きました〜。白桃じゃなくてもいいんです〜。桃は大好物なんですの〜。
しばらく幸せな気分で過ごせます。今夜の阪神ファンの方と同じくらいHappy よ。



9/14「目黒のさんま祭り」

<いざ、さんま祭りへ!>
8時半起床。
前々から楽しみにしていた「目黒のさんま祭り」に出向いた。
目黒駅を降りた途端、プ〜ンといい匂いが漂う。
ややっ!真っ白に煙っているあそこを目指せばいいのだな。
それにしても日差しがキツイ…と思った矢先、暑さで引きつけを起こしている人を
発見。痙攣している人を見たのは初めてだったので、少々うろたえる。

岩手県宮古市産のさんま5,000匹&徳島県神山町のすだちが、大きな呼び物に
なっているお祭り。
商店街の青年部が街の活性化の為に始めたお祭り。
しかし、このお祭り…なかなか因縁があるようでして…。
何と、来週もあるんですよ。今度のは目黒区の主催で!
しかも、その時のさんまは宮城県気仙沼市産で、しかもまるでジョークのように
商店街が「すだち」ならこっちは「かぼす」で…!っていうことなのか
よくわからないけれど…とにかく、「&かぼす」のお祭りらしい。

<あらすじ>
それはさておき、落語に『目黒のさんま』があるのは有名な話ですね。
とある大名が目黒に出かけた時、空腹となってお百姓さんの家で焼き立てのさんまを
食べさせてもらったんですな。屋敷に戻っても、脂のノッたさんまの味が忘れられず
親戚から食事の招待を受けた折、さんまを注文。ひと口食べてみたところ、ちっとも
美味くない。それもそのはず。親戚の家来が、大名の身体を気遣い、さんまの脂を蒸して
すっかり抜いてしまっていたのでした。
「おい…このさんまはいずれより取り寄せたのだ?」
「ははっ。日本橋魚河岸にて取り寄せたのでございまする。」
「いかんいかん!さんまは目黒に限る!」

…というオチのあるお話。
目黒でさんまが捕れる訳ないんだけどさ。(一応、東京以外の方にそこのところを
知ってていただかないと…ね)

それにしても、すごいさんまの数と煙!
      
ゴーグル着けてる人もいたもん。
今年初さんまの匂いに、喉がゴクリ…と鳴る。
(けどさ、このお大名様が「クサヤは目黒に限る!」って言わなくて、ほんとに
良かったねえ〜)
早く食べたいよう〜、と思えど、これがそう簡単には食べられないのだわさ。
タダ…と聞けば、ここまで人が集まるものなのねえ。
少しでも早く…と現地に出向いたつもりが、歩けども歩けども、さんまを待つ行列の
最後尾が見当たらないではないの!通りの角を2回曲がって、20分歩いてようやく発見。
皆、私と同じで微妙に悩んでいるらしい。
待ちくたびれた子供が「買って帰って、家で食べればいいじゃないか!」と
必死で駄々をこねる。ごもっとも!
しかし、こういうイベントは並んで食べるからこそ、意義があるのだ。

<暇人たち???>
かなりのじじさまも並んでいらっしゃる。これは私も負けられませぬ。
        
暑さの中、手伝いの小学生たちが「さんま祭り」と書かれたうちわを皆に配ってくれた。
こういう気遣いはうれしいね。
あまりの行列を不審に思い、信号待ちしているタクシーの運ちゃんが窓を開けて叫んでる。
「きょうは何があるんですか?」…ところが、誰も答えてあげない。
優しい(?)私は、運ちゃんがかわいそうになって、喉元まで声が出かかった。
しかし、よく考えたら、やっぱりちょっと恥ずかしい。
「さんま祭りをしていて、さんまをタダで食べられるんです。」なんて、言えないよ〜。
多分、興味のない人から見たら、バカに見えるだろうねえ。この炎天下に…。
「は〜い、私はバカで〜す」とハシャギながら、何と2時間も並んだ。
わはは。ほんとにバカだー。
途中、おもしろい看板を発見したので、ついでにパチリ。
イタリアン・タイ・レストランだって。なんだ、そりゃ?
「犬の鳥政」というペットショップもあった。

各TV局もこぞって、行列と焼かれるさんまを録っている。
これはマズイ。ワイドショーなんかで、並んでる私が映ったりしたら、皆に笑われるに
違いない…と慌ててうちわで顔を隠す。
でも、このお祭り…私はかなり気に入ってしまったわ。
焼きたてのさんまのおいしいこと、おいしいこと!すだちもグーです。
来年はあなたもいかが?…あ、来週もあるんだっけ。
        



9/13「目指せ、脱・ハイジ!?」

たまに土曜日にパウケに出るのも悪くないなあ。
ひっきりなしに知り合いが来てくれて、Happyな夜だった。
歌手仲間・森小夜子嬢、カズン、クラウスさんたち、Dr. K、
トシコちゃん&トシコちゃん's ママ、俊ちゃん(ママ&俊ちゃんは初めまして)…。
夕べのパウケも凄かったけれど、今夜もにぎわって皆ニコニコ。
残暑バテでボロボロになりかけていた私も、ふた晩のステージは別人のように
イキイキしていたようでございます。
やっぱりステージはいいね。歌はいいね。音楽はいいね〜。

常連さんが「彼女、色っぽくなった」と言ってくださっていた、と後で聞いて
「くふふふ…」と思っていたのだけれど、5回目のステージにワ〜ッと駆けつけてくれた
大学生のお兄さん&お姉さんたち…私がステージに立つなり
「あ、ハイジだ!」「ほんとだ、ハイジだ、ハイジだよ〜!」
…ガッカリだ。それって全然色っぽくないじゃん。
指さして「ハイジだ!」だもん。そりゃないよ…。トホホですな。

ところで、皆さん…南こうせつさんお好き?
私はね、こうせつさん世代ではないので、実のところあまりよく
存じ上げていなかったの。
5月に、先日の日記に登場したクマ兄に声をかけてもらって、こうせつさんの
野外コンサートビデオの音入れ(っていうのかな…?)を見学させてもらったの。
スタジオで、映像に合わせながらエンジニアの方々が細かい作業を
何度も何度も繰り返して、音を入れていく過程を初めて知ったのであります。
おもしろかったよ〜。
音入れって、本当に大変な時間がかかる作業なんだね。神経も使うし。
それでもさほどピリピリした雰囲気にならないのは、皆さんのお人柄なのかしら。

 スタジオ『3one』の様子

その時のスタッフ…村田昌栄さん、吉井聡さん、加戸孝寛さん、岡崎裕康さん
篠田千春さん&クマ兄(福士慎一郎さん)。
なんと、そこのスピーカーで私のCD「ami amour」を流してくれたの。
いいスピーカーで聴くと、また格別ねえ〜。(自分で言うな、って?)
加戸さんはミュージシャンでもあり、音楽プロデューサーでもあるのだけれど
「大人のCDだ」と褒めてくださったの。
いつか何かでご一緒できるといいなあ。

4/29に毎年、こうせつさんは日比谷の野外音楽堂でコンサートをなさるのだけれど
今年のコンサート模様が、明日(9/14)の19:00〜20:54・TBS BS-i で放映されるの。
これね、こうせつさんをあまり知らない方でも、楽しめるかもしれない!
よかったらHPも覗いてみて。クマ兄の書いた紹介文も載ってるから。
『南こうせつコンサート 2003 グリーンパラダイス』

BS-iが見られる環境にある方は、是非ご覧になってみてね!
こうせつさんて、ファンの方にすごく愛されてる。
これはきっと彼が、ファンの方をものすご〜く愛してらっしゃるからなんだろうなあ。
ほのぼの…あったかいコンサート模様だよ。



9/12「Time After Time」

昨日、渡辺えり子さん率いる劇団『宇宙堂』の公演「りぼん」を観てきた。
「チコス・デ・パンパ(タンゴのオルケスタ)」でバンドネオンを弾いている
我らが川波幸恵嬢が出演するのだもの。是が非でも行かなくちゃ!でしょう。
場所は青山円形劇場。チラシに開場は開演の15分前、と記してあって
変わってるなあ…と思っていたら、おもいっきり仕掛けがしてあった。
開演と共に、舞台上のシートがモソモソし始めた。
うひゃ。いるわいるわ、わんさか出演者がシートの下でもがいてる。
そうこうしてるうちにセーラー服に身を包んだ、愛らしい幸恵嬢が学生服姿の
ピアニスト&ギタリストと共に一番に登場。15分もあのシートの下にいたら
さぞ暑かったことだろう。そのまま演奏席に。
20名以上はいたと思われるシート下の役者の登場に、会場は色めき立っていた。

2時間半の舞台は長くてお尻が痛くなったけれど、かなりおもしろかった。
舞台と客席(出演者と客)との距離が絶妙で、あの一体感はなかなかgood !
おまけに幸恵ちゃんのカッコイイこと…。セーラー服なんだけど、な〜んかカッコイイ。

終演後、えり子さんが一緒に出演されていた木野花さんとトークショーをなさった。
えり子さんのお話にグッと心が動かされる。
えり子さんは、「平和」運動にどうやら力を入れていらっしゃることを初めて知る。
この夏、広島の小学校に講演に行かれたそうだ。
原爆で被害に遭われた大量の人々の亡骸を、そこの校庭で焼いた…という小学校。
その学校で今年、当時の作文が発見されたらしく、生徒たちが皆で
朗読したとか…。目の前でお母さんが消えていく様を綴った作文なんかもあったんだって。
ところが、そんな被害に遭った広島でさえ、教育委員会では(もっと言えば
「国」ってことか)生徒たちに「平和教育」をすることを禁止し始めているらしい。
「忘れる教育」に変えていこうとしているんだって。
志し熱い先生たちは、言い様のない悔しさで悶々とされているとか。
教師を辞めよう、と思っている方もいるんだって。
上からの圧力って、すごいんだろうなあ。

ちょうど『9・11』の日だったし、ちょっと考えさせられた。
どうなってるんだろうね、この国は。
「忘れる」ことの大切さは、確かにあるとは思うけれど…なんか、違う気がする。


夜は四ツ谷の「メビウス」に、井筒香奈江ちゃんのライブを聴きに行った。
彼女がユニットを組んでいる『Laidback』のライブ。
う〜ん、めちゃ良かった。3回のステージを、おいしいカクテルと共に堪能。
ピアノもベースも、好きなタイプの演奏で、ゴキゲン。
音楽に酔ったよ〜。
シンディ・ローパーの「Time After Time」にきゅん、ときた。
うちで妹がよく聴いてたっけなあ、この歌。
香奈江ちゃんは「おしゃれ」のセンスも抜群。『自分』のことがよくよく
わかってるんだよね。お客さまも満員で、活気のある「メビウス」。
ニック、エド、サキちゃんと4人で、楽しいひと時を過ごした。
ニックがエドとサキちゃんを、今度私のライブにも連れてきてくれるそう。
待ってるね〜。

昼・夜と、何度も心が動かされた1日だった。



9/11「公認・短足」

朝起きたら、私のかわいい大根足が3箇所も蚊に食べられていた。
一体、いつ部屋に侵入したのだろう。
痒みにはめっぽう弱い私。
ウナコーワを塗りたくりながら、朝から敗北感でいっぱい。
蚊に刺されたところが、みるみるプク〜ンと腫れてくる。
みじめだ。カッコ悪い。
自分の足をまじまじと眺めてみる。

…何て短いんだろう。

自分の足が「短い」ということに気付いたのは、去年のことだ。
それまで、幸せなことにこの足が短いだなどとは、これっぽっちも意識したことが
なかった。めでたい、というか天晴れ、というか…。
もちろん、「長い」とも思っていなかったけれど。
「太い」ということだけは認識していたので、ご安心を…。

去年の「パリ祭」稽古中に、「その時」はやってきた。
演出&振付の立川真利先生が「あみちゃん!あなた、足が短いんだから走りなさ〜い!」
と、稽古場でモタモタ・マゴマゴ踊っていた私にひと声。
仰った後で、先生はいつものようにいたずらっぽくニヤリ。
皆と一緒に私も笑った。
ピリピリしていた稽古場が急に和んだので、私の足がその役目を果たせたことが
ちょっぴりうれしかった。(変かな?)
その日、真利先生は全部で3回、私の足を「短い」と仰った。
それで、私も「あれ?待てよ…私の足は、ひょっとして…?」と疑問を抱くように
なった。

帰宅して、姿見の前に立ってみた。
おそるおそるスカートをめくってみる。
なるほど…。
確かに、私の「あんよ」は短かった。
ダンスの稽古でレオタードを着て、大きな鏡の前に立ってみても、やっぱり短かった。
何時見ても、何処で見ても、何度見ても、「短い」。
故にその日から晴れて、自他共に認める「短足」となった私。
本日の足もなかなか立派な「短い」っぷりである。
どうだ、参ったか!ってなもんだ。
それにしても痒いわ。参った…。



「桜んぼの実る頃」

1.さくらんぼ実る頃は うぐいすが楽しそうに 野にうたうよ
  乙女達の心乱れて 恋に身を焦がすよ
  さくらんぼ実る頃は 愛の喜びを 皆うたうよ
  
2.けれどもさくらんぼの実りは短く 心焦あせる
  愛する人にじっとだかれて 幸せに震えても
  実り終わり うぐいす去ると 赤い雫が胸を染める

3.さくらんぼの実る頃は 年老いた今もなお なつかしいものさ
  あの日のことを心に秘めて 過ごした幸せを
  さくらんぼ実るころは いつも偲んで歌うよ


この訳詞をなさった、くどうべんさんが夕べお亡くなりになったとか…。
ほんの数回ほどしかお会いしたことがないけれど、この歌が大好きなので
こちらサイドは、勝手によく存じ上げている気分になっていました。

私は「乙女達の心乱れて 恋に身を焦がすよ」という言葉と
「愛する人にじっとだかれて 幸せに震えても」という言葉が、特に好きです。
私がシャンソンを唄うようになったきっかけは、この歌です。
ある歌い手さんのCDで、べんさん訳詞のこの歌を聴いて
何て素敵な歌なのだろう…と心を打たれたのはもう何年も前のこと。
初めて覚えたシャンソンは、もちろんこの歌でした。
青梅街道でバスを待ちながら、覚えた秋の日のことを今でもはっきり記憶しています。
ちょうど夕暮れ時でした。

べんさんはお酒がお好きだったそうです。
今夜は、この歌のことを想いながら一杯いきたいと思います。



9/10「ギターと私」

今週パウケに遊びに来てくださる予定の方が、ちょうどギターのサークルの日なので
持っていくから、よかったら弾いて…と仰った。
ご…ごじょーだんでしょ。
1年習っていた、と昨日の日記に書きましたが、もう何年も前のことなんですよ。
確か、ボサノバにハマっていった頃…だったかなあ、ギターに興味を持ち始めたのは。
コードを覚えて、弾き語りをしたかったのだけど「まずは、基礎からやった方が
後々の為に絶対いいぞ!」と先生に言われて、クラシックギターを習い始めたの。
(結局、私に「後々」はなかったけど)

最初は、子供用の小ぶりの中古ギターを¥5,000でゲット。
そう言えば、あの時ベースの大西さんに付き合っていただいて
楽器屋に行ったんだっけなあ。
なつかしい。大西さん、お元気かしら。
しばらくそのギターを使っていたのだけど、先生のギターを触らせてもらうと
当然のことながら音色が全然違うのよね〜。
半年続いたら、新しい楽器を買おう!と決意して、とうとう自分の誕生日に購入。
ケース付で10万円でした。高い買い物だなあ。
買ったばかりの頃は嬉しくてうれしくて、毎晩抱えて眠ったものです。
弦楽器の音色って、なんだか癒されるのよねえ。
妹に電話して「ちょっと聴いてて!」と子機を目の前に置いて、アマポーラとか
弾いちゃったりして。それもたどたどしく、恐ろしく時間をかけて。
迷惑な姉だと、さぞゲンナリしていたことでしょう。

毎日練習もして、発表会まで出ちゃったの!今では信じられない。
むか〜し、音楽教室でピアノやリトミックを幼児相手に教えていたことがあってね…。
その教室では、大人の生徒さんも何人かいらして、当然、ギタークラスも
あったわけ。ところが、飄々として発表会で弾いている子供たちに比べると、
大人の皆さんは緊張して緊張して、こっちまで心臓がバクバクしてきちゃうくらい。
その姿を見ながら「大人になってまで、こんな姿をさらけ出すのは
大変だろうなあ…」と他人事に考えていたあの頃。
その時は「こんな姿」をさらけ出す日が、自分にも訪れようとは
夢にも思わなかったんですよね。

案の定、本番では左手が氷のように冷たくなり、自分で何をしているのか
わからなくなってしまった。
ステージにいる時間が、ものすごく長く感じられて冷や汗タラタラ。
見かねた先生が「おいおい、あみ〜。大丈夫かあ?」とステージに登場しちゃう始末。
いやあ〜、あれは恥ずかしかったよ〜。
一緒に出演していたピアノの伊勢沢ゆきさんや、バイオリンの呉ヨンスンちゃんは
その時のビデオを酒の肴にして、深夜まで盛り上がったそうです。ほんと、参った。

大恥かいて人前で弾く、という試練を乗り越えた私が、なぜ挫折したかと申しますと…
先生のススメでハードケースを買ったんですよ。とびきり頑丈なやつ。
ところが、これが重くてねえ…1時間かけて先生のお宅に伺っていたのですが
最後の方には、それが苦痛になってしまって。
歩く度にケースがゴツゴツと足にぶつかるものだから、毎週私の右足は青アザが
増える一方。そして決定的だったのは、地下鉄の駅・階段でギター抱えて
転げ落ちちゃったんですな、これが…。どうもバランスを崩したみたいで。
その足でレッスンに行ったら、先生が笑いながらひとこと。
「楽器は大丈夫だったのか?」ですって。んも〜。
そんなことを繰り返しているうちに、なんとなく離れてしまったのでした。

今は教本を見ても、さっぱりわからないですよ。もったいないよね。
なので、まあ気長にがんばりたいと思います。

ところで「パリ祭」ページを更新しました。
大変長らくお待たせしました。
まだ途中なのだけど、よかったら見てくださいね。
近いうちに地方公演のことも書くつもりです。



9/9「Sympathique ! 」

*Sympathique … 「感じのいい」「楽しい」 という意味のフランス語

運命かしら。
探していたCDが、『エコ−ル・サンパ』(私の通っている仏語学校)のテーブルに
まるで私を待っていたかのように、置いてあった。
5月に、ある方からMDをいただいたのだけど、その選曲の中に
「Sympathique」が入っていたの。
なんとも言えない力の抜けた歌に、すっかり魅かれてしまって、歌詞カードは
ないものか…と探してみたのだけれど、結果はボツ。
インターネットでCDを取り寄せても、ひょっとしたら歌詞カードは付いてないかも
しれない…とすっかり諦めていた。
仏語学校の名前も、同じ「サンパ〜Sympa〜」だし、気になってはいたのよねえ。

「こ…これだあ〜」と思わず、ニンマリ。
yorikoさんにお願いしてコピーをしていただく。
日本語の訳詞はないけれど、とりあえず習った仏語でなんとか理解できる。
いざとなれば、英語詞もついているし、まったく問題なさそうだ。
カナダの「pink martini」というグループが唄っているらしい。
フランスのCMにも使われたんだって。
ほんと、かわいい歌なの。
これは覚えるしかないでしょう〜!

あとは、アンリ・サルバドールが唄っている「ROSE」の歌詞が見つかれば
言うことないんだけどなあ。
どなたかご存知ないですか。

きょうからギターの練習開始。
何年か前に1年間、習ったのだけどそれっきりになっていたので、かなり大変。
指がちぎれそう。
どこでご披露するか…というと…あと半月は内緒にしておこうっと。
ほんとにお披露目できるのかどうか、怪しいから…。
おまけに、違う楽器も練習しなくては…なのさ〜。
小学校以来。
さてさて、それは一体何でしょうね?これもやっぱり、今のところは内緒です。
うふふ…なんて、笑ってる余裕は全くないんだな、これが…。

明日は「ヴィラージュ」に出演します。
cuteな女の子、Tちゃんに会えるかしら?

北海道のTさんから、「パンクにするなら、髪型かもしれない」という
メールがたった今、届いた。
しないしない〜、しないよ、パンクには…。そんな勇気ないよ〜^-^

今夜は火星とお月さまがランデブーだって。
あなたも遠い宇宙に想いを馳せてみてはいかが?



9/8「嗣でボサノバ Night」

「やっぱりナチュラルなamiが一番いい」というご意見が寄せられております。
ご安心くださいませ。
あの顔では人前に出ませんから…。第一、電車に乗れない^-^
ドラッグの中毒者みたいだものね。

今夜は荻窪の『嗣』で唄います。
爽やかに…でもちょっぴり熱く。ボサノバ、サンバのリズムにノって唄います。
是非、遊びにいらしてくださいませね。
大丈夫、普通のメイクで行きますから。
怖くないですよ〜。
ほんとよ、ほんと。
パンダも着ないよ。



おまけ「あみパンダ?」

憧れの歌い手さん日野美子さんが、日記を毎日読んでくださっているとか。
「あみの町」まで覗きに行ってくださったそう。^-^
ありがとうございます、美子さん。

きょうの写真を見た人が、こんなものを送ってきました。
「あみちゃんを見つけた!」って…。


ちなみにこれは『サイパンダ』。ご存知?
サイパンのキャラクター・パンダ。
まあ、誰が考えたんだか…。
しかし、笑わせてくれますなあ。
結局、クマ系です、わたくし。



9/7「子供パンクなパンダ」

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のDVDを見たら、マーゴ役の
グウィネス・パルトロウのメイクをマネてみたくなりました。
どんな感じか、と申しますとツィギーみたいな雰囲気のメイク。
'60〜'70年代あたりに流行ったのでしょうか、あのメイク?
目のまわりをバッチリ、真っ黒に塗っちゃってる。
時々、かなりの冒険をしてみたくなる私は早速、鏡の前に。

ここ近年、ナチュラルメイクを心がけていたので「パリ祭」等の舞台以外では
ほとんどクッキリ・ハッキリメイクなぞしておりません。
うわ〜、この感覚、久しぶり〜、と妙にウキウキ。
特徴のない顔だちなのか、メイクによって、いろんな顔になる…と友人たちに
よく言われます。
山本理恵子嬢には「自分で舞台メイクすると、朝丘雪路さんに…メイクさんに
してもらうと(ちなみに今年、NHKホールでは新井めぐみさんという、チャーミングな
方に皆でメイクをしてもらいました。ほんと、素敵な方です。)松坂慶子さんになる」と
言われてます。恐るべし、メイク!
女というものは化粧ひとつでどうにでもなるものですねえ。(あ、男性も…ですけど)

今年の地方公演では新しく、叶美香さんにも似た日がありまして(偶然の産物)、
岩崎桃子嬢には「あみちゃん、その路線でいくといいわ!絶対、その方がいいわ!」と
強くご意見いただいたのですが、何しろ不器用なものですから、同じ顔に
なかなか描けないのでございます。残念なことですが。
まあ、メイクだけ叶美香さんになれたところで、中身は違う訳ですから
(どうひっくり返っても、ああはなれませぬ…)淡い夢は見ない方が良いと思われます。

いきなり目のまわりを真っ黒にする勇気がなかったので、初めはダークブラウンに。
厚化粧しながら「これから夕食の買い出しに行くだけなのに、こんなに塗りたくって
一体どうするつもりなんだろう、私は…?」とふと我に返り、とりあえず
遊びをやめて、一旦外出。それでもかなりハデになったと思われます。
斉藤夕希嬢に教えてもらったジョーン・ジェットみたいになったかしら。
けど、いざ街に出て店内の鏡なんかで見てみると、たいしたことないんですよねえ。
これはイカン!やるなら徹底的に…!と決意して帰宅。
その後、実に楽しい夜中の1時間を、メイクに費やしたのでございます。
何やってんだか…。

ターコイズブルー、パープル、ブラック…と徐々に濃く塗ってゆき
今まであまり味わったことのないアドレナリンが、脳を駆け巡ってゆくのが
わかります。
50数本ある口紅をゴソゴソと取り出してきて、これじゃない、これじゃない…と
塗っては拭きとり、塗っては拭きとり…。
ファンキーでパンクな感じをイメージしていたのですが、1時間経って気付いたこと。
グウィネス・パルトロウにもツィギーにも、私はなれないんだわ〜…って。
彼女たちくらいちっちゃな顔の人にしか、合わないのかもしれない。
私がやるとね、パンダの出来損ないみたいなんですよね。

友人にパソコンで写真を送ってみたところ「子供パンク」と言われてしまいました。
はいはい、もうしませんよ〜。当面は…ね。
でも、気分転換にはもってこいだから、皆さんも遊んでみては如何ですか?




9/6「道た来かつい」

瀬戸田パリ祭の打ち上げでお目にかかった三木ご夫妻のコンサートに行ってきた。
タンゴのコンサート、ということだったから…。
朝日生命ホールは大にぎわい。
三木さんのご主人・健嗣さんはピアニスト、奥さま登志江さんはバイオリニスト。
広島在住。
(きょうの日記のタイトルがコンサート・タイトルなんだけど
最初は広島弁かな…と考えこんでしまった。恥ずかしい。
単に、右から読むだけのことだった。)
日本の叙情歌や、世界の名曲をお二人で演奏されることも多いらしい。
今回はそのお二人に加えて、やはり広島在住のバンドネオン奏者・佐川峯さんが
ご一緒だった。
驚くなかれ、佐川さんは84才だそうだ。
恐らく、日本人のバンドネオン奏者では最高齢なのでは…?
3人の演奏を聴くのは初めて。
失礼ながら、瀬戸田でお目にかかるまで、存じ上げなかった。

「ラ・クンパルシータ」から幕を開けたコンサート。
初めは、ご高齢の方にはバンドネオンのような激しい楽器は大変なのでは…?と
正直なところドキドキしていた。
ところが、佐川さんのソロ「ブルー・プレリュード」(ジャズ)を聴いた途端
まったく別物の「ドキドキ」に変わってしまった。
自分で興奮していくのがわかる。心拍数が上昇。
ハッキリ言って、シビれてしまった。
不思議と84才の佐川さんが、どんどんカッコよく見えていくのだ。
佐川さんのバンドネオンで、石井好子先生の「人の気も知らないで」と
「恋心」を聴いてみたい、と思ってしまった。
81才と84才…でも、年齢は関係ないな、とつくづく感じる。
お二人には「大人の色香」がバリバリに漂っている。

第二部は三木ご夫妻の演奏から。
「七つの子」「津軽じょんから節」「津軽のふるさと」と続くステージ。
私はハンカチを握りしめる。涙が止まらないのだもの…。
私は、バイオリンの音色の好みがハッキリしているのだけど、登志江さんの
音色は素晴らしい!と心底感じた。
何ていい音なんだろう。胸に沁み入る。

コンチネンタル・タンゴをカッコいい、と思ったことは実はあまりない。
「フランチーニ」というバイオリニストが、コンチネンタルものを
アルゼンチンタンゴ風にアレンジしたものがあるんだけど、これはめちゃ好き。
私がタンゴを好きになったのは、このテープを耳にしてから。
もう何年も前のことだけど、このテープにすっかり参ってしまって
1年くらい、ほぼ毎日聴いていたことがある。
完全に耳コピーできてたくらい聴きまくった。
ところが、昨日聴いた「碧空」というコンチネンタルタンゴ…
オマール・バレンテの編曲、ということだったけれど、これがなかなか良かった。
おまけにやっぱりオマール・バレンテ編曲の「りんご追分」。
う〜〜〜ん、イイ!素敵。非常にロマンを感じてしまったわ。
あの場にいられて幸せだった。



9/5「あみの町」

私の家族がおもしろいサイトを見つけた。
その名も「あみの町」!
ええとこだでぇー”あみの”
気になるう〜!
…という訳で、覗いてみました。
正確には「網野町」、京都府丹後半島にある町だそうです。
詳細は上記をクリックして見てみてね。

見てみると、ますます気になる…この町。
ふたつばかり、興味津々の場所を発見。
ひとつは「福島」というデートスポット。小さな島だそう。
『この島で嶋子と乙姫様が出会ったという何ともロマンチックなところです。
    カップルで行くとその二人は100年200年と時を忘れ、
永遠に円満でいられるという。特に二人でアジ釣りに行くのが良いようです。
サビキで釣るのではなく、1本針で釣ることが原則。
欲張ってはいけませんぞ。』
と書いてある。『永遠に』というところが、なんともいいわ〜。
きっと「そんな愛があったら教えてほしいわ」と思う方も多いことでしょう。
彼でも彼女でも、旦那さんでも奥さんでも…とりあえず此処に連れて行っちゃえ!
(但し、『永遠』を望む相手なら…ね。あわわわ…)

そして、もうひとつ!
この町には『アミティ丹後』という施設があるらしい。
集会とかする場所なのかな、よくわからないのだけど…。
なぜ気になるかって?聞きたい?(聞きたくない、と言わないで聞いて聞いて!)
だってね、『丹後』だよ、タ・ン・ゴ!
『アミティ・タンゴ』…なんて、出来過ぎた名前だ〜。
…すみません、一人で興奮しました。

厚かましいけど、自分のふるさとがひとつ増えた気分だ。
あみの町…私の町???ちょっとうれしいのさっ。



おまけ「あみプー」

早い!さっき日記をupしたばかりなのに、もう反応がきちゃった。
『ちなみにami熊は何熊?ヒグマ?月の輪?白熊?グリズリー?テディー?
それともプーさん…?
きっとチョコ食べすぎたプーさんだね。
これからはamiプーと呼ぶことにしよう!』
だって。
いやだあ〜。
けど寝ぼけたプーさんのイラストは、私の寝起きの姿に似てる気がする…むむむ。
タマちゃんとハイジの次は、「プー」ときたか…。
あ〜、ますます色気のないこと…。
唯一色っぽいのは、しんちゃんが言ってくれた「キューティー・ハニー」だけだ。
しかし、所詮わたしはマンガのキャラクターどまり???

この秋、癒し系クマのキャラクターがお目見えするらしいよ。これ、ほんと。
確か「ダラっくま」とか何とか言う名前。ダラダラしている怠け者のクマ。
口癖は「あとでやる」とか何とか…。
これには、似た血を感じる。
うちの母も、「この子、うちにいたわ」と感じることでしょう…。
今ではすっかり生まれ変わった、と思いたい…。



9/4「熊(クマ)の兄妹」

何て気持ちのいい午後なんだろう。
ベランダでずっと過ごしたいくらい。
咲き終わったゼラニウムを摘んで、タオルケットを干して…
部屋の中からは飽きることなく、アンリ・サルバドールの歌声が流れてくる。
カポックが大きく育ち過ぎてしなってきたので、そろそろ手を打たないとなあ。
花瓶の水をかえて、花を1本1本水切りして、もう1回、アンリさまに
『ROSE』を唄っていただく。何度も唄わせてごめんね、アンリさま。
いい加減、うんざりしているかもしれないわね…「またこの歌うたうの?」って。

夕べの「Qui」では、なかなかドラマティックな出会いがあった。
なんとなく兄貴のように私を可愛がってくださっているFさんが、仲良くされている
日高正人さんという歌い手さん…
何と、日高あいさんのご親戚だったの。
ふうん…こんな出会いもあるんだなあ。うれしくなっちゃうね。
ご一緒にいらしてくださった美しい美しいYさんは、近々会社の方々と
パウケにいらしてくださるとか…。心待ちにしておりますわ(^-^)

Fさんに「日記を読んでると、甘いものをよく食べてるよねえ」と指摘されてしまった。
そうなんですの、今もチョコレートがやめられなくて困ってますの。
時々、無性にチョコが欲しくなるんだけど、今回はあと何日
チョコレート病が続くのかしら。
きょうは何のチョコを買おう?なんて、さっきもベランダで考えてた私。
そう言えばQuiのマスターに、Fさんと似てる、と言われた。
そうかな?そうかもね…二人共、クマみたいなところが…(笑)
クマ兄貴が歌について、うれしい言葉をかけてくれた。
妹クマ…これからもがんばりますです!

クマで思い出したけど「雨降りくまの子」という童謡は、実にいい歌だよね〜。
胸がきゅん、てなる。



9/3「Quiでお待ち申し上げております」

「バルバラ」楽しかった。
ピアニストの森若さんと初めてご一緒させていただきました。
(ご一緒に飲んだことはあるのだけど…^-^)
とても繊細なピアノ。さすが森若さん!素敵だった…。

杉原あつ子さんとは、かなりお久しぶりに共演。
斉藤夕希ちゃんとの共演は2回目。
あつ子さんに「全然変わらないどころか、若くなったんじゃない?」と言われた。
アナスイのアンティーク風、ピンクワンピを着てたからかな。
ま、たまにはいいでしょう。
お客さまたちが「このメンバーなら…」と、駆けつけてくださった。
なかなかあることじゃないものね。

夕希ちゃんの「アメージング・グレイス」が好き。
日本語の歌詞で、まったく違う感じの歌に仕上がってるんだけど
これが結構いいのですよ、ほんと。
あつ子さんの「夜の想い」「Senza Fine」には、涙…。
「Senza Fine」はあつ子さんから以前、譜面を譲り受けているのだけど
まだ人前でデビューを果たしていない。
かなり自分の中で温めてきたので、そろそろ唄ってみようかな…。
あつ子さんみたいに素敵に唄える自信がなくて…。

お客さまたちに「きょうは美女軍団みたいだ」と言われたのだけど、どこぞの国の
「美女軍団」ぐらい熱烈な追っかけができるといいわねえ。
いや…昨日は充分、熱烈に応援していただいたかも?…ね。
けど、「美女軍団」は「喜び組」に入れなかった人たちなのでしょ?
いけない、こんなこと書いてる場合じゃないや。

さて、今夜は「Qui」で唄います。
聴いてくださる方の「喜び」となれるよう、励みたいと思います。
日高あいさん&竹山京李さん、そして渡邊匠デュオの贅沢なひと時をご一緒に如何ですか。



9/2「昼下がりのアンリ・サルバドール」

晴れた一日。
いただいたホテル・オークラのイギリスパンと、
いただいた新鮮な野菜。
やっぱりいただいたドレッシングと「デリー」のカレーで遅めのランチ。
フランス語の授業後、買ってきたピンクの花束。
北海道から届いたH.サルバドールのCDに、ガーベラもバラも浮かれてる?
窓の向こうで、洗濯した水色のワンピースがかすかにワルツを踊る。
ヴァットヴィレールのミネラルウォーターのボトル。
よく見ると水面がはずんでる。
私と一緒に、みんながサルバドールの歌に心動かされてるみたい。
『ROSE』を聴きながら、胸がいっぱいになる。
指をつたって転がってゆく涙も三拍子。
フルートの音色に合わせて、un・deux・trois, un・deux・trois…。

こんな午後もいい。



「バルバラ・ご案内」

本日9/2(火)は赤坂見附の「バルバラ」へ、どうぞお越しやす。
杉原あつ子さん、斎藤夕希ちゃんとご一緒ですの。
珍しい組み合わせでしょう?
どう考えても楽しそうでございます。
11/5(水)「バルバラ没7年メモリーコンサート」も併せて
よろしくお願い申し上げます。
(草月ホール・18:30開演。\6,000-。チケットがた〜んとあるんですの…。)
とりあえず…今夜、お待ち申し上げております。



9/1「O Sole Mio !(私の太陽)」

涼しくて過ごしやすい一日。
午後、出かけるのを返上して、今のうちに仏語の予習。
これで今夜は、ほんの少し早く眠りにつけるかしら。
…なんて思っているうちに、もう夕方。
パウケに行く準備をしなくちゃ。

本日は祖父の誕生日。
満90才。
電話口の向こうで祖父も先日の祖母同様「大きゅうなったで〜!」と嬉しそうな声。
「おばあさんはまだ、おじいさんより小さいで。」だそうな。
そうねえ、82才だものねえ。追いつけないわねえ。
一昨日のBS放映を観てくれた祖父は「石井の好子さんはしっかりしとられるなあ…」と
感心することしきり。
「そうよ〜、おじいちゃんもがんばってよ〜」と言ったら
「あんたもな。あんたもすぐ80才じゃ〜」と言われてしまった(+_+)
そうか…そんなにすぐかな、80才…。うかうかしてられないわね。
「私が80才になるまで、おじいちゃんもがんばってね」
と最後にひとこと、付け加えておきました。
いつまでも元気でいてください。
祖父母の笑顔は私の太陽です。